鶴田能史のwikiプロフ(出身・学歴)や経歴!SDGsをデザイナーで実践!

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鶴田能史さんの紹介

 

TENBO代表の鶴田能史さんは、デザイナーとして日本初の障がい者モデルを起用した方です。

 

11月20日のフューチャーランナーズにもSDGsの課題に取り組む人として紹介されています。

 

そんな鶴田能史さんのプロフィールや経歴の他、SDGsのことやその実践内容を中心にお伝えします。

 

 

鶴田能史のwikiプロフや経歴!出身や学歴は?SDGsをデザイナーで実践!

 

 

鶴田能史 wiki風プロフィール(出身や学歴など)

 

 

プロフィール

名前:鶴田 能史(つるた たかふみ)

生年:1981年

出身地:千葉県君津市

職業:ファッションデザイナー、テンボデザイン事務所オーナー

好きなアーティスト:X JAPAN

 

 

幼少期の頃の確認はできませんでしたが、出身高校は千葉県立木更津高校です。高校卒業後は、文化服装学院に進んでデザイン専攻しています。

 

幼い頃から絵やデザインに興味があった鶴田能史さん。ファッションデザイナーを目指すことになったきっかけは、高校2年にバイトをしていたときに出会った先輩でした。

 

衝撃的な個性的なファッションにすごい刺激を受け、「ファッションってこんなに自由なんだ!」と気づいたそうです。

 

それ以来、鶴田能史さんは学校へまともに制服を着て登校したことは一度もなかったのだそうです。これは、過去の話として聞けますけど、その当時の先生方は当然取り締まったことでしょう。

 

普通の高校でしたら校則違反だと思いますので、自宅謹慎や退学になっても構わないくらいの覚悟があってのことだと想像します。

 

アーティストはX JAPANが大好きだそうで、ツイッターでも話題にされています。ヨシキさんのセンスに引かれている部分があるのでしょうか。何か同系の匂いがしませんか。

 

モットーは「世界をファッションで幸せにする」。これを本気で考えて日々行動されています。

 

 

鶴田能史 ファッションデザイナーの経歴

 

 

文化服飾学院を卒業後、鶴田能史さんはネットワークオフィスで企画職を経験します。

 

その後、ヒロココシノに入社します。有名デザイナーのコシノヒロコさんに師事し、コレクションとライセンスに携わることになります。

 

ここからの経歴は、デザイナーとしての素地を磨いていくことになります。

 

その後、子供服ODM会社でしまむら、西松屋のデザイン企画を担当するなど、様々な経験を積んでいきます。

 

そして、2011年には二葉ファッションアカデミーの講師になられたり、昭和学院短期大学の講師として勤務しています。

 

この頃は、舞台衣装デザインミュージシャンの衣装デザインなど活動の幅を広げていかれます。

 

2012年には、JVCケンウッド・ デザインのデザインイベントの展示アイデアと制作を協力しています。

 

こういった経験後、ついに2014年、デザイン事務所のテンボ(tenbo) をスタートします。

 

 

その後の、主な活動歴です。

 

・Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO2015−16A/W発表

・日本で初めて障がい者モデルと健常者モデルを同じランウェイで起用

・吉祥寺コレクションに参加、吉祥寺にてtenbo展示会開催

・渋谷ヒカリエにて超福祉展の特別講師として登壇

・吉祥寺祭りに参加

・文化服装学院にて代表デザイナー鶴田講演会

・NHKバリバラ主催ファッションショー「バリコレ」参加

・10月Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO2016S/S発表

・吉祥寺コレクション参加

・バリコレ2016参加(六本木ヒルズアリーナ)NHKの人気番組バリバラ取材のファッションショーに参加

・2017SS 東京コレクション参加(表参道ヒルズ)

 

そして、ハンセン病をテーマにしたファッションショーで世界中に衝撃と感動を与えます。これは世界初の試みだそうで、ハンセン病回復者のモデルも出演してファッションの可能性を証明しています。

 

また、国立ハンセン病資料館にてハンセン病✖︎ファッション✖︎アート展を開催しています。

 

受賞歴としては、

 

2015年ミスブリティッシュエンパイア(ロンドン開催)のミスコンの上海代表の衣装担当で入賞

 

2016年ミスツーリズムワールド(マレーシアにて世界大会)にて日本と中国代表の衣装担当 衣装部門2位

 

2016年レディユニバース(ブルガリアにて世界大会)にて日本代表の衣装担当 衣装部門グランプリ

 

などがあります。

 

