軽自動車 売れる理由 1位はホンダ「N-BOX」2位はスズキ「スペーシア」

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軽自動車 売れる理由

 

 

軽自動車が売れ行き好調を維持しています。その中でも、1位はホンダ「N-BOX」です。上位の車の売れ行きから、軽自動車が売れる理由がわかります。

 

 

 

軽自動車 売れる理由 歴史と進化

 

 

軽自動車は、1949年に初めて規格が制定されました。それから時代とともに進化を続け、経済性と利便性をポイントに置いて日本人、日本の交通事情に合った特性を打ち出して、その地位を確実なものとしてきました。

 

 

軽自動車 売れる理由 販売台数ラインキング

 

 

全国軽自動車協会連合会の昨年度の「軽四輪車通称名別新車販売確報」によると、販売台数の上位ランキングは以下のようになります。

 

1位 ホンダ「N-BOX」 23万9706台(前年比:107.3%)
2位 スズキ「スペーシア」 15万8397台(前年比:139.3%)
3位 ダイハツ「タント」 14万2550台(前年比:105.9%)
4位 日産「デイズ」 14万56台(前年比:102.6%)
5位 ダイハツ「ムーヴ」 13万2320台(前年比:90.9%)

 

これを見ると、2位以下は接戦ですが、ホンダ「N-BOX」だけが群を抜いています。昨年度は月別に見ても1位をキープしました。それほどまで人気なのには、必ず理由があるはずですが…

 

ホンダの軽自動車のこだわりとして、「パワフルなエンジン」が挙げられます。ターボ仕様としては、各社とも64PSとなっているのですが、NA仕様では若干他車よりも高出力。これにより、市街地などの加減速量が多い場所であってもストレスない運転が可能です。

室内の広さにも好感を得ているようです。購入者の多くが、その点に満足しているようです。またN-BOXは浮気して他社に乗り換える人も少ないそうです。現行モデルは2017年にフルモデルチェンジしていますが、走行性能が向上、利便性、安全性などを考えて作られているため、人気が維持出来ている点も理由に挙げられます。

日本の現状を考え、道路事情や多様化するニーズに合った仕様がマッチしている点が、人気の理由と言えそうです。

 

 

軽自動車 売れる理由 その背景

 

 

軽自動車の日常的な利用者は、全軽自動車ユーザーの67%が女性です。また年齢別では、60歳以上が占有率が34%となっており、年々増加傾向です。

人気の理由は、こうしたユーザー層からの支持があります。

「歳をとって車幅感覚が鈍っている気がしてきた」、「税金や車検などの維持費が安い」というように、年齢のよる身体感覚の不安や経済的問題から軽自動車に変えるケースも多くなります。

また、自分の買物用、近所の込み入った場所の行き来を考えて、軽自動車サイズがちょうどよいというユーザー層もいます。

日本は、道幅の狭い道路が全体の8割存在すると言われていますので、軽自動車はそれに最適な車と言えるのですね。

 

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軽自動車 売れる理由 人気上位車からみえてくること

 

 

第2位のスズキの「スペーシア」は、室内空間の広さ、安全装備の充実、乗り降りの良さが売れている理由として挙げています。また、デザイン性、室内空調のなどの快適性も、購入を後押しする魅力となっています。

狙い目は、「家族で使いやすい」という点。これが、ユーザーの心を捉えているようです。

2019年は、3月に日産と三菱の共同開発車「デイズ」「eK」の新型モデルを発表していますし、三菱ではスーパーハイトワゴン「eKスペース」の後継新型モデル発売予定もしています。ホンダは「N-WGN」のフルモデルチェンジを夏に行う予定、ダイハツは「タント」の新型モデルが登場する予定です。

このように、2019年は「軽自動車の年」となりそうです。時代の流れに合わせて軽自動車全盛になっていく気配があります。

今後、日本はさらに「高齢化社会」となっていきます。それに比例するようにまだまだ軽自動車の販売台数は伸びていくことが予想されます。

この流れに、販売者もさらに軽自動車の発売をしてくると、それがまた軽自動車を加速する要因ともなってきます。