ボンネットマスコット 減少理由はこれだった!ベンツ始めプレミア化か!?

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ボンネットマスコット 減少理由

 

「ボンネットマスコットって最近見かけなくなったなあ」って思っている人が多くいるそうですが、高級メーカーのサルーンの象徴でもあったのにどうして消えていったのでしょうか。

 

メルセデス・ベンツのスリーポインテッドスター、ジャガー、ロールスロイス…

 

ブランドが持つ格式とか威厳があったと思いますが、時代が変わるとこんなところにも変化が起こってくるのですね。

 

この記事では、その理由や周辺情報、ユーザーの声についてお伝えします。

 

 

ボンネットマスコット 減少理由はこれだった!ベンツ始めプレミア化か!?

 

 

ボンネットマスコット 減少理由について

 

 

ボンネットマスコットは、ボンネットの中央先端に取り付けられているマスコットです。高級車を中心に、そのシンボルとして車に当たり前にあるものでした。

 

会社のイメージアップにもつながる存在感あるそのボンネットマスコットを、なぜ外す動きが起こっているのでしょうか。

 

最大の理由は安全性です。

 

しかし、それがあることによって車の先端部がどこかわかるので、運転する人にとってはむしろ安全なのでは

 

これは、事故の視点からに因るようです。ボンネットマスコットは突起物なので、歩行者がボンネット上に乗りあげてしまうような事故の場合に、それが刺さって凶器になることも考えられます。

 

また、2001年6月にまで遡りますが、道路運送車両の保安基準などが改定されました。その国際基準である「乗用車の外部突起(協定規則第26号)」が導入されたことが、大きな要因になっています。

 

このような事情とともに、もう1つ理由があります。ボンネットマスコットがあることで逆にイメージの押し出しが強くなり過ぎるきらいがあると言います。

 

つまり、近年ではユーザー側の視点で見ると、テータスよりもそれがあることを敬遠するケースが増えてきているようなんですね。

 

これこそ時代の違いと言えそうです。そうなると、メーカー側も売上に直結してきますから、採用を取りやめるケースが増えることになります。

 

保安基準改定はありますが、それでもステータスやデザインからそれが気に入っている層もいますから、「絶滅」にはならずに一部車種に留めているのが現状のようです。

 

ボンネットマスコットのエンブレムを施すにしても、格納式にしたり、力が加わると倒れるようにしたりすれば、抵触しないようですので、工夫を凝らしているのですね。

 

ちなみに、最近は流線型が主流だそうで、フロントグリルの中央に大きくエンブレムを施す車が増えていると言います。

 

筆者は、運転歴は長いのですが、そんなボンネットマスコットなるものには全く目がいかないので、内容を知ってからまちなかを見てみると「ああ、本当だ」って気づいた口です。(笑)

 

それだけ車には疎い方なのですが、確かに考えてみればあれってスピードを出している車に付いていると、先頭にナイフがあって進んでいるようなものとも考えられます。

 

現在は、どのメーカーも安全性が大きな売りの1つになっていますので、供給側からも需要側からも納得できる流れと言えそうです。

 

今後は、ボンネットマスコットはプレミアが付くことになるのでしょう。高級車なんかは、相当な高値がつくようになると思います。

 

 

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ボンネットマスコット ユーザーの声や本音は?

 

 

では、この流れに対してユーザーはどう思っているかをまとめてみます。

 

父親の車のエンブレムが根こそぎ剥がされていた経験、青空マーケットやバザーなどで高級車や外車のエンブレムなどが売られているのを見かけたときなど、なくなる要因のひとつかも。

 

歩行者衝突時の安全性のための措置としては仕方ないし、同じ理由で車の形も丸みを帯びたものになっているが、角ばったデザインが好きなのでちょっと残念。

 

わかるんだけど、昔のスポーツカー、スーパーカーの持ち味だったリトラクタブルヘッドライトも消滅してしまったのが寂しい。

 

古臭いが、勤続30年の暁に購入したベンツに乗れば優雅な気持ちと頑張って働いて良かったと思う気持ちになる。そう思いながら、エンブレムを磨いでる。こういう人間もいる。

 

ボンネットマスコットに憧れた世代ではないが、最近「ドライブレコーダー録画中」ってステッカーが増え、カッコよくないものが増えてきたのはちょい残念。

 

2回壊されて直すのを諦めたほど、いたずらの対象だった。最近は安全性のためにボンネットとエンジン間の隙間も一定量必要らしいが、それでデザインが大幅に規制されるのも面白くない。

 

あれが有るおかげでフロント先端の位置感覚がつかみ易かったけど、複雑な形状に薄いメッキだったので表面腐食も早かった。

 

ボンネットマスコットとかフェンダーミラーってコーナーポスト代りに車両感覚を掴みやすいし、いい面もあるんだよな。

 

今の車は安全性の為にa-b-cピラーは太くなり視認性は悪化の一途、それを補う為にバックカメラやサイドカメラとか余分なものが山盛りになっていて難しいところ。

出典:ヤフコメより抜粋

 

最後に…

 

悲喜こもごも、ひとそれぞれ車との歴史があると感じます。いろいろ伝えるより、こういったユーザーの声が世相を表していて最も伝わってきます。

 

1つ1つの声にやたらと「なるほど~」「そうだよね~」なんて思ってしまいました。

 

ボンネットマスコットは、古き良き時代の象徴になっていくような気がしてきましたが、世の中のものはその期間の長短はあれど、みなそうなっていくものです。

 

ボンネットマスコットに思い入れはないとは言え、途中からちょっとした哀愁を感じながら書いていました。

 

文明の利器である「車」。もう少しすれば空中を飛んでいることでしょう。そして、空間の交通ルールができて、3次元世界が加速しているんだと思います。

 

SF映画の世界は、どこかで未来をキャッチした人がそれをちょっとだけ早く描いているとも言いますからね。

 

では、話がそれたところで、終わりとします。(笑)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。