平成カフェブーム 今後はこうなる!?令和のスタバ?変わる街の未来

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平成のカフェ店は、ヨーロッパのカフェをお手本に始まって、スターバックスを始めとしてカフェブームとなりました。平成のカフェでの過ごし方は、令和になって新たな形が模索されています。

現状を踏まえた今後の展開について、未来の街の姿を予測した記事をお届けします。

 

 

平成カフェブーム 今後はこうなる!?令和のスタバ?変わる街の未来

 

 

平成カフェブーム 今後~日本のカフェ(喫茶店)の流れ

 

 

日本にコーヒーが初めて伝わったのは、江戸時代の将軍綱吉の頃、長崎の出島だと言われています。

それから、現代のような喫茶店も形となったのは、明治21年の「可否茶館」という娯楽施設が併設された場所でした。

そして、銀座に続々と「カフェ」と称する店が登場してきます。

ジャズ喫茶、歌声喫茶、漫画喫茶なども現れて、このあたりからはカフェは大衆の憩いの場として、当たり前に存在するようになりました。

珈琲館、カフェ・ド・コロラドのような珈琲専門店が登場した後、インターネットの時代に突入してくると、時代の流れが速くなったこともあって、セルフサービスのカフェが主流となっていきました。

その後の主なカフェの開店は以下のとおりです。

1989年:ドゥ・マゴ・パリ(渋谷)開店
1993年:カフェ・デ・プレ(広尾)開店
1994年:カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ(鎌倉)開店
1995年:オー・バカナル(原宿)、カフェ・ド・フロール(原宿)開店
1996年:スターバックス(東銀座)開店
1997年:バワリーキッチン(駒沢)開店
1998年:オーガニックカフェ(中目黒)開店
1999年:ヌフカフェ(恵比寿)、カフェ・アプレミディ(渋谷)開店

こうして、カフェは時代のニーズとともに変化してきました。それゆえ、今後も形を変えた新たなカフェが登場してくるのは間違いないでしょう。

 

 

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平成カフェブーム 振り返り

 

 

90年代半ばからアメリカのカフェがやってきます。代表は「スターバックス」

ミルクがたっぷり入った「ラテ」や「フラペチーノ」は、コーヒーを飲む人が広がった要因と言っていいでしょう。全国に展開するまでになったスターバックスは、平成のカフェの主役の座を勝ち取っていきました。

店舗は、作っている人の顔やようすがわかる造りになったり、空間を考えた造りになっていきました。

そして、平成においても違った形のカフェが出てきました。

 

・マンションの一室にデザイナーズチェアを配置したカフェ。

・ダイナーカフェ

・リビングルームカフェ

・夜カフェ

・インテリアが特徴のミッドセンチュリーカフェや和カフェ

・アジアンカフェ

・中国茶カフェ

・北欧カフェ

・ブックカフェ

・ドッグカフェ

 

たくさんありますね。これ全部知っている人はかなりの「ツー」ではないでしょうか。ましてや全部利用している人はもう…

 

平成は、一人でごはんを食べる人も多くなっていきました。「孤独のグルメ」はそれを加速する?のに一役買ったと思いますが、今までネガティブに捉えられていた一人の行動も、このカフェでもポジティブな「カフェのひとりごはん」へと変わっていきました。

 

2010年代に入ってくると、パンケーキ、かき氷、パフェ、フルーツサンド、チョコレート、タピオカミルクティーなどの専門カフェが続々オープンします。

また、憩いの空間の提供ではなく、テイクアウトを主体とした小さなコーヒースタンドも登場してきました。

そして、平成も末期になると、SNSがカフェに影響を及ぼすようになります。代表的なものは「SNS映え」でしょう。

しかし、同時に「SNS疲れ」、「SNS離れ」という言葉も出てくるようになって、「SNSとカフェ」の関係性もまた変化していくことでしょう。

 

 

平成カフェブーム 今後~令和はどうなる?

 

 

予測の域を出るものではないですが、これからは「予約限定」と言った閉じた世界を作ったり、「紹介制」でないと入店できないシステムを作ったりするカフェは出来てくるかもしれません。

また、よりクオリティの高い時間や空間を提供することで、コーヒー1杯に高い付加価値をつけて、セットで1,500円以上のカフェなども登場するかもしれません。

チョコレートカフェ、日本茶カフェなどが出てきていますから、他の食べ物と結びつけたカフェは間違いなく登場することでしょう。

ちょっと合わないような組合せが意外に受けるかもしれません。

カレーカフェ、餃子カフェ、おにぎりカフェ…

普通に考えて合わなくても、組合せ方を考えるとあり得そうです。

ガソリンスタンドのカフェがあるように、あらゆるところにカフェが併設される可能性もありますね。

 

 

まとめ

江戸時代からカフェを見てきましたが、実に様々な形態が出てきています。これだけの種類が出てくるということは、「コーヒー」は庶民に本当に浸透していることがわかります。

今はコーヒーは体にいいということも言われていますから、令和の次の時代になっても、コーヒーは愛され、カフェも形を変えながら存続し続けるでしょう。

未来のカフェも、常に街の一角に存在し、街を彩っていくことでしょう。