松島幸太朗選手の紹介
日本の単独開催となったラグビーワールドカップ2019。その中心選手の1人として松島幸太朗選手がいます。
足が速い!ステップがうまい!
この2つが最も大きな魅力で、センター(CTB)、ウィング(WTB)、フルバック(FB)をこなす非常に魅力ある選手です。
そんな松島幸太朗選手について詳しく紹介していきます。
松島幸太朗の紹介!体格や足の速さ、性格や才能から経歴や国籍・出身まで!
松島幸太朗の紹介!体格や足の速さについて
まずは、体格から。身長は178cmで体重は88kgです。ラグビー日本代表クラスの平均身長は182cm、平均体重は99kgくらいのようですので、それからすると少し小さいですね。
ただし、ラグビーはポジションによって体格は変わってきますので、ウイング系で足の速さを求められる選手としては、ちょうどよい体格と言っていいのではないでしょうか。
足の速さは、松島幸太朗選手の最大の武器だと思いますが、どのくらいの速さなのでしょうか。
出ている数字でいうと、50mを5.8秒で走るそうです。うわっ、めちゃくちゃ速い!
ウサイン・ボルト選手の50mが5.47秒だそうですから、これは驚異の数字ということになります。普通は6秒前半台で走れば速いって言われていますからね。
この数字がどれだけ信頼できるのかはわかりませんので、その点は少し差し引いて考えていただいたほうが良いかも知れませんが、少なくとも6秒台前半は間違いないですね。
ただボルト選手の場合、50m以降の加速が半端ないので、前半はそんなに速くないことを考えると、現実的な数字だと考えていいかも知れません。
では、俊足でステップが卓越している松島幸太朗選手を確認してみましょう。
松島幸太朗選手の魅力がわかる動画です!キレキレの動きで気持ちいいい!!
松島幸太朗の紹介!人物像(性格や才能)について
松島幸太朗選手は、自由で人に流されない性格だそうです。
ラグビーの仲間たちからは、こんなふうに見えているようです。
マイペースな感じで、自分に何が必要かということも分かっている。自分でしっかり考え、自分のペースでやっていく感じ。
すごく落ち着いているけれど、テンションが低いということではなく、あまり騒ぎすぎなくて冷静。
どちらかというとシャイで、人をよく見ている。性格は優しい。
自分の意見を言って、相手を納得させる力がある。
大人の振る舞いはできるけれど、その必要がないところでは子供っぽいところもいっぱいある。
オフィシャルな場は得意な方じゃなくて恥ずかしがり屋。
見えてきましたね。でも、見た目もそんな意志の強さや自分を持っているって感じますので、ギャップはないと思います。
では、才能についてですが、これも仲間の言葉で伝えてみましょう。
ポテンシャルが高くて、生まれ持ったものが違う。流れを変えるプレーも出来るし、確実にチームへの影響力があって、スタンダードの高いプレーが出来る。
経験があってナレッジが高く、ラグビーをよく分かっている。今後ラグビーの第1人者になっていく存在。
インターナショナル・スタンダードでも、みんなが持っていないものを持っている選手で、瞬発力はワールドクラス。ポテンシャルは、外国人を相手にした時でも通用している。
ラグビーをよく知っている。センス系だが色んな場面を経験してどう対応するかを理解している。言動がきちんと繋がっている。
これはもう、才能の塊と言っていいんじゃないでしょうか。
能力は間違いないので、チームスポーツとして彼を活かし、また他を活かしていけば素晴らしい結果がついてくると思わせるくらい、めちゃくちゃ期待してしまいます。
だいたい、1つのスポーツで活躍する選手は、他のスポーツをやっていたとしても活躍できる能力があると言われますね。
松島幸太朗選手も、水泳、サッカー、バレーボールをやっていたり、現在の趣味にゴルフなどもありますので、スポーツ万能なのでしょう。
性格も才能も素晴らしい!こちらとしては、もう「期待の塊」です。(笑)
松島幸太朗の紹介!経歴や国籍・出身について
松島幸太朗選手の生年月日は1993年2月26日で、現在26歳です。
出身地は、南アフリカのプレトリアです。父親はジンバブエ人、母親は日本人です。母は多恵子さんという方で、福祉関係の仕事をしていたそうです。
家族は誰もラグビーをしていなかったそうで、松島幸太朗選手は6歳から南アフリカでラグビーを開始しています。
小学生時代は東京で過ごしたそうで、ラグビースクールに入っていました。中学2年になると、ワセダクラブに加入して本格的に日本で活動しています。
出身高校は桐蔭学園高校で、全国高等学校ラグビーフットボール大会で、準優勝と優勝を経験しています。この頃は日本代表にも選出されています。
高校卒業後は、南アフリカにもどってシャークスというラグビーチームの育成組織に2年間在籍しています。しかし、日本と南アフリカにいったり来たりで大変ですね。勉強はちゃんとやっていたのかちょっと気になります。(笑)
松島幸太朗選手は、日本への愛が強い選手です。シャークス在籍時に、「日本代表で強いチームに勝ちたい」という思いから、2014年には、サントリーサンゴリアスに加入しています。
2015年にはワラターズに加入。ラグビーワールドカップ2015の日本代表に選出された年でもあります。このときのプレーは覚えているでしょうか。
あの奇跡を起こした南アメリカ戦。松島幸太朗選手はフル出場していますが、意外に知られていないかも知れません。この試合で五郎丸選手のトライをアシストするなど活躍しています。
国籍についてですが、もう5歳のときに日本国籍になっているんです。リーチマイケル選手のように、大人になってから日本国籍にしたのかと思っていましたが、こんなに早くから「日本人」だったんですね。日本愛が強いのは、これならうなずけますね。
こうしてみてくると、松島幸太朗選手は日本にいる時間のほうが多いことがわかります。風貌は外国人の要素がありますが、日本の心を持った青年と言えると思います。
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最後に…
ワールドカップラグビー2019の中心選手である松島幸太朗選手について紹介しました。
これから、日本チームの活躍が楽しみでしかたありません。松島幸太朗選手の俊足とステップワークで、相手選手を交わして交わして振り切ってゴールを奪う姿を想像しています。
それが多くの場面で現実となるよう、大いに期待しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。