渋野日向子の性格や本音に迫る!
今や国民的人気と言っても過言ではない渋野日向子選手ですが、全英女子オープンに優勝してからは、本当に様々なニュースが飛び込んで来るようになりました。
その中で、人気を後押ししているのは間違いなくその性格です。そのキャラクターは、人を惹き付ける魅力があるので、本当はどんな人なのか多くの人が気になるところです。
この記事では、そんな渋野日向子選手の性格を中心に、ゴルフではなく人物像に迫っていきます。
渋野日向子の性格や本音!気性は優しい・面白い そして意外にも…
渋野日向子 まずは語録集
性格をみていくのに、渋野日向子選手が語った言葉をまとめてみることで、わかってくることがあると思います。それで、最初に語録を持ってきました。
渋野日向子選手の語録は、「しぶこ節」と言われるほど、面白いものがいくつもあります。そんな数々ある語録の中で、性格が垣間見えるものを集めてみました。ただし、時系列にはなっていません。
パットが決まらないことについて、「イライラしました。情けないの一言。」
プレッシャーに勝てず悔しい結果になったとき、「人前で(涙を)見せるものではないので、我慢をしていました。」
「できないことをやろうとして、それが失敗するとラウンド中に怒る。そういうところを見直す。」
「トラブルでも笑っていれば何とかなる。」
「感情をあらわにするとスコアを落とします。」
「みんなから愛されるような選手になりたいなと思います。」
ゴルフに大切なこととして、「最後まで諦めない精神力」
「私はどちらかと言うと、追う立場の方がやりやすい」
大会最年少優勝のとき、「私で大丈夫でしょうか」、「私でごめんなさい」
全英女子オープンでの優勝時に今の気持ちを聞かれて、「言葉にできないくらいうれしいのと、おなかがすいたのと、吐き気がします。」
「これを決めれば優勝すると分かっていたので、どういうガッツポーズしようか考えていました。」
「シンデレラは違うだろ!って。スマイルオバケでいいですよ。」
優勝賞金を知って、「え!そんなに?何を買おうかな…とりあえず、死ぬまで食べるお菓子を買いたいです。」
「笑うようになったのは去年から。高校まで喜怒哀楽をすぐに出してしまった。」
全英女子オープンで優勝して有名になってしまったことに、「静かに生きていきたかったんですけどね。」
「私を支えてくれる人、コーチ、キャディーさん、ファンの方々のために頑張ろうと思うようになりました。」
ミスショットの連続に、「メンタルがかなりやられた。抑えが効かないぐらい、ぶち切れました。」
イーグルが狙えるホールでのダボに、「クソ野郎でした。」
まだまだありますが、こんなところから渋野日向子選手の性格が見えてきます。
渋野日向子 基本的な性格について
まずは、もう世間的にも認知されている性格の部分から。
自分自身が大切なのは当たり前であり、どんな人でもそうですが、その上で、周りの人を大切にする気持ちや、人のためにたたかう姿勢があることです。
とかく、別の女子プロと比べられたりしますが、ここではそれはお伝えしません。しかし、他のプロとの基本姿勢の違いは、多くの人が感じています。
私は、渋野日向子選手のファン(笑)なので、報道記事だけでなく世間の声もかなり確認しており、これは間違いありません。
渋野日向子選手は、基本的に素直に気持ちを表現する方ですので、裏がなくて本当に人のことを思って言っているということがわかります。
素直で屈託がなく、人のことを思いやる性格は間違いないですね。
笑顔が自然で作っているところがまったくなく、「嬉しい」とか「楽しい」という感情が気持ちよく表情に現れるのが渋野日向子選手です。
そして、ゴルフが攻撃的であること。失敗を恐れずに信じて進む姿勢。
人は、その部分にも魅了されますが、そのゴルフの姿勢からは自分を信じる力が強い性格をしていることがわかります。
渋野日向子選手のコーチである青木さんによると、彼女の素晴らしい点は「素直で粘り強いこと」だといいます。まさに、それこそ根本的な性格なのではないかと思います。
ゴルフのトーナメントは、参加全選手とのたたかいですが、とりわけ一緒にラウンドをするプレーヤーの影響は大きいと思います。
いろいろ気にするプレーヤーは、プレーそのものよりもそちらに気がいってしまうこともありますが、渋野日向子選手はそれがほとんどないと思います。
誰とラウンドしても基本的にポジティブです。○○選手のような、ちょっと近寄りづらい選手と回るとどうなのかなって思っても、渋野日向子選手はラウンド中にそんな気配は全然ありませんからね。
