アンドロイド役 苦労 高山沙織のリアル「不気味の谷」の追求とは!

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高山沙織さんと言えば「モデル」なのですが、「アンドロイドのお姉さん」と言った方が知っている人が多いかも知れません。

2015年に3DのCGで描かれた女子高生キャラクター「saya」が登場してから約3年後にそのコスプレをSNSに公開したモデルの高山沙織さん。

当時、そっくりとか、どっちがどっちだかわからんと言った声が聞かれ、Sayaが現実世界に出てきたと話題になりました。

そんな彼女は、アンドロイドらしさの追求として、「不気味の谷」現象を再現しているそうです。その「不気味の谷」の追求とは…

 

 

アンドロイド役 苦労 高山沙織のリアル「不気味の谷」の追求とは!

 

 

アンドロイド役 苦労 高山沙織のリアル

 

 

まず、こちらの2017年・東京ゲームショーでの高山沙織さんをごらんください。

 

どうでしょうか。なかなかすごいと思いませんか。ここまでやるって、相当研究しないとできないですね。

モデルさんをしているので、顔が整っていて素地がしっかりしていることもありますが、それでもここまで徹底するのはみごとだと思います。

そんな高山沙織さんも、さらなる進化を考える上でいろいろ苦労して研究しているようです。

 

 

高山沙織さん プロフィール

 

 

生年月日:1994年3月24日(24歳)
出身地:大阪府
身長:167cm
趣味:旅行
特技:料理
資格:普通自動車免許有り(AT)
出身校:京都産業大学
職業:モデル

 

 

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アンドロイド役 苦労 高山沙織「不気味の谷」の追求とは!

 

 

最初の頃は、SNSに投稿したときに「批判されることを覚悟していた」そうです。とても複雑な胸中だったことを語っていますが、その当時からそれは杞憂であり、完成度が高いために批判などなく、絶賛の声が相次ぎました。

その後、追求を重ねる中で、「不気味の谷までもどる研究」をしていたそうで、また話題になっています。

それがこちらです。

 

不気味の谷とは

東工大名の森政弘名誉教授らによって名付けられたたもので、ヒューマノイドの姿やしぐさをどんどん人間に似せていくと、ある程度までは親近感が増すが、人間にかなり近づいたところで急に不気味さや嫌悪感が出てくる現象を言います。

この谷を越えて人間に似せていくことで、今度は急速に親近感が増すと言います。

大きなポイントは、ヒトにとって当たり前のしぐさの有無である「思考中に視線をそらす」にあるそうです。

 

「不気味の谷」を研究して徹底表現したこの動画を見た人からは、固い表情やぎこちない動きに、「すごい」とか「一部、機械化している?」などの声が寄せられています。

研究のポイントは、目線や顔の動き。特に前方を真っすぐ見つめながら首だけを水平に動かす部分はかなり意識しています。そのあたりが「人間離れした動き」になるのですね。

それだけではなく、目のハイライトを消すためにカラコンも使っているそうです。また、髪形とかコスチュームに関しては、日本テレビのアンドロイドアナウンサーである「アオイエリカ」さんを意識したそうです。

 

その他にも、北欧でICチップを体内に埋め込んでいる人間が増えていることに関心を示したり、SNSのフォロワーから自分が知らない情報をもらったりと、研究には余念がないようです。

このような努力もあって、アンドロイド役を演じるときに、逆に撮影現場の監督とかメイクアップアーティストから意見を求められるようになっているそうです。

それゆえ、高山沙織さんの現在は、指導を入れられること亡く、演技を任せてもらえるようにまでなっているのだとか。

これはもう、完全にプロのアンドロイドモデルですね。第一人者と言ってもいいのかも知れません。

 

 

アンドロイド役 苦労 高山沙織「バーチャルモデル」のこと

 

 

高山沙織さんは、3DCGで描かれたバーチャルモデルの誕生にたいして、「理想の顔や服に似合うスタイルを作れるので、かなわないと思う」と、本音を吐露しています。

簡単に言うと、仕事がなくなる不安ということになるのでしょう。

「この仕事をしたいという強い意志がないと、モデルやグラビアアイドルなどの仕事は、CGに代替されていくのではないか」

と漏らしています。ただ逆に、バーチャルモデルが続々誕生することで自分の仕事が増えることも感じているようで、仲間意識を感じている部分もあるそうです。

このあたり、人間とは共存できると思うので、なかなかアンドロイドモデルってなり手が少ないでしょうから、仕事は来続けるのではないかと思います。

 

視聴者のコメントでは、まだ人間らしさも指摘されるという高山沙織さん。その度にショックを受けることもあるそうですが、それがさらなる「本物」を目指す糧になっている気がします。

この先、どんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょう。今後の高山沙織さんの活動を見守りたいと思います。