新元号5/1施行 令和トラブル,混乱,ブーム,可能性,気になること

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新元号「令和」5/1施行で気になること

新元号の「令和」が5月1日に施行されるのに伴い、いろいろと気になることが増えてきます。

この記事では、「改元カウントダウン」で起こりうるトラブルや混乱、ブームになりそうなこと、様々な可能性や恐怖、そして気になることをピックアップしてお伝えします。

 

 

 

令和トラブル、混乱、ブーム、可能性、恐怖

 

それぞれの気になることを順に見ていきます。

 

 

令和トラブルや混乱

 

*注意よびかけ

少しでも混乱を回避しようと、国、自治体、企業が注意を呼びかけているものは、「新元号での商標登録」と「銀行での和暦の入った小切手の使い方」です。

*10連休中の改元

10連休という長い期間中に改元されるため、想定外のトラブルを懸念する声があがっています。

その代表的な業種がクレジットカード会社で、月次で処理するバッチが規定時間内に終わらない「突き抜け」が起こる可能性があるとしています。カード利用額1カ月分をまとめて請求するため、特に銀行口座からの引き落としは銀行が営業していないために引き落とし処理ができません。

長期休暇中の改元は例がないだけに、その他にも想定外の事態が発生する可能性は否定できません。

*皇居前のパニック

30年前の昭和から平成への改元では、昭和天皇の崩御に伴い、30万人以上の人が皇居前に押し寄せました。今回は、カウントダウンが深夜になるために、そこまで多くの人にはならないと予想されますが、それでも20万人以上の人が集まることでしょう。

今回は、喪に服することがないため、お祝いムード一色になります。そうすると、若者を中心に浮かれ騒ぐことは容易に想像できます。トラブルを起こして逮捕者が出るなども考えられるため、厳重な警備体制がひかれるでしょう。

新しい時代の幕開けに、そのような事態が起こることは避けてほしいと思います。

ちなみに、10月に行われる「即位パレード」や翌年1月の「一般参賀」でも、同等の人が集まることが予想されますので、パニックが起こらないよう祈りたいと思います。

 

 

ブームと可能性

 

*株価の上昇

昭和から平成に改元されたとき、日経平均株価は5日間で1,088円上昇しています。同年12月29日の日経平均終値は過去最高値38,915円を記録しています(この記録は現在も破られていません)。
この頃は、バブル景気がありましたので、そこまでにはならないと予想されますが、やはり株価の上昇は起こってくることは考えられます。周辺の動きが賑やかになってくることは間違いないのではないでしょうか。

*経済への影響

「昭和」や「平成」を懐かしむ動きが予想され、CD、雑誌、書籍などの売れ行きが好調となりそうです。手帳、カレンダーなども、「実用」よりも「記念」として購入する人が増えそうです。

 

*社名に「令和」を採用

いつの世も、元号を社名につける起業は多く現れています。それだけに、新元号の「令和」を社名につけるブーム、というよりラッシュになる可能性があります。

元号がつく会社の数を見てみると、「大正」が435社、「昭和」は2640社ありました。そして、東京商工リサーチ調べでは、昨年3月現在で「平成」が1270社だそうです。大正は短く、昭和は長かったので、その元号の長さにある程度比例した数になっています。

平成時代について見ると、その半数が平成元年から9年間に設立されているそうです。ということは、令和施行の初年度はより多くの会社が「令和」をつけると考えられます。

4月12日現在、既に30社以上が誕生しています。どこまで伸びるのか、これからたびたび話題になっていきそうです。

〔社名登録について〕

特許庁は、元号の入った社名は自由に登記できるとしています。しかし、商品名やブランドなどの商標に元号を入れて登録することは原則としてできないため、注意を呼びかけています。

〔実例〕
さいたま市の「YICコンサルティング」は新元号発表後、「令和コンサルティング」に変更して、法務局に登記しています。同社の社長は、「新元号をいち早く社名に冠して知名度を上げ、新しい時代に飛躍したい」と語っています。

*UFO飛来の可能性が高い?

面白いところでは、新元号に変わるような歴史的瞬間は、UFOが飛んできやすいという説があるそうです。5月1日はその可能性が最も高いとか。本当かどうかは謎ですが、以下のような話があるので、あながち完全否定は出来ないかもしれません。

オカルト系ニュースサイトのトカナでは、トランプの大統領就任時に、戦争や災害時に出現するというUFOがかくにんされているそうです。人類学や微生物学の学者たちまでもその可能性について言及しているので、信憑性が高まっています。

 

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新元号5/1施行 令和スタートで気になること

 

*新元号『令和(れいわ)』の希望番号「08」は使える?

クルマのナンバープレートに好きな4桁の番号を選ぶことを「希望ナンバー制」といいますが、今回の新元号「令和」にちなんで「08(れいわ)」は人気となるのでしょうか。

実は、ゼロから始まるナンバーは、視認性を考慮して交付をしていないのです。したがって、もし希望するとしたら、「平成31年」と「令和」で「3108」とか、平成31年から令和元年に移行されるので、「3101」などの人気が高くなる可能性が出ています。

令和を「00」(レイ輪)と考えることもできるので、「3100」や5月1日にちなんで「5100」なども考えられますね。

*新元号への改元に便乗した消費者トラブル

いろいろな手口が考えられるようです。主なものを確認しておきます。
・天皇陛下の退位を記念したアルバムなどの購入を電話などで勧誘。
・注文していないのに皇室に関するアルバムが届いた、などの送り付け商法。
・改元で法律が変わるという内容で、口座情報や個人情報を聞き出す手口。
・皇室に関する記念の掛け軸や仏像などを勧めるケース。

こういった手口に注意が必要です。

*万葉集人気

既に、万葉集関連の売上が上がってきています。今後、万葉集に関する話題は間違いなく増えます。書籍に限らず、万葉集ゆかりの地への「聖地巡礼」や歴史回顧に関するさまざまなイベントなど、活発な動きが出てくることでしょう。

古き日本を振り返る機会が増えることは、とても素晴らしいことです。現代で失われてしまったものが見直され、日本古来の良き部分が日本全体に浸透し醸成されてくると、日本の機運は非常に高まることと思います。

 

 

新元号5/1施行 最後に…「ムナイイニコパパイヤ」

 

これは、元号を西暦になおすときに便利な覚え方です。平成までは「ムナイイニコパパ」だったので、令和が増えて「ムナ・イイ・ニコ・パパ・イヤ」となります。

どういうことか説明します。

明治は、「ムナ」→67を使います。
〔例〕明治20年生まれの人は、1867年に元号の20年を足すと1887となり、西暦になります。明治20年生まれの人は、西暦1887年生まれということです。

大正は、「イイ」→11を使います。
〔例〕大正3年は、1911年+3で1914年になります。第一次世界大戦の始まりは、大正3年ということです。

昭和は、「ニコ」→25を使います。
〔例〕昭和38年は、1925年+38で1963年になります。

平成は、「パパ」→88を使います。
〔例〕平成31年は、1988+31で2019年になります。

最後は、令和です。これは、「イヤ」→18を使います。
〔例〕令和2年は、2018+2=2020年になります。東京オリンピックは令和2年開催ということになります。

元号から西暦になおすのに、けっこう便利ですよ。

 

以上、新元号の5/1施行にあたり、気になることに触れてみました。