大坂なおみ会見 初戦負けで涙の理由 海外メディアはバイン氏との関係を…

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大坂なおみ選手が、全豪オープン優勝後の初めての試合に当たる「ドバイ選手権」の初戦で敗退しました。大坂なおみ選手は試合後の会見で、複雑な感情があったと思われ、泣き崩れました。

この記事では、大坂なおみ選手の会見の詳細と、コーチの契約を解消したサーシャ・バインとのこと、海外メディアの見方や世間の声をまとめます。

 

大坂なおみ 会見で涙

 

海外メディアは、大坂なおみ選手が初戦敗退した理由を、サーシャ・バインコーチとの契約解消と関連付けています。UAEのスポーツ360°というマディアは、「コーチとの別離後の注目に対する対応が困難だったことを認める」と伝えています。

全豪オープンに優勝したのに契約解消したことへの対応と感情の整理が原因というわけですが、実際はどうだったのでしょう。

 

大坂なおみ 会見で涙の真相

 

試合後の記者会見では、「気を落ち着けるために、部屋を離れる必要があるか」と、記者から尋ねられた場面もあったほど。

大坂なおみ選手は、主な敗因がサーブにあったと伝えています。強力なサーブを持つ大坂なおみ選手にとって、サービスゲームを確実にものにすることは、ゲームの中の大きなポイントの1つです。それが今回は、9度のうち7ゲームも失っています。精神的な影響が出たのは否めず、大坂なおみ選手も間接的にコーチ解消関連のことが影響したことを認める形となっています。

会見の中では、周囲の混乱をさえぎることがなぜ難しかったかについて説明する際に、感情を高ぶらせて涙ぐんでいます。確かに、初戦を前にして練習時にリズムを作り出すのに苦労したようですが、しっかりとパニックにつながるあらゆる根拠は退けられたようですので、実際には周囲が思うほどは影響がなかったと考えるのが冷静な見方だと言えるでしょう。

大坂なおみ選手は、会見で涙を見せたものの、それ以外のことは前向きに捉えられているようですので、尾を引くことはないと思います。新布陣での活躍を願うばかりです。

 

大坂なおみ サーシャ・バイン元コーチとの契約解消のこと

 

金銭問題ではないことは明らかになっています。それが取り上げられたことに対して、大坂なおみ選手はショックを受けています。この傷心が完全には癒えない状態だったことは想像に難くありません。

大坂なおみ選手のこの言葉が、すべてを表していることと思います。

「最も大きな理由は、幸せより成功を優先しなければならないのならば、それが成功であると自分自身で思いたくない。もしある人たちが周りにいて自分が幸せでないのならば、それは自分自身を苦しめることになる。そういうことはしたくない。」

この言葉に込められている意味をどう捉えるかですが、「優勝が全てではない」と大坂なおみ選手は思っているくらいですから、良好な人間関係が精神安定には必要で、それがより大きなウェイトを締めていることは間違いないありません。

それだけ大坂なおみ選手にとっては、精神的安定が大切なのでしょう。精神状態が他の選手よりテニスに現れやすいのが大坂なおみ選手ということです。まさに、テニスが彼女の人間的成長を促しているのですね。

シモナ・ハレプやアンゲリク・ケルバーも、メジャー大会に優勝した後、理由は違えどコーチとの関係を解消していますから、そんなに珍しいことではありません。

大切なのは、大坂なおみ選手にとって精神的に「居心地のいい環境」。それが全てであり、サーシャ・バインさんと違和感を感じることは不思議なことではなく、契約解消がメジャー優勝語すぐという時期だっただけで、たまたまそれが大坂なおみ選手にとってのタイミングだったと思います。

 

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大坂なおみ 初戦敗退の会見で涙に世間の声

心配する声や想像、応援と言った声が届いています。その叱咤激励の一部を紹介します。

心ここにあらず、という試合でしたね。サービスに威力もキレも精度も無く、少しでも負荷のかかるショットは8割から9割でミスになる。とても不安の残る今後に大きな意味を持つ1敗になってしまいました。

単純に調整不足なのでしょう。なおみらしいプレーも見られたけど、全体的に不安定すぎた。内情は知らないけど、サーシャコーチが練習にストイックで厳しい方だったら、それを嫌って解任したのかもしれない。幸福を優先したってのはそういうことなのかと感じてしまった。

指導方針や厳しさを嫌ってコーチを解任したなら裏目に出るでしょうね。まだ判断するのは早いかもしれないけど、プレーやメンタル面で良かった点が一個もなかった。

コーチを切るべきじゃないと思ったけどね。コーチ陣営も彼を主軸で大阪選手の性格見抜いてあれこれやってたわけだから。精神的支柱失ったわけだからこれからのフランスの大会はより難しと思う。一番の理解者を切ったのは痛手だな。

やっぱりちゃんと準備する事が難しかったんですね。バインコーチを切ったことで世界中から注目されて同情はするけど自ら選んだ道。自分で乗り越えるしかないですね。

コーチと契約終了しただけで注目される選手になったということでしょうけど大変ですね。大坂選手がんばって!

コーチ解雇の直後だからね。結果で賛否が分かれる事のは当然だろう。内容もね。まだ若い選手だし、ここから奮起して欲しいね。

#ヤフーコメントより

 

「幸せ」を大切にしたい発言で、「だったらテニスをやめれば」のような声がありましたが、それは違いますね。言葉を発すると、人の解釈は違うので難しいですが、大坂なおみ選手はそういう意味では言っているのではないことは明らかですから。

聞こえてくる声で割合が高かったのは、やはりサーシャ・バインコーチは今切るべきではなかったのでは…というものです。この流れでは世間がそう思っても仕方ないですね。ただ、大坂なおみ選手本人は間違っていないと思っていますし、本人が決断したことを応援していくだけだと思います。

 

大坂なおみ 初戦負けまでの経緯 まとめ

テニスは、6-0のスコアでも内容を見ると、数字の通りワンサイドのこともあれば、実は紙一重のこともあります。また、非常に接戦だった場合、結果が勝ちだと称賛され、人は残った結果だけを見てしまいがちです。この前提のもとにまとめます。

男子テニスでは特に、トップ10の選手が1回戦でランキング3桁の選手に敗れることがあります。「油断」という言葉で片付けるのは簡単ですが、内容を見ると勝った選手はやはり勝つべくして勝っています。確かにトップ選手は、連戦のことを考えて少し省エネ気味に発信しますので、第1セットはそれを考慮する必要なありますが。

ランキングの数字は実力通りではなく、100位の選手が30位の選手より強いなんてことはザラです。それだけ実力が拮抗しています。だから、どんなトップ選手でも初戦は難しいのですね。ランキング会の選手は、初戦から全力で戦ってきますから。

そういった試合で負けたと言うなら、そちらの方が少し心配になります。しかし、今回の初戦負けは、実力で負けたのではないことは明らかです。

ですから、精神面を立て直し、練習をしっかりして準備すれば、何も心配することはないと思います。今年度は必ずまた大きな大会で結果を残すことと思います。それだけ実力がありますから。どこまでも引きずるような精神であるはずがないと思っています。でなければメジャー大会になんて2回も勝つことはできませんから。

これを機に、さらなる活躍を期待しています。