亀田興毅 井上尚弥語る理由!孤独、背負うものそして…敬意を持って!
元王者の亀田興毅さんが、井上尚弥選手について語った内容をまとめています。敬意を持った発言の中に見える真意とは?
ボクシングの孤独や背負うものの大きさとともに、家族などの環境、亀田家の発言について言及しています。
亀田興毅 井上尚弥語る ドネア戦で本物を確信
井上尚弥選手について尊敬の念を示した亀田興毅さん。これはドネア戦で見せたファイトが、発言を強めたと言っていいと思います。
まずは、これだけのビックマッチが組まれて戦うことが実現しただけでもすごいことだ、と。
今やパウンド・フォー・パウンドでも1位に押す団体もあるほど、世界のボクシング界の話題をさらっている井上尚弥選手ですから、亀田興毅さんがどう語るのかも注目でした。
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今回のドネア戦において、亀田興毅さんは想像以上に打たれ強いことを確認しています。これまで早い回でKOをし続けてきただけに、スタミナがどうなのか未知数でしたが、タフネスが証明されたことに本物の強さを感じたようです。
さらに、試合中に強いパンチをもらっていたのに耐えることができたことも、賞賛に値すると語っています。
亀田興毅 井上尚弥語る 孤独、背負うものと…
これまでの井上尚弥選手の経緯について、亀田興毅さんは大切な要素を語っています。
それはまず、家族の存在です。その中でも特に、父親の存在がなければこの位置までたどりつけていないと言います。
子供の頃は特に、精神的な支えとして、そして身近な理解者としてこのような環境がとても大切になるというわけです。
家族の理解の上に、ジムやトレーナーとの良い関係性を持ちながら進んでいくことで、全ての環境が整い、歯車が好転していくんですね。
これは、亀田興毅さん自身が、父や家族の支えのもとに進んできたことから、実体験に基づく説得力のある言葉です。
そしてその上で…
「ボクサーは背負っているものがなかったら勝てない。どれだけ重たいものを背負うかで勝敗は決まる」
今度は、妻と子供という自分の家族の存在です。これが重要になると言います。事実、井上尚弥選手もパンチをもらったときに、「息子の顔が浮かんだ」と言っています。
持ちこたえられたのは息子の存在が大きかったということを口にしていますから、人間はつくづく「心」の持ちようで大きく状況が変わるんだということを感じます。
「孤独」と戦う上で、家族という大きな存在がどれだけ重要なのか。自分がなんのために、誰のために勝つのか。
亀田興毅さんは、「それが相手より上回った方が勝つ」と言い切っているほどです。
亀田興毅 井上尚弥語る その先の世界について
そして最後は、今後の井上尚弥選手への期待を語っています。
「スポーツ界を代表するくらいまでいってほしい。」
これは、日本人ボクサーが頂点を極めてほしいという純粋な思いからの発言だと思います。
現在は、体重別の枠を超えたパウンド・フォー・パウンドという評価軸があるので、どの団体からも世界No.1と認められれば、伝説の名ボクサーにも方を並べる存在にまでなっていけます。
それだけの器だからこその言葉なのでしょう。
「稼いでもらいたい。」
これは、ボクシングのチャンピオンは稼げるということを子供達に知ってもらうという意味が大きい発言です。他のスポーツで人気があるものは、間違いなく稼げる分野ですから、そう思うのはごもっともです。
それによって、ボクシング界が活性化し、層の厚い組織にもなっていきます。亀田興毅さんの今の立場としては、ボクシング界の発展が悲願だと思いますので、井上尚弥選手には期待せずにはいられないことでしょう。
井上尚弥の亀田家発言について
ちょっと前に、「亀田和毅が井上尚弥に勝てる」という発言があって、炎上騒ぎがありました。これについて少しだけ触れておきます。
亀田選手達の対戦相手が、井上尚弥選手とのそれとは各が違うことなど、話にならないという意見が多い中、そうではない意見もありました。
亀田和毅選手も、一番強い選手は井上尚弥選手と言っています。ただ、その上で自分も強い発言があって…
まあ、これが以前からの亀田家スタイルとも言えますから、強気発言はいいのではないでしょうか。
ただ、亀田和毅選手が井上尚弥選手のレベルにならないとマッチアップは実現しませんので、そこまでレベルアップしてくれたら純粋に嬉しいし、そう願っています。
最後に…
今回は、長兄の亀田興毅さんの発言を紹介しました。ボクシング界の発展を私も心から願っています。日本人の真の世界チャンプ誕生を願って!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。