アメリカ・アイダホ州のボイシで、Xゲームズのパーク種目の出場権を懸けた大会が29日に行われました。
その大会のスケートボード女子決勝で、13歳になったばかりの岡本碧優選手が1位の快挙を達成しました。
女子ではあまり見られない大技である「バックサイド540」を予選で挑んだものの、制限時間40秒のブザーが鳴ったために、認められませんでしたが、予選も見事トップ通過で決勝進出していました。
ちなみに同大会の予選では、スノーボード男子ハーフパイプの冬季五輪2大会連続銀メダリストである平野歩夢選手は上位12人に入れずに決勝進出を逃しています。
後述しますが、昨年のアジア大会金メダルの笹岡建介選手は、スケートボード男子10位で決勝に進出しました。女子は、岡本碧優選手を含んだ5人もの日本選手が予選を突破していました。
決勝では、笹岡建介選手は10位で敗退し、女子は何と10歳の開心那選手が2位、小川希花選手が3位という結果を残し、岡本碧優選手とともにXゲームズ本戦の出場権を獲得しました。
本線は、ミネソタ州ミネアポリスで8月に行われる予定です。
岡本碧優(みすぐ)Xゲームズ1位! スケボー期待の少女の出身や学校情報
岡本碧優 プロフィール 経歴や中学校
まず、これから期待される選手だけに、プロフィールから紹介します。
名前:岡本碧優(おかもと みすぐ)←名前は読める人いないでしょう
生年月日:2006年6月22日
出身:愛知県高浜市6月時点の身長:141cm、体重:36kg
小学校2年生から、兄の影響でスケートボードを始めたそうです。
その後、笹岡健介選手に憧れて、その兄が教えているスケボーの教室(ちゃんとあるんですね)に通って、力をつけてきました。
笹岡健介選手は、パーク男子で日本勢最高の10位の実力者です。
2018年12月には、その笹岡健介選手の実家に下宿して練習をしたそうです。幼い頃から両親の元を離れて頑張るって、いかに本格的であるかがわかります。
ここは岐阜県にあるそうで、愛知からはそう遠くないものの、岡本碧優選手は岐阜市立長森南中学校に通っているそうです。
そして、ここからは経歴もすごいことに…
2019年3月の日本オープンパーク大会では、みごと優勝を果たしました。
2019年5月の日本選手権では2位に入りました。
そして、今回の快挙となります。
その急成長ぶりは目を見張るものがありますね。
岡本碧優 大会のもようと凄さがわかる動画
10代前半で女の子がこれだけできるってすごいです。そんな驚きのパフォーマンスを確認してみてください。
JSF パーク スタイル コンテスト 2019 鵠沼 女子
1位:岡本碧優 他の選手と比較すると1位という結果は納得できます。
練習風景です。
岡本碧優選手はこんなすてきな女の子です。とてもあの大技をするような選手には見えないです。だからよけいに凄いって思います!
スケートボード競技の理解を深めるのための記事です。理解することで、パークやストリートの醍醐味が増しますよ。
まとめ
多くの情報はまだないですが、岡本碧優選手はもっと凄い選手になっていくことは間違いありません。圧倒的な力を持っているので、本人の努力が加わることで無限の可能性があると思います。
そこには、ご両親を始めとする周りの方々が暖かく見守っている姿も容易に想像できます。この年代の子供にとっては支えが絶対に必要ですから、ご両親の苦労(そう思っていないことでしょうが)は大変なものがあると思います。
ぜひ、岡本碧優選手の周りの方々も含め、「オリンピック金メダル」を目指して頑張って欲しいと思います。これからのご活躍をお祈りしつつ、応援させていただきます。