畑岡奈紗選手
こんにちは、kazeです。
日本人の世界ランキング1位である畑岡奈紗選手は若干20歳。渋野日向子選手始め、黄金世代と言われる選手たちの1人です。
アメリカのLPGAを主戦場としているため、日本国内の女子ツアーが人気の現状から馴染みが薄い人が多いんですね。
女子選手ではNo.1の実績を挙げている日本のエースなのですが、正しく評価されていない印象があっていつも残念に思っています。
インタビューや紹介で生の声を聞くと、とっても可愛い声をしているんです。ちょっとアニメ声が入っていて、あどけない少女のような感じなので、「若いなあ!」っていつも感じます。
だからこそではないですが、今から畑岡奈紗選手について、特に凄さをわかってもらいたいと思っています。
では、紹介していきたいと思います。
畑岡奈紗の強さとゴルフ歴!メジャー優勝と五輪日本代表の順位について!
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畑岡奈紗 プロフィール 出身地から身長や体重まで
まずは、プロフィールの確認から。
名前:畑岡奈紗(はたおかなさ)
生年月日:1999年1月13日(20歳)
出身地:茨城県笠間市
身長:158cm
体重:62kg
血液型:A型
所属:森ビル
身長は低くもないのですが、アメリカで戦っていると周りの方が背が高いので、もう少し小さく感じたりします。しかし、体重は十分で下半身がしっかりしているので、ドライバーの振りを見ていても安定感があります。
得意クラブもドライバーとのことで、納得ができます。
畑岡奈紗選手の名前は、アメリカ航空宇宙局NASAから来ています。何となく「ナサ」って聞いて関係あるのかなとは思っていましたが、実際そうなんですね。
名前には、「前人未到のことをするように」という思いが込められているそうです。
ゴルフを始めたのは11歳で、プロ選手の中では遅いほうですね。中学3年のときに、中嶋常幸さん主宰のヒルズゴルフ・トミーアカデミーに入門しています。
目標とする人は、その中嶋常幸さんと宮里藍さんです。黄金世代は、ほぼ間違いなく宮里藍さんに影響を受けていますので納得です。
プロ転向は17歳のときで、女子プロトーナメントで優勝したことでLPGA入会を傍ツィたため、プロテストを経ないでプロになっています。ゴルフを初めてわずか6年ということは、すごい才能ですね。
こういう選手の場合、たくさんの失敗も経験しながら強くなっていくのでしょう。順風満帆とはいかずとも、アメリカツアーで腕を磨いていますから、得るものも大きいなず。期待せずに入られません。
畑岡奈紗 強さとゴルフ歴
ゴルフは、母の影響ではじめました。
出身中学校は、笠間市立岩間中学校で、高校は、翔洋学園高等学校からルネサンス高等学校へ編入という珍しい形をとっています。
翔洋学園高校は通信制の学校で、ゴルフをするための環境を選んだようですが、高2のときに「日本女子オープン」で最年少優勝という快挙を成し遂げたために、高3からは主戦場をアメリカにおくことを決意。
さらにゴルフに打ち込める通信制学校としてルネッサンス高校へ編入しています。
とくに、2015年からのゴルフの結果はすごいものがありますが、これは後で記述します。
強さについては、まずはスイング動画を確認してみてください。
まず、渋野日向子選手とはかなり違うスイングです。ダウン初期の下半身の沈み込みから、脚を伸ばして打つのが特徴です。そして、インパクトから下半身を止めることでヘッドを走らせています。
ちょっと見ると、アッパー気味に打つスイングなので安定感に欠けると感じもしますが、必要以上の伸び上がりをおさえているところと、彼女の持つ身体能力が安定性をカバーしているのではないでしょか。
スイングに関してのコメントはこのくらいにしておかないと叱られそうなので、ここまでにしておきます。
畑岡奈紗の実力 五輪日本代表の順位とメジャー優勝について
畑岡奈紗選手のドライバーの飛距離は250ヤードで、ベストスコアは63です。
数々のゴルフの優勝歴やローアマチュアといった実績を持っていますので、列挙してみます。
年 | 競技名 | 結果 |
2012 | 茨城県ジュニアオープンゴルフ選手権 | 優勝 |
2015 | 茨城県アマチュアオープン(ジュニアの部) | 優勝 |
2015 | 関東高等学校ゴルフ選手権夏季大会 | 優勝 |
2015 | IMGA世界ジュニアゴルフ選手権 | 優勝 |
2015 | 関東ジュニアゴルフ選手権 | 優勝 |
2015 | APGCジュニア選手権 三菱コーポレーションカップ | 1位タイ |
2015 | 国民体育大会 ゴルフ競技 女子 | 優勝 |
2015 | ファルドシリーズアジア 日本大会 (女子12~16歳の部) | 優勝 |
2016 | IMGA世界ジュニアゴルフ選手権 | 優勝 |
2016 | LPGAサントリーレディース | ローアマ |
2016 | Faldo Series Asia Grand Final | 優勝 |
2016 | swinging skirts lpga classic 2016 | ベストアマ |
2016 | 関東女子ゴルフ選手権 | 優勝 |
2016 | 日本女子オープンゴルフ選手権競技 | 優勝 |
2017 | 日本女子オープンゴルフ選手権競技 | 優勝 |
2位や3位など入れたら、もうすごい数になります。2015年の16歳のときから開花していることがわかりますね。自身のゴルフの中で何かが劇的に変わったことと思います。
この中では、何と言っても2016年の「日本女子オープン」で史上初のアマチュアで優勝したこととともに、翌年も2年連続で優勝したことでしょう。
これはほんとにとんでもない記録で、まさに畑岡奈紗選手は黄金世代の先駆けなのです。
アメリカのLPGAツアーでも3勝しているすごい選手が畑岡奈紗選手なのです。世界ランキングは現在9位ですが、最高位4位まで上がっています。
本人は、平成最後にメジャーに勝ちたい思いがありましたが、メジャー優勝はまだお預け状態です。しかし、渋野日向子選手と同じ20歳にもかかわらず、早くから活躍を見せている畑岡奈紗選手は、実力は折り紙付きです。
渋野日向子選手についでメジャータイトルが取れる存在であり、近いうちにその吉報が届くのではないかと思っています。
来年の東京オリンピックへの出場が誰になるのか、渋野日向子選手の全英女子オープンでにわかに注目されだしています。
現在、畑岡奈紗選手と渋野日向子選手のみが世界ランク15位以内に入っていて有力ですが、日本人3位の鈴木愛選手も追ってきていますし、ワクワクしてきました。
世界ランク15位以内入れば日本人も4人まで出場できますから、できればそれを満たしてほしいと思います。
9月12~15日に開催される日本女子プロゴルフ選手権には畑岡奈紗選手も出場予定ですので、渋野日向子選手との組み合わせがされるはずです。
その記事はこちらです。
最後に…
日本女子プロゴルフ選手権も、もう楽しみで待ちきれない感じですが、渋野日向子選手のにわかファンのような方にも、畑岡奈紗選手の素晴らしい存在をもっともっと知ってほしいと思います。
そして、これは個人的な希望で恐縮ですが、東京オリンピックには畑岡奈紗選手、渋野日向子選手に加えて、原英莉花選手あたりも出場権を獲得して食い込んでほしいと願っています。
日本人トップの女子プロとして、畑岡選手と選手には末長い活躍を期待しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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