松島幸太朗がアイルランド戦で2トライを宣言!
松島幸太朗選手が、サントリーのCTB中村亮土選手に、アイルランド戦で2トライすると言ったそうです。頼もしい!
WTB(ウイング)のレメキ・ロマノ・ラヴァ(愛称マノ)選手も2トライするといったそうなので、現実になれば合計4トライで、20点は確実ってことです。
さらに、ボーナスポイントも獲得できますので、そうなったら歓喜!歓喜!!
ぜひ、実現してほしいと思います。もちろん、中村亮土選手にも頑張ってもらわないと困ります。(笑)
松島幸太朗が2トライ宣言!(アイルランド戦)中村亮土に攻撃意図あり
松島幸太朗 アイルランド戦で中村亮土に2トライ宣言!アタックの意図とは
松島幸太朗選手の意気込みは相当なものです。
「自分たちの実力をぶつけたい。しっかり自分たちの戦術通りやっていくのがポイントだと思うので、今週やってきたことを試合で出していきたいです」
前回大会のエディ・ジョーンズ監督のやり方とは違う、今回のジェイミー・ジョセフ監督の戦術。何とか吉と出てほしいところです。
松島幸太朗選手の2トライする宣言は、「したい」ではなく「できる」!
そこにはちゃんとした意図や根拠があります。
それは、ロシア戦でアタックの部分でうまくいかなかったことへの反省からきています。初戦という緊張感によるものが大きかったようです。
しかし、2戦目となるアイルランド戦は、みんな緊張がとれて本来の動きができるので、もっといいアタックができると言っています。
「ボールが外まで回ってくればすごくチャンスがある。」
そうなれば、ウイングの松島幸太朗選手にトライのチャンスが増えてくるっていうことですね。これは、自分を鼓舞するための有言実行宣言でもあると思います。
ここ最近のアイルランドセンの成績2試合とも、13-35、22-50というスコアで負けています。しかし、日本も進化していると言います。
・前回とは戦術的に違う
・理解度もすごく深まっている
・チーム一丸となっている
この部分は、明らかに違うようです。
そして、アタックして終わりではなく、その後継続していくという部分で成長していると言います。
そこからトライを取りきるまで我慢できるかどうか
これが課せられたキーポイントになると。実際に、本当に混戦になれば、松島幸太朗選手の言うとおりになることも十分に考えられます。やはり、こう力強く宣言してくれると、本当にやってくれるのではないかと思わせてくれてウキウキしてきます。
松島幸太朗選手の記事
ここで、簡単ですがエディ・ジョーンズ監督と、ジェイミー・ジョセフ監督の戦術の違いを確認しておきましょう。
エディ・ジョーンズ監督は、日本選手の俊敏性と我慢強さに着目して、それを中心に組み立てていました。
キックをなるべく減らして、ボールを短くつないで保持し続ける戦術でした。これを徹底して貫いていました。運動量とスピード重視のラグビーですね。
一方のジェイミー・ジョセフ監督は、スピード面の重視は同じですが、アプローチは「ポッド」と言われる攻撃を採用しています。
FWを2~3人ずつ三つのポッドに分けて、攻撃の際に三つのポッドを横並びに配置します。選手の動きに決めごとが多いために難易度が高いと言われています。
そして、最大の特徴は、キックを多用することでしょう。ハイパントにより、捕球の際にまだ相手の守備陣形がそろわない状況が出来ます。それを意図的につくり出して、この短時間にボールを取る戦術です。
それができれば、大きく前進できて、大きなスペースも出来てチャンスが拡大します。
キックは、マイボールを一旦手放すということでもあるので、勇気がいることでもあり、逆に一気にピンチになる要素も含んでいます。
エディ・ジョーンズ式より高度ですが、選手は好意的に受け止めています。この攻撃がハマれば、ウイングやフルバックの両選手がトライする様子は容易に想像できます。
ジャイアントキリングを信じて応援したいですね。
松島幸太朗 日本代表のポジションと役割
松島幸太朗選手は、バックスの選手で、右ウイングやフルバックがポジションとなります。
強靭な肉体と良質の筋肉をまとっている選手と言っていいでしょう。そのスピードは日本のフェラーリと言われています。
トライゲッターとして、脚が速いのはもちろんですが、その華麗なステップワークで相手を抜き去っていくところも大きな特徴です。
基本的な役割は、グラウンド全体の広いスペースを使って、パス、キック、ランを駆使して連携しながらトライに繋げていくことです。
多彩な攻撃が必要となってくるので、アイデア、高いスキルも要求され、ラグビー偏差値が高くないと務まらないと言えます。
また、フルバックは相手の攻撃に対する最後の砦になるので、そのスキルも兼ね備えていなければなりません。
非常に簡単な説明でしたが、ラグビーがあまりわかっていない方のために、少し補足しました。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。