紀平梨花 負傷の左手薬指 「やばい」「歩くのも…」大丈夫?

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フィギュアスケートの四大陸選手権が直前に迫っている中、練習の紀平梨花選手が2月5日、3回転ルッツで転倒し、左手薬指を強く打ちました。

 

紀平梨花 負傷の左手薬指は大丈夫?

 

紀平梨花選手は、いつもの笑顔をみせてはいたものの言葉からは少し深刻さが伝わっています。2019年の「四大陸選手権」は2月6日(水)~11日(月)の日程で開催されますが、直前の怪我だけに心配されます。

  出典:ヤフーニュースより

 

紀平梨花 負傷の左手薬指 「やばい」「歩くのも…」

 

いつもどおりの練習で、トリプルアクセルを4連続で成功させるなど、ここまで堅調に来ていた紀平梨花選手ですが、この日の練習の最終段階で、3回転ルッツで転んだ際、氷にあいていた穴に左手の薬指が引っかかったようです。本人は、「ぐにゃぐにゃ」となったと言いますから、手と言えども深刻さが伝わります。

紀平梨花選手は、「多分、突き指だとは思うんですけど、けっこうやばいと思うんです。今からどういう風に(腫れや痛みが)引いてくるか。薬指が青くなっていて、まだなんともという感じです」と語り、さらに「歩くのもちょっと…」と首をひねっています。

試合出場は2日後の2月7日(木)からで、「グランプリファイナル」優勝という快挙を成し遂げた紀平梨花選手だけに、非常に期待されますが、演技は指先まで細やかに表現しなければならないので、影響なく本番に望むのは難しいと言えるでしょう。

この段階では、「冷やして、どんな状態になるか」という状態で、歩いても患部に響くということですから、何とか最善の処置をして大会に望んでほしいと思います。

ちなみに、「四大陸選手権」の日本代表女子は、坂本花織選手、紀平梨花選手、三原舞依選手が出場。男子は、宇野昌磨選手、田中刑事選手、友野一希選手が出場します。ロシア勢との一騎打ちになることは間違いありませんが、エースの紀平梨花選手には大きな期待がかかっています。

その後には、「世界フィギュア選手権」が3月18日(月)~24日(日)に開催されます。女子ショートプログラムは20日(水)、フリーは22日(金)に行われます。女子は、坂本花織選手、紀平梨花選手、宮原知子選手が出場。どちらの大会もエースの紀平梨花選手は、今や絶対的存在になっています。

男子は、宇野昌磨選手、田中刑事選手が両大会に出場しますが、もう1日は絶対的エースの羽生結弦選手です。こちらも怪我からの復帰となりますが、昨年の冬期オリンピック同様に回復度合いが不明なだけに、ファンとしては期待と不安が入り混じった形で待ち望んでいる状態です。

紀平梨花選手は、「突き指だと思うけど、今はまだちょっと分からない。なんとか間に合うかな?という感じ」と伝えており、ファンとしてはできるだけ良い状態で望めるように祈るばかりです。

追記→どうやら「亜脱臼」のようです。

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紀平梨花 負傷の左手薬指 世間の反応は?

 

早速、心配の声が続々挙がってきています。その一部を見てみると…

大会中はスケーターには様々な試練が襲いますね。ヒビや骨折でなければいいのですが…

手や腕を動かしたり上半身も表現したりするからなぁ…無理をせず欠場でも良いと思います。世界選手権に向けて療養して欲しい。

フィギュアは指先の違和感も影響される位、繊細なスポーツなんでしょうね。ベストな状態で出場してほしい。

ジャンプするときの手の締めにも影響しそうだし、ぐらついたり転倒した時身体を支えられないと大怪我になるかもと考えると、手の指とはいえ、関係ないともいえなさそう。

ジャンプの時に、腕をたたんで体を閉じる時に手の指もグーにするから、それが出来ないと空中の姿勢や回転のバランスもいつもと違ってしまうんでしょうね。

一度世界を極めたが勝負はこれから幾らでもくる。決して無理しないで欲しい。

#ヤフーコメントより

やはり、手とは言え演技に影響することはみなさんよくわかっているようです。スポーツは全身を使いますから、その一部が普段と違うだけで微妙に感覚が違ってズレが生じてきます。意識はなくてもその部分を反射的にかばっていまう動きも出やすくなるのでなおさらです。

まずは、コメントにもあるように、四大陸選手権は無理をしないということがいちばん大切になります。これから女子の羽生結弦になれる存在ですから、長期的視点に立って判断をしてほしいと願います。

四大陸選手権は直前なだけに、トリプルアクセルは避けるかもしれませんが、紀平選手の性格を考えると、ショートでトライして状況確認した上でフリーはどうするか決まるのではないでしょうか。トリプルをダブルにしても210点は十分に越えられる力があって、メダルは取れるとしても、紀平梨花選手は優勝しか考えていないと考えられるので、普通にやってしまう可能性のほうが高い気がします。

 

世界選手権へ向けたアメリカのコロラド高地での合宿まとめ

 

標高1800メートルの地で10日間のハードスケジュールをこなした紀平梨花選手についてまとめます。

この合宿は練習がびっしりと詰め込まれて、息を抜く暇がなかったそうです。

まず、トム・ディクソン(過去にキム・ヨナも指導)の指導を受けて、フリーの「ビューティフル・ストーム」の振付の仕上げに取り組んでいます。全身や四肢の動きはもちろん、「表現」の細部まで徹底的に叩き込まれたそうです。

ステップは3つのパートに分割して、顔の角度を見直し、喜怒哀楽の表情も磨いています。「ハッピー」「ダーク」を使い分けるため、特に「睨む表情」をいやというほど繰り返し行ったそうです。アピール力も点数を高める要素だけに、技術以外の部分も向上させています。

高地で練習を行うことは、空気が薄いので息は苦しくなるのですが、体は軽くなると考えられます。ジャンプの練習の助けになっていたのではないでしょうか。

紀平梨花選手のこの合宿による成果として挙げられるのは、やはり「4回転サルコウ」、「4回転トウループ」を跳んでしっかり片足着氷して成功したことになるでしょう。来季から、プログラムに4回転ジャンプを組み込む予定でいる紀平梨花選手ですが、4回転は割りとスムーズに跳べているようで、本人は高難度ではあっても可能な範囲として捉えられていることがコメントからもわかります。

帰国後にはとても充実した表情を見せていましたので、かなり手応えのある今後に生きる合宿だったようです。

今後の紀平選手の活躍に目が話せません。怪我、負傷といった点が最も心配ですが、抜群の運動能力があるだけに、危険と感じたときのとっさの回避はずば抜けていると思いますので、他の選手と比べるとそのリスクは低いと思います。これからずっと応援していきたいと思います。

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