その部分は、青木コーチは「鈍感力」という表現を使っています。これはゴルフだけでなく、対人についても使っていると私は思いますが、実はこれってものすごく重要な要素です。
何に対してかって。それは、多くの人の中や選手どうしの競争の中でプレーをするスポーツに対してです。
ゴルフなら多くの人とはギャラリーに当たりますが、不調だったりするとすぐに心無い言葉が聞こえてくる世界です。そして、選手どうしで言えば熾烈な争いに加えて、精神的な重圧もかかってきます。もちろん、トーナメントの重圧も。
だから、いい意味での鈍感力を程よい程度に持っているのが渋野日向子選手と言っていいでしょう。
「バウンスバック」という言葉は、渋野日向子選手によって世間に広がりました。私は、ゴルフ大好き人間ですので前から知っていましたが、ここまでみんなが使うようになったのは渋野日向子選手が特に多いからです。
※知らない方のために…「バウンスバック」とは、あるホールでボギーやダブルボギーなどを打ってしまった時に、次のホールでバーディやイーグルをとってすぐに巻き返すことを言います。
これは、鈍感力も多少あると思いますが、一番は切り替えの速さとポジティブ思考ですね。若さゆえということもありますが、もともと持っている資質と言っていいと思います。
先日、イ・ボミ選手がその姿勢について「うらやましい」って言っていました。今後は、ゴルフの攻めの姿勢は年齢とともに変わっていくでしょうが、ポジティブ思考は変わらないと思います。
渋野日向子 意外な面や本音について
あと、いろいろと見ていきましょう。(笑)
本人曰く、メンタルは弱い方だそうです。う~ん、そこはどうなんでしょうかね。まあ、渋野日向子選手は、「人に優しく自分に厳しい」と思いますので、自分への「ねばならない」っていうプレッシャーに強くないことを言いたいのかもしれませんね。
両親が渋野日向子選手をどう育てたのかを見てみます。
母親に似て、あらゆる感情がはっきり顔に出てしまうタイプなんだそうです。そのため、ゴルフでは仏頂面で地面を叩いたり、不甲斐ないと泣き出しちゃったりしてたそうです。
でも、それってプレーの様子を見ているとそれがわかる場面があります。本人も、「いつも笑顔ではいられない」って言っている通り、感情は豊かですね。
それを母が見かねて、「ブスっとしていると良くないよ、笑顔でいなさい」とアドバイスをし、変わっていったんですね。
両親は、ゴルフの経験がなかったため、技術面ではなく、競技に対する心構えや体の調整方法などをアドバイスしたんだそうです。
アスリートだった両親は、スポーツで最も大切な「笑顔」を教えたということです。
こうしてみてくると、絶対に言えることは渋野日向子選手は人に対する非難は絶対にしないということです。自分が思うようにならない時に、感情のコントロールがきかなくなることがあるだけです。
このあたりは、人間らしくてまたいいですね。自分自身に対する喜怒哀楽の「怒」の部分が、なるべく行動として出ないように気をつけているのが渋野日向子選手なんだと思います。
最後になりますが、情報大陸の予告で語った渋野日向子選手の言葉は、そのまま本音を伝えています。
「私も人間だから、毎日毎日ずっと笑顔でいられるわけじゃないですよ」
道具を使うスポーツにおいて、それを叩きつけたり壊したりする行為は、商売道具を粗末に扱っているとか、子供の目線があるのにと言った多くの批判の声が挙がります。
もちろん、見ている側からしていい気分ではないですが、このことについては賛否が別れます。と言うか「賛」はないですね、容認できる人がいるってところですね。
これについては、ちょっと否定派の意見の人には怒られそうですが、ひどいものでなければ私は割りと容認できます。
動画でもちょっと出ていましたが、「あれくらいは」と言ったら語弊があるかもしれませんが、「まああることでしょう」って思います。少しだけ人間的な部分が出るのって、渋野日向子選手の場合微笑ましくさえ思えます。
最後に、疑問符がつくようなことも書きましたが、渋野日向子選手が本当に素敵な性格の選手であることは間違いないです。(断言してます、笑)
ということで、パチパチパチと拍手で終了したいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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