胃の調子 住む地域で変わるって?なぜ??胃が弱い県と特徴、原因、改善まで

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「胃の調子はどうですか」と聞かれて、県ごとに結果が異なるってどういうことでしょう。胃の不調を感じる・感じないは、県で分けられるんじゃなくて人それぞれではないの?

この記事では、胃の調子が住む地域で変わるという調査の内容と真相の度合い、胃が弱い人はそもそもどうすればよいのかという特徴や原因、改善法についてまとめます。

胃の調子 住む地域別変わる?

健康・医療の分野で広告メディアを手がけているというQLife(東京都港区)さんによる2019年1月の調査結果に基づいて進めます。

 

胃の不調に関する実態調査の結果とは

 

同社では、全国の20歳~59歳の有職者男女4888人を対象に「過去1年以内の胃の不調に関する実態調査」を実施されました。すると、県ごとに「胃強県」「胃弱県」に分かれることがわかったというのです。

「胃弱県」とは、胃痛、胃もたれなど、過去1年以内に胃の不調を感じたという、胃が弱い人が多い県のことです。調査の結果では、全国の平均値は53.3%となったようですが、それを上回る県が「胃弱県」となるのですが…

その前に、単純に考えて、過去1年以内に胃の調子が悪いって感じたことある人って、半分以上もいるのですね。思っている以上に胃の不調って多いことが驚きです。

では、「胃弱県」を見てみましょう。

1位 兵庫県、長崎県 62.5%
3位 鹿児島県 60.6%
4位 熊本県 59.6%
5位 宮崎県 58.7%

なんだか、九州地方の県に集中しているようです。九州人は酒が強いからそれが影響しているのでは?って単純に思ってしまいますが…

同社では、同時に「食生活や性格などと胃弱との関係」の調査も行っていて、不名誉な1位に輝いてしまった兵庫県で、やはり1位になった項目があります。

それは、「普段の食生活で、ついお腹いっぱいまで食べ過ぎてしまうことはどのくらいあてはまりますか」という質問に対して、「あてはまる」と回答した人が全国1位だったようです。

次に、「普段の生活の中で、義務感や責任感が先行すると感じることはどのくらいあるか」という質問に対して、「ある」と回答した人でも全国2位になっています。

あと、「脂っこい料理が好きですか」という質問の「はい」の回答は全国2位、「ジュースなどの甘い飲み物好きですか」という質問の「はい」の回答が全国3位となっています。

これを見ると、「食べ過ぎ」、「ストレス」という両面で当てはまる人が多いということなので、「食べるのが好きな人が多くて、人間関係で疲れている人が多い県」なんて想像できますが、実際のところは関連性は分からないようです。同社でも、「義務感が強いと、胃弱を招く?」くらいの推測の域までで、結論は出ていません。

逆に、胃の不調を感じたことがない「胃強県」はどうでしょうか。

1位 千葉県 43.3%
2位 神奈川県 44.2%
3位 愛知県、石川県 45.2%
5位 岡山県 46.2%

胃が弱い県は九州に集中していましたが、そんな偏りはないですね。調査項目の中で、1位の千葉県は、「白米・ご飯好きですか」という質問の「はい」の回答は全国2位だったそうです。

結論としては、残念ながらこの調査だけではわからず、もう少し別の角度で調査しないと因果関係は不明なようです。ちょっと面白い調査だったと思いますが。

あなたは今、度の県に住んでいて、「胃の調子はどうですか」。当てはまったら、自分に照らし合わせてみると何か気づくことがあるかもしれませんね。

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胃の調子 住む地域で変わるってわかっても…胃の弱い人の特徴・原因・改善について

 

体のことは様々な考え方があるものであり、胃のついても同様です。ですからここから先のことは参考程度にとどめてください。

まず、タイプとしては3つほどに分けられます。特徴と原因とも言えます。

1、肌荒れ、肩こり、イライラ、食欲の偏りなどのストレスや食生活の乱れ
2、若い頃より食事量が減った、無理がきかなくなった、あっさりしたものを好むなどの加齢による変化
3、胃もたれしやすい、疲れやすい、風邪をひきやすい、冷え性などの生まれつきの胃弱体質

どのタイプにも当てはまるものとして、一般的には以下のものが改善を促していけるおすすめの方法になります。

・腹八分の食事にする
・唾液が出るようによく噛んで食べる
・食間をなるべく空ける
・胃腸を冷やさないようにする
・運動をすることで筋肉をしっかりつける
・睡眠を十分にとる
・ストレスをなくす

言われてみれば当たり前なのですが、なかなかできなかったりするものです。

現代は、ストレスが原因である場合がかなり多くなっています。食事が原因の場合は、食事の見直しをすれば改善できる確率が高いですが、ストレスは簡単ではないと思います。

厚生労働省の調査によると、仕事に関する強い不安や悩み、ストレスを感じている労働者の割合は、3年前の調査で55.7%となっていて、半分以上という数字はやはり問題でしょう。

その改善の策はいろいろと出ていますが、結局のところは「ストレスをなくすことを行う」のは共通しています。リラックスすることが重要になりますが、これは人によってもリラックスできる状況は違うので、自分には何が合っているかを考えて実行することだと思います。

日常のことから離れて全く違うことをするとか、趣味に没頭するとか、1日の中でもストレスを感じない時間や状況を作ることも大切です。

以上、ここでは専門的な内容は書けませんので、ここまでの内容とします。