翔んで埼玉 ディスる 暴言 でもウケる心理が人気の秘密
完全ノーカット地上波初放送となった「翔んで埼玉」。意外に見てない人もいるようで、2月8日はどこまで視聴率が伸びるか興味津々です。
「ダサイタマ、クサイタマ、ウサンクサイタマ…」とディスりと暴言で愉快に!日本でも海外でも賞を取ってる優秀作品(笑)について、心をくすぐる言葉の数々を確かめていきます。
翔んで埼玉のディスりと暴言まとめ!埼玉県民と海外の反応もウケる!?
翔んで埼玉 ディスりと暴言一覧
早速見ていきましょう。ネタバレちょっとありなのでご注意を。
「そこらへんの草でも食わせておけ! 埼玉県民ならそれで治る!」
腹痛を起こした埼玉県民の生徒に、医務室を使えるのは東京都民だけという理由から出たセリフです。
現代がそんな事ないとわかっているので、クスッってなっちゃいますね。いや、ガハハかな。
「あなたが埼玉県民でもいい! あなたについて行きたい!」
埼玉県出身で、埼玉県民を差別から解放するための運動をしているA。東京都民のBがAについていこうと決死の覚悟で言ったときのセリフです。
東京都民にとって埼玉県民ごときに…っていう設定から放たれる心理が実に面白いです。
「サイタマラリヤだ!!」
埼玉県だけの特有の恐ろしい病気だ~、です。ゴキブリホイホイならぬ「サイタマホイホイ」も登場します。
「ご存知ない方も多いと思いますが、東京都のとなりに埼玉県というところがあります」
これ、言葉のとおりです。面白い!
以下は、ディスりと暴言のみで生きます。その言葉の意味することろがわからないものもありますが、地上波をお楽しみに…ということで。まあ、検索すればかなりのネタバレもあるので、そちらでも知ることできますけどね。
では、続きを連続で!
「白いマンマにしょうゆをかけて食ってみたいんだべっちゃ!」
「茨城というと埼玉のさらに奥地にあるといわれるあの日本の僻地!?」
「気の弱い女性はその地名を聞いただけで卒倒してしまうというあの茨城です」
「君 東京都民だね? 埼玉の草は東京の人間に拒否反応を示すんだ」
「ああいやだ! 埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」
「んだば まんずまんず ごきげんやっしゃ」
「埼玉もやっぱり日曜日かな!?」
「一生に一度は三越に行くのが埼玉県民の夢」
「三越は東京都民の行く所だ! 埼玉県民は星友へ行け!」
「埼玉から東京へ行くには通行手形が必要なのです」
何の説明もなく連続してきましたが、気になることありましたよね。そう、茨城はさらに強烈にディスられています。でも、なぜか優しさがそこに存在してる!?
しかし、コメディでギャグになっているので、愉快としか感じません。うまく心理をついた作品になっています。
翔んで埼玉 埼玉県民や一般の反応&海外の反応
「ダサイタマ」は有名?ですが、これって生みの親はタモリさんだと思います。きれいにハマった言葉だなあと当時思いました。すみません。
これに派生したことながたくさんあります。
クサイタマ、ウサンクサイタマ、ウルサイタマ、ウサンクサイタマ、アオクサイタマ、
イナカクサイタマ、フルクサイタマ、アホクサイタマ、バカクサイタマ、ケチクサイタマ、キナクサイタマ、ドンクサイタマ、イカクサイタマ、ビンボウクサイタマ、メンドウクサイタマ、シンキクサイタマ・・・・
わたしに名字は「○下」というのですが、やはり…
クツシタ、オトシタ、クソシタなんて感じでいくらでも作れますね。(笑)
では、埼玉県民はどう思っているんでしょうか。
全体として、やはり寛容のようですね。怒っている人は見渡す限りいませんでした。
「無残にディスられても笑ってしまう」
「県民しかわからないような小ネタがあって変に優越感がある」
「そこまでしてくれてありがとうっていう気持ち」
「ディスられるほど愛おしくなるサイタマ」
「川口で生まれ育ったおいらにはバカウケの映画で二回も見た」
いいですねえ~、こういう感想はあったかくなります。
中にはこんなコメントも。
「群馬の秘境っぷりを見て安心」?
感想は、おまかせします。(笑)
一般人についても、みんなやっぱりウケてます。GACKTさんや二階堂ふみさんのキャストがいいって言う意見もけっこう多かったです。
ギャグより感動させる場面が多かった
関東圏民は絶対見た方がいい!
地名が出る度、ヤヤウケ的な、間断な笑い声。関東のドライな笑い
埼玉に行く度に感じるローカルさを見事に描いている。でもそれは同時に埼玉への応援歌でもある
何にもないというけど本当はなんでもあるんだね
ディするといっても埼玉、千葉それぞれお互い郷土愛にあふれている
そして、じつは海外でも評価されているんですね。イタリアではなんとか賞も受賞しています。すみません、あまり有名な賞ではなさそうなので、あえてそう使ってしまいました。(笑)
イタリアで鑑賞した人に聞いた感想の一部です。
「素晴らしかったです。セリフやジョークが面白かった。もう一回観たくなる」
「ブレシアとベルガモという都市でも、千葉県と埼玉県みたいにどこが一番田舎なのかという戦いがあるので、身近な話題だなと思いました」
「県同士の競争がとても面白かったです。イタリアにも同じようなライバル関係がたくさんあります」
「ボーイズラブのような日本のポップカルチャーがいっぱい詰まっていて、面白かった」
「キャラクターたちの自虐ネタが笑えた」
「コスチュームがファンタスティックだった」
外国人でも、ニュアンスは伝わるんですね。さすがに、日本人特有の細かい描写までは分かりづらいと思いますけどね。
最後に…
埼玉県では、「翔んで埼玉」に便乗する作戦があるようです。そりゃあそうですよね。うまく営業戦略を立てて乗っかってほしいです。「ユタカサイタマ」の実現期待します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。