東京オリンピック 延期になるとメリットがある!?なぜデメリットではない?

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東京オリンピック 延期になるとメリットがある理由!?

 

もちろん、オリンピックの延期はデメリットの方が大きいことは承知の上でになります。

 

お伝えすることの中心は、世界中の意識の変化が後にメリットをもたらすことになるのではないかという点です。

 

短期的にはメリットを探すのは難しいと思いますが、その先のことを考えると教訓や働き方改革など、メリットが見えてくると思います。

 

 

東京オリンピック 延期になるとメリット!?なぜデメリットではないの?

 

 

東京オリンピック 延期になるとデメリットな内容から

 

 

経済打撃

 

東京五輪が延期されることになると、予定されていた需要拡大の見通しが狂ってしまいます。

 

延長の試算は、見通しがマイナス0.39%ポイントほど下振れして、2020年度の成長率見通しはマイナス0.55%まで広がってしまうそうです。

 

また、新型コロナによる景気悪化もあります。これは、昨年度の実質成長率のマイナス0.72%のインパクトであるとみられているようです。

 

これらにより、東京オリンピックの開催が延期になると、合わせてマイナス1.11%という計算がはじき出されます。

 

と言ってもよくわからないので、ざっとの損失額で言うと、延期の場合は約6000億円以上、中止の場合は約4兆円以上というとんでもないことになるようです。

 

ただし、これはそれぞれの経済学者などの専門家によって試算額は違っていますので、ここでは相当な経済打撃になると言うに留めます。

 

では、他にデメリットはどんなものがあるでしょうか。

 

再調整

 

オリンピック開催スケジュールの再調整には、改めて資金がかかってきます。大会の運営費や人件費(5兆円規模)などの一部が無駄になる可能性や、観戦チケットの取り扱いも調整が難航しそうです。

維持管理費

 

オリンピック仕様に仕立てている大会会場の維持管理費はバカになりません。多くの施設を使うために、数億円規模がかかってきます。

 

他のイベントの延期

 

例えば、選手村の跡地はオリンピック閉幕後にマンションが建つ予定であったり、各種イベントがオリンピック施設を使用して行われたりします。そういった予定が全て同じように延期となってしまい、少なからぬ影響が出てきます。

 

このように、デメリットは計り知れないものがあります。具体的にはまだありますが、デメリットの方がメリットよりも大きいことは容易に想像がつきます。

 

では、そんな懸念の中、東京オリンピックも延期でメリットも存在するので、以降はそれをお伝えします。

 

 

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東京オリンピック 延期になるとどうしてメリットがある!?

 

 

中止よりはまし

 

とても消極的ですが、中止よりはメリットがあるということです。そりゃあそうでしょうってことでここは軽く次へ。

 

コロナウィルスの沈静化

 

延期により、特効薬やワクチンの開発が間に合う可能性があります。インフルエンザと同じ扱いになれば恐怖もなくなるため、不安を抱えずに安心して開催することが出来ます。

 

テレワークの普及

 

ここがいちばんお伝えしたいことになります。まず、テレワークとはなんでしょうか。電話接客業ではないですよ。(笑)

 

テレワーク

勤労形態の一種で、情報通信技術(ICT)を活用し、時間や場所の制約を受けずに柔軟に働く形態をいう。「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語。また、テレワークで働く人をテレワーカーと呼ぶ。主にインターネット経由のデータ交換で実現される。  ※Wikipediaより

 

つまり、人類の危機を経験したことで、働き方改革の促進が全世界で行われていくのではないかということです。

 

テレワークは働く場所によって、3つに分けられます。

 

1、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、

2、モバイルワーク、

3、施設利用型テレワーク(サテライトオフィス勤務など)

 

1は、自宅にいて、会社とはパソコンとインターネット、電話、ファクスで連絡をとる働き方になります。

 

2は、顧客先や移動中に、パソコンや携帯電話を使う働き方になります。

 

3は、勤務先以外のオフィススペースでパソコンなどを利用した働き方になります。

 

 

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一社専用で社内LANがつながるスポットオフィスだったり、専用サテライト、数社の共同サテライト、レンタルオフィスなどの施設だったり、その形態はいくつか出てくると思われます。

 

それらが利用されると、都市企業は郊外にサテライトを置けますし、地方企業は都心部にサテライトを置けます。

 

そうすると、一時的に通勤が困難な人や会社の管理部門の人、研究・開発部門の人、顧客対応業務の人など、様々な人の雇用が創出されます。

 

簡単に言えば、自由な働き方に変わっていくということです。

 

主に在宅勤務を導入した企業の生産性は、少なくとも2割~3割程度は上がると言われているようです。

 

通勤時間だけをとっても、効率が上がるのは明らかです。通勤に片道異時間以上かけている人って相当数いると言われていますし、満員電車で疲弊してしまうことも企業にとってはマイナス要素です。

 

「外出を控える」という状況で「収入を得ていかなければならない」と考える人が圧倒的に増えている状況が、今です。

 

個人レベルで、仕事への意識の変化が起こる一大契機になると考えられるのではないでしょうか。

 

そして、企業側にとっても旧態依然としたシステムを刷新する機会にもなります。IT投資に躊躇している企業もまだまだ多い状況ですから、雇用形態の見直しをする一大契機になると考えられます。

 

 

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東京オリンピックの延期問題は、新型コロナウィルスの影響からきていますので、一連の事象として人類の転換期と見ることが出来ると思います。

 

ですから、今の苦しみを乗り越えて光明を見出していきたい。その後に、このメリットが世界中で広がってほしいと願います。

 

 

最後に…

 

今「会社」と検索すると、「辞めたい」「行きたくない」という言葉が上位に出てくるそうです。ここ日本では、働いている人の5割以上がストレスを感じ、3割以上が疲れているそうです。

 

テレワークは、「会社に行く」とか「疲弊する」という要素を軽減します。メリットは計り知れないとも言えるでしょう。

 

「災い転じて福となす」という言葉通り、人類の歴史がそれを証明していますので、世界の意識が変化していくことで、新しく進化した世の中が出来ていくと考えたい。

 

現在は悲観的な考えが先に立ってしまいますが、このような光明を見出して積極的に乗りきっていきたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。