大坂なおみ 皮肉混じり・スター扱い コーチ騒動からパリバオープンへ

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大坂なおみ 今の気持ちは…

 

大坂なおみ選手の「ドバイ選手権」初戦敗退を受け、周囲がサーシャ・バインコーチとのことをあれこれ詮索しています。それに対して、大坂なおみ選手が少し皮肉を込めてコメントしています。

今回は、「今の大坂なおみ選手の気持ちはどうなのか」、「SNSでの反応」、「次戦のBNPパリバオープンに向けて」を記事にしています。

 

大坂なおみ 皮肉を込めて

大坂なおみ選手は苦笑しました。「サーブは悲惨すぎた。こんなに落としたのは人生で初めて」。第1サーブ45%の成功率で7度ブレイクされる結果に「あまりにもひどすぎた」と。

今回の試合には、サーシャ・バインコーチとのことが影響しています。

前回の記事はこちら

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大坂なおみ選手本人としては、サーシャ・バインコーチとの関係に対するわだかまりではなく、周囲の騒音が耳障りだったのです。それに対して…

「それが、この結果。今、テニス界で最大のニュースだものね」

と、皮肉混じりに語っています。そして…

「スター扱いされるのはたまらない。今の立ち位置が分からない。昨年は、注目されずに気持ちよかった。」

目立ったり注目されるのがあまり好きではない大坂なおみ選手にとって、平静でいられる環境の方がいいことはわかっていますが、世界ランキング1位となれば、そうはいかないこともわかっているだけに、気持ちの整理にまだ戸惑っているようです。

上を目指して突き進んでいるときとは変わってしまった環境になかなかついていけない今…

「勝ったときよりも負けたときの方が学ぶことは多い。私はまだ若い。何が起きても前向きでいたい」

この言葉は少しホッとします。この気持があれば大丈夫だと。時が経ち、気持ちの整理がついてくれば、新たな思いで試合に臨んでいけるはずです。

居心地が良くない場所を普通の場所にするためには、試合で結果を出していくしかありません。次戦は、大坂なおみ選手が初のツアー優勝を果たした大会で、思い入れも大きいはず。ここでの結果如何で、また同じような騒動が出てくるか、おさまるかが変わって来ます。

 

大坂なおみ BNPパリバオープン出場

次戦は、思い出の大会となったツアー初優勝の余韻残る「BNPパリバオープン」です。連覇という側面とともに、ポイント的にはここでの早期敗退はマイナスが大きく、1位から陥落する危機にもなる大会ですから、否応にも注目されるでしょう。

「ATP1000」の大会ですから、全豪オープンの次は、男女ともこの大会に注目が集まります。日程は、3月4日(月)から3月17日(日)。アメリカのインディアンウェルズで行われるため、インディアンウェルズ・マスターズとも呼ばれます。

設備や規模が、グランドスラム並みなので、第5のグランドスラムとか、マスターズ2000などとも言われます。

翌週には、「マイアミ・オープン」があって、この2大大会は「春の祭典」と称されます。この2つを連続優勝すると、「サンシャインダブル」と呼ばれます。

このビッグな大会に大坂なおみ選手が出場するので、周囲の騒音を払拭するチャンスと捉えたいですね。ここは、何としても精神を立て直して取り組んでほしいと思います。

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大坂なおみ 皮肉交じりの会見~世間の声~

試合内容、会見の内容から様々な声があがっていますが、ひどいものは取り上げていません。こういう自体になると、マスコミだけではなく、今は個人でもネット上で他人を平気で叩けますから、心無い声も出ています。応援の裏返しならともかく、明らかな誹謗は見ていてとても不愉快になります。

では、世間の声の一部を取り上げてみます。

周りも期待してるからこそ、騒ぐ部分もある。マスコミは面白おかしく報道もする。だからこそ、サーシャコーチではなくてもいいから、心と技術を支えてくれるコーチを決めてもらいたいです。

期待を裏切らず騒音にも打ち勝つ精神力がこれからの大坂には必要だと思う。

良い状況ではない時の外野の声はうるさい。インタビュー受けるのやめればいい。気持ちの整理が…とでも言っとけば問題ない。適当にやればいいんだよ、マスコミなんかは。

プレーヤーならば雑音に耳を傾けることもなく試合にだけ集中したいのが本音だろう。じっさい、負けたときのほうが得るものが多い。この負けをしっかり噛みしめて次また頑張ればいいんだよ。

まぁ、21歳でしょ。皆んな自分が21歳の時に何ができたかを考えると何も言えないでしょ。尊敬しかない。

マスコミに騒がれるのは当たり前。皮肉言えば都合悪いところだけ切り取られる。それでも動揺してはいけない。まだ幼い。

そりゃ~一位だもの、ヤル気の無い負け方すれば外野から色々言われて当たり前だよ。

決まったコーチなしでツアーを回る選手もいますし、プレーするのは彼女自身。コーチつけろとか皮肉言うなとか、否定的な言葉が並べばそりゃ心は折れる。

世界No.1のナオミ、雑音は気にせず頑張れ!頑張れ!

#ヤフーコメントより

 

わがまますぎるとか、天狗になり始めているなどの声もありましたが、これはどうでしょうか。大坂なおみ選手はそういうことはないと思います。まだ20歳で、自身でも精神が幼いと言っているくらいですから、周りにうまく対応できないだけでしょう。

気持ちはとても優しい人だと思います。でも、人は外見やちょっとした態度でそう見えないときもあります。気持ちが落ち込んでいるときに、優しい振る舞いまでできるでしょうか。そこまでは無理でしょう。そういう気持ちを汲んであげて、暖かく見守りたいと思います。

世間の声の中で、短いけれどなかなかこれら騒動を払拭できるものがありましたので、最後に紹介しておきます。それは…

「気分屋だから、ほっとけばいい。」

これは、素晴らしいと思いました。大坂なおみ選手は気分屋であることは間違いないと思いますので、落ち込んでいるときはあっても、割りと日が変わればケロッとしているところもあると思います。

だから、「この重圧に耐えて…」などという、悲壮感ではなく、大坂なおみ選手の場合は、「ハ~イ、元気」という乗りで、この難局を越えていくんだろうと思います。人間的成長を伴いつつ、そうやって一連の騒動を払拭していくのが、大坂なおみ選手にとって、最もバランスの良い方法だと思います。

今後の魅力あるプレーと活躍を期待しています。