平成で〇〇離れしたくなかったもの 平成の〇〇離れ トップ3の逆は?

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平成で〇〇離れしたくなかったもの↔平成の〇〇離れ

 

自分にとっての「平成の〇〇離れ」は、1位「たばこ」、2位「新聞」、3位「ギャンブル」でしたが、「平成で〇〇離れしたくなかったもの」は何だったのでしょうか。

 

 

平成で〇〇離れしたくなかったもの

 

 

本当は平成で〇〇離れしたくなかったもの

 

 

本当は「平成で〇〇離れしたくなかったもの」とは、以下のものになります。

 

1 車 9.3% (男性9.6%、女性8.8%)

2 恋愛 7.9% (男性7.0%、女性9.3%)

3 ゴルフ 5.7% (男性8.9%、女性1.1%)

男性と女性では、やはり順位は違ったようです。惜しみつつ離れたのは、男性が「車」や「ゴルフ」で、女性は「恋愛」、そして少し意外ですが「車」でした。

「車」は、男女共通で手放したくないものと言うことですね。まあ、「マイホーム」の次に高価なものに当たるので、当然かも知れませんが。

いろいろな事情があって「車」を手放すことになったと思いますが、この結果には「哀愁」、「切なさ」といったものが伴っています。

また、恋愛についても同じ感情がありますが、これは背景に「結婚」に踏み切れずに別れたことや、「結婚」をしたくない、経済的に出来ないなどの事情も伴っていることが垣間見えます。

また、「離婚」もこの中には入っているのでしょう。その他、失恋によって恋愛恐怖症になってしまったとか、恋愛に興味がないとか…

「恋愛」というジャンルは、ある意味広く捉えることができますから、その意味では2位にくるのもうなずけます。

 

男性と女性で最も差が大きかったのは「ゴルフ」。やはり女性のゴルフ人口はもともと少なくて、男性ほどこだわりはないことがわかります。

「ゴルフ」は、日本ではどうしてもお金がかかるスポーツなので、経済的に厳しくなったら離さなければならない上位にきます。

好きになったらハマるのが「ゴルフ」ですから、男性にとってやめてしまうのは、とても辛いことだったとこが伝わってきます。

※筆者はゴルフについては一家言ありますので、自身の問題として切実にわかります。

 

一方、「タバコ」は自ら吸わなくなった方が多いようで、6位となっています。

さて、4位以下を見てみます。

 

4位 新聞

5位 結婚

6位 タバコ

7位 旅行

8位 ギャンブル

9位 お酒

10位 海

11位 カラオケ

12位 パソコン

13位 ゲーム

14位 テレビ

15位 読書

 

4位の新聞ですが、これは今までの慣習でそう感じた結果ではないか、そういう意味合いが強い気がします。今は、ネットでリアルタイムで情報が入ってきますから、4位という高さは、年代の高い人が多く投票したのではないでしょうか。

先程、「恋愛」のところで「結婚」や「離婚」のことを出しましたが、5位にそれが入っているので、「恋愛」のジャンルには含まれていないようですね。ここは、失礼しました。しかし、「結婚」が5位というのも微妙な位置かなと思います。

7位の「旅行」を捨てた人は、やはり経済的問題なのでしょうか。それとも、時間的問題なのでしょうか。どちらもあると思うのですが、これからも小旅行はできると思いますので、お金のかかるし日数もかかる類の「旅行」ということなのでしょう。

8位のギャンブルは心情がわかりやすいと思います。ギャンブルは常習性が高いので、離れるのは辛いことですので。

9位も容易にわかりますね。健康的に飲めなくなった人の評が多いものと思います。

10位以下で、理由が少し分かりづらいのは、「海」と「テレビ」でしょうか。話さざるを得ないものなのかという意味で、復活もできるでしょうし、ずっと不可能になることでもないですから、解答者の考え方が気になります。

 

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平成の〇〇離れ

 

 

平成時代も年を重ねてくると、「若者の○○離れ」という話題が多くなっていきました。意識の変化の最大のものは「バブル崩壊」だったと思いますが、当時の若者だった人たちはもうすっかり大人になっています。

まず、改めてトップ15を見てみます。

 

1位 タバコ

2位 新聞

3位 ギャンブル

4位 ゴルフ

5位 恋愛

6位 車

7位 ゲーム

8位 結婚

9位 カラオケ

10位 お酒

11位 テレビ

12位 海

13位 読書

14位 年賀状

15位 音楽

 

昭和では、歌の歌詞にも「タバコの煙」、「タバコの匂い」というように、かっこいいもの、美化する傾向がありました。つまり、タバコへの憧れというものが意識としてあったのですね。しかし、平成が進んでいくと全く世の中の意識が変わりました。

新聞はデジタル媒体に移行していますから、致し方ないことです。

ギャンブルは、とてもよい傾向です。そもそもいいことがあまりないのがギャンブルです。時代の傾向としてよかったことの1つはギャンブル離れでしょう。

 

「年功序列」、「終身雇用」などが崩壊して、若者のうちから先を見据えて経済的問題を考える風潮になりました。先を考えないでお金を使った時代はおわり、保守的になったことが様々な価値観を変えました。

車離れも進んでいるとこがうかがえます。昔あった車も、モデルチェンジではなく消えていったものも多くなりました。昔は車は「憧れ」だったのですが、もうそんな時代ではなくなりました。「ドライブが好き」な人はいても、車に対するこだわりは感じなくなっています。

 

世の中の変化のスピードは、もうこれ以上早くならないのではないかと思えるほど速いところまできている気がします。

少なくても、これからもこのスピードで変化は続いていくでしょうから、変化のその先が見えなくなってきている気もします。

この統計で、それぞれの人がどう感じ、何を思うのか、考える切っ掛けになる数値だと思います。