日本の立入禁止【洞窟】島根県大根島「竜渓洞」~古代生物や病気~TBS系水トク!から

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TBS系水トク!で放送された謎の洞窟。島根県の大根島というところにありますが、この大根島の普通の道端にある洞窟は、鉄格子があり、外から覗いただけでも恐い、怪しい場所です。

この記事では、番組でそこに潜入して起こったこと、5億年前の生物の生息や洞窟病など、立入禁止場所ゆえの謎についてまとめます。

 

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まず、島根県と言えば、テニスの錦織圭選手がすぐに思い浮かびますが、こんな大根島ってどんなところでしょうか。

 

大根島(だいこんじま)

住所:島根県松江市八束町
面積:6.35平方km
周囲:約15km
人口:3,241人(H27)
アクセス:JR松江駅前から直通バスで八束町中央(48分)

今回の水トク!では、島根県の自然保護観察指導員の方に同行してもらって、謎の洞窟「竜渓洞」に潜入しています。その先生、冒頭で私の生活と同じくらい暗い場所と笑わせていますが…

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立入禁止の向こう側 洞窟(島根県大根島)に潜入!

ここ竜渓洞は、無断で入ることはできないものの、ガイドさんに案内してもらえば一般公開もされています。そんな場所なのですが、指導員の方は、洞穴では「放線菌病」という病気になるそうで、50年連続でそれにかかっているそうです。のどちんこが真っ白になってしゃべることも食べることもできなくなるそうなのですが…

ここは湿度が常に90%異常なため、長期間いると肺の中に水が溜まって肺気腫になるとか。そうなると死ぬことになるため、かなり危険な環境です。

こんな場所が一般公開されてるって…大丈夫なのでしょうか。まあ、そのためにガイドさんがいるのでしょうけど。

 

指導員の方に先導され、階段を降りて中に入ると、少し広い空間になります。すると早速、ある生物を発見します。

その名は、「キョウトメクラヨコエビ」。6000年前の生物で、光のない洞窟に住む生物ゆえに、目は退化しているそうです。

続いて、コムカデを発見。何と5億年前の生物だそうです。もともとは、普通の土壌に住んでいたのですが、洞窟の中に落ちてきて生き残っているらしいです。外面では浮いているように見えましたが、まさにそうで、表面張力で水面に浮いているようです。なんとも不思議です。

そして、「イワタメクラチビゴミムシ」という見つかっています。ゲストからは、「ひどい名前だ」と言われていました。世界中でこの洞窟にしかいない貴重な動物だそうです。それならもっといい名前をつければいいのにとも思いますが。属性としては、カブトムシのような甲虫類だそうです。

番組では紹介されていませんでしたが、「マダラカマドウマ」という生物もいることがわかっています。

こんな激レア生物が見つかるのは、洞窟という光の当たらなくて湿度が異常に高い特別な環境ゆえだと言えるでしょう。日本にも、まだまだあまり知られていない謎の場所が存在するものです。

ここでしか生きられそうにないこのような生物たちも、貴重な存在として絶滅させないように保護していかなければと思います。

画像参照:https://ganyuki.exblog.jp/25555768/

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