#Ku Tooは、石川優実さんという方が、職場でパンプスやヒールを強制されることに対して疑問を持ち考案されました。今、女性たちの間に共感の声が広がり、署名運動も3万を越えてきています。
#Ku Too運動 パンプス・ヒール強制に待った!女性の足を守れ
#Ku Too運動 その経緯
#Ku Tooの考案者は、グラビアやライターとして活動する石川優実さんです。2017年に話題となった「#Me Too」運動にヒントを得て名付けられました。
「靴」と「苦痛」を掛けている言葉で、うまく命名したものだと思います。
「男女差による靴の着用強制は性差別。厚生労働省は企業に対し、強制を禁止する通達を出してほしい」
こう訴えて、アメリカ発信の署名サイト「Change.org」で賛同を求め始めました。
石川 優実さん プロフィール
氏名;石川優実(いしかわ ゆみ)
生年月日:1987年1月1日
グラビアアイドル、女優、人権活動家
出身:岐阜県多治見市、東京都在住
こちらで活動中の様子がわかります
【もうすぐ3万人!】メールアドレスとお名前だけで署名ができます。
問題点:
①性別によって同じ職場で強制される服装が違うこと
②健康を害してまで強制されるマナーとは?「厚生労働省宛: #KuToo 職場でのヒール・パンプスの強制をなくしたい!」 https://t.co/q61K5E2TVw @change_jpより pic.twitter.com/su85IwlPQe
— 石川優実@#KuToo署名中👞👠 (@ishikawa_yumi) 2019年6月20日
石川優実さんは、みんなパンプスやハイヒールは平気だと思っていたそうです。しかし、実際はみんな我慢していただけだった事がわかったと言います。
職場にもよりますが、接客業などは見た目の大切さから強制されることが多いと言われます。そうでなくても暗黙のマナーのようになっているところがあって、周囲と違うことを嫌う日本人の特性も関係しています。
こんな中、こうやって声をあげる勇気は讃えなければなりません。
このように活動されることで、潜在的に同じ思いでいた人に急速に広がっていきます。今回の広がりはまさにそのケースだと思います。
実際に、悩んでいる人、困っている人の声が多数ありますので取り上げてみます。
#Ku Too運動 賛同者・困っている人・悩んでいる人の声
思っている以上に、いろいろと問題があるようです。
街中でつまづくことがあって、足がひねられてその日1日痛さをこらえて過ごした。
つまづいたときにヒールがこわれて困った。
立ち仕事で歩きにくくて、足の小指の爪から血が出ていることがある。
パンプスを履くことで、外反母趾になってしまった。
巻爪になってしまい、今もなおっていない。
ずっと痛くて困っています。もうすぐにでも履きたくないです。パンプスでもなかなか合う靴がなくて…良さそうと思っても高すぎたり…もう解放してほしいです。
こういうふうに運動してくれることで、世の中の常識が非常識だったとわかるケースもあるので、このケースはそうでないとしてもありがたい。
マナーになっていて仕方ないと思っていたので、この運動に賛同します。
これ助かります。見た目がきれいになることはそうだと思うけど、それより痛いことが避けられる方が私にとっては優先順位が高い。
基本的に賛成だけど、ルールがなくなることで失われることも同時に考えないといけないと思う。
男ですが、女性がヒールで歩いていると、「よくはけるなあ」とか「痛そう」とか「よく転ばないなあ」と思っています。足はきれいに見えるのはわかるけど、自分には不健康にしか見えないんだけど。
いつも男性の靴を見ていて「いいなあ」と思っています。なんで女性だけって思います。
もっと別の靴を考えてくれないかなあ。
これを機に、見た目もきれいで足にやさしい靴ができることを願います。
#Ku Too運動 署名するには
賛同して署名したい場合は、以下にアクセスすればできます。
ちなみに、わかっていることと思いますが最後に確認をしておきます。
この運動は、パンプスやヒールを否定するものではありません。あくまでも、職場での強制や強要を問題にしています。
時代とともに、考え方、価値観などは変化していきます。この署名はどんどん増えているようですが、これを機に、みんなが満足できる結果になっていけば一番いいですね。
そうなるよう、これが良い運動であると考えて見守りたいと思います。