テレビなどのメディアでも、NHK Eテレのバリバラのゲスト、日テレのnews every タネをまく人、城彰二選手との対談、WEBメディアsoarでの特集、そしてフジテレビのフューチャーランナーズの出演など、話題となっています。

 

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鶴田能史 SDGsとファッションについて

 

 

まず、このSDGsについて簡単ですが触れておきたいと思います。SDGsってなんか難しく感じますが、どんなものなのでしょうか。

 

略さないで書くと、「Sustainable Development Goals」となっていて、日本語に直すと、「持続可能な目標」っていうことになります。う~ん、わけわからないですね。

 

「持続可能な社会を世界レベルで実現するために、2015年9月に国連で合意された世界共通の17の目標」

 

これがSDGsのもう少し説明を加えた表現になります。国連本部193の加盟国の合意の下で採択された世界を変革するための17の目標です。

 

では、そんな世界を変革するというすごい目標とは…

 

1. 貧困をなくそう / NO POVERTY

2. 飢餓をゼロに / ZERO HUNGER

3. すべての人に健康と福祉を / GOOD HEALTH AND WELL-BEING

4. 質の高い教育をみんなに / QUALITY EDUCATION

5. ジェンダー平等を実現しよう / GENDER EQUALITY

6. 安全な水とトイレを世界中に / CLEAN WATER AND SANITATION

7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに / AFFORDABLE AND CLEAN ENERGY

8. 働きがいも経済成長も / DECENT WORK AND ECONOMIC GROWTH

9. 産業と技術革新の基盤をつくろう / INDUSTRY, INNOVATION AND INFRASTRUCTURE

10. 人や国の不平等をなくそう / REDUCED INEQUALITIES

11. 住み続けられるまちづくりを / SUSTAINABLE CITIES AND COMMUNITIES

12. つくる責任 つかう責任 / RESPONSIBLE PRODUCTION AND CONSUMPTION

13. 気候変動に具体的な対策を / CLIMATE ACTION

14. 海の豊かさを守ろう /?LIFE BELOW WATER

15. 陸の豊かさも守ろう /?LIFE ON LAND

16. 平和と公正をすべての人に /?PEACE, JUSTICE AND STRONG INSTITUTIONS

17. パートナーシップで目標を達成しよう /?PARTNERSHIPS FOR THE GOALS

 

地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っているんです。SDGsという取り組みは、発展途上国だけではなく、先進国自身が取り組む普遍的なもので、日本としても積極的に取り組んでいます。

 

これが実現できたら、人類が高い次元に到達できそうです。

 

ここでは、SDGsの説明を詳しく解説する記事ではありませんので、簡単に紹介するに留めています。ご了承のほどを。

 

 

途中ですが、これ恒久平和の願いがこもった広島に届いた鶴を使用しています。素晴らしい!

 

さて、ハンセン病をテーマにしたファッションショーなど、ファッションの世界で様々な取り組みを行ってきている鶴田能史さん。

 

SDGsにつながるファッションのキーワードは、やはり「平和」ではないでしょうか。

 

鶴田能史さんは、健常者だけでなく、障がいのある人、病気の人にもファッションを楽しんでもらいたいと活動しています。

東京コレクションというファッションショーに参加した際には、車椅子の方、重い病気の方もファッションモデルとして登場しています。

こういった活動を通して、偏見と差別をなくし、平和な世界の実現を目指しています。利益優先ではなく、人類の平和を願った活動を何より大切にされている点は、本当に素晴らしく、頭が下がる思いです。

 

最後に…

 

鶴田能史さんは、年齢・国籍・障害の有無を問わず誰でも着られる服を世界に発信しています。

tenboでは、健常者も障害者も分け隔てなく着れる服、年齢・国籍・性別問わず好まれるデザイン、機能性があり使いやすいデザインといった優しいデザインの服を手掛けています。

その会社名である「tenbo」は、スワヒリ語で象を表すと言います。「愛される存在」であるけれど「凶暴さも持っている」象のように、「優しいだけではなく、時には立ち向かっていく強さ」が込められているのだそうです。

tenboにはこんな洋服があります。

 

・手が不自由な人や高齢者でも容易に扱うことのできる磁石のボタン
・視覚障害者のためのカラー認識タグ
・実際に触って認識できる点字のデザイン

 

これらは、今の時代に人と人が触れ合うコミュニケーションが大切であるという理念のもとに作られています。

 

このような素晴らしい活動を実践されている鶴田能史さんに、今後も注目していきたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。