荻野みどりの子育て母乳ラボが凄い!
こんにちは、そよかぜです。
荻野みどりさんは、「チェンジ・ザ・ワールド」や「ガイアの夜明け」などのテレビ出演もされているブラウンシュガーファーストという会社の社長さんです。
旦那さんとは約3年ほど前に離婚されました。子供(娘さん)の親権は荻野みどりさんにあるようですが、良い関係は続いているようで、きっとこの形が家族のよいバランスなのでしょう。
今回は、母乳の栄養状態が解らないまま授乳を続ける母親が多いと言われる中、その解決に向けて奮闘する荻野みどりさんの取り組みが素晴らしいので、紹介していきたいと思います。
荻野みどりさんの周辺情報も合わせてお伝えしていきます。
荻野みどりの子育て母乳ラボが凄い!出身大学や年収は?経歴や学歴も凄い!
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荻野みどり プロフィールや学歴(出身大学や高校etc…)について
荻野みどりさんは、福岡県久留米市出身で現在は東京都在住です。
出身高校はわかりませんでしたが、福岡県内であることは間違いないと思います。若くして結婚して家庭に入るという慣習がある出身地ゆえ、両親からの希望もあって、被服科の短大に入りました。
ですので、短大も福岡だったと考えられます。しかし、ここから荻野みどりさん独自の生き方がスタートしていきます。
海外に行く夢があった荻野みどりさんは、何とか親を説得して大学1年の夏に1ヵ月だけニューヨークに行ったそうです。
その経験から、地元には留まりたくない気持ちが強くなり、短大は1年で退学。
福岡県内のアパレル関係で働き始めたものの、広く世界を見たいという思いから家出をして上京。同じアパレル関係に勤めたのですが限界が見えたと言います。
それで、「20代のうちに生涯年収を増やさなくては」という考えから何と電器店でパソコンを売る仕事に就いたんですね。どういう思考?
で、仕事をしている中で通信ネットワーク販売の会社の方と知り合って営業職に転職。この後、経歴書が3枚必要なくらい転職を繰り返したそうです。
これを、壮大な?自分探しの旅とでも言うのでしょうか。この話が学歴として続くんですよ、まだこれが。(笑)
荻野みどりさんは全部で4つの大学に行っているんです。
続けます。
営業職をしていて、自分が世の中のことをあまりにも知らないことに気づいたという荻野みどりさんは、一般教養を勉強したくなって放送大学に入学。
なんで?って思いますがこの行動力とバイタリティは恐れ入ります。
このとき、社会学、政治・経済、天体物理学まで勉強したそうです。素晴らしい!
そうしているうちに、先生に直接に会って聞きまくりたいという思いから、社会人入試で駒澤大学の社会学部へ。
このとき、業務委託という形でヨガウェアのブランドの立ち上げをしていたそうです。ひょえ~!クローンでも雇っていたんじゃないのっていうくらいハードって思いませんか。こりゃあ凄い!
そして、国連の広報センターでインターンをする機会に国際政治の現場を見て、その世界を勉強したくなって、慶応義塾大学通信教育過程の政治学部に入ったそうなんです。
これが学歴ということになりますね。このサイトでは、多くの人物を紹介してきていますが、こんなたくさん色々してきている人はいません。学歴も職歴も
しかも、これでまだ25歳前までの「出来事」ですよ。(笑)
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荻野みどりの経歴や年収について
もう経歴書いたじゃんって感じですが、ここからはその後のことや、荻野みどりさんの考え方について触れていきます。
まず、目に止まったのはこれ!
とある商業施設でショッピングをしていて、突然店内がぐにゃっと歪んで見えて気持ち悪くなったと言います。それは、すべてが計算され尽くした空間で、人々がイメージで操られ、扇動されて消費していると見えたから。
う~ん、私も人と違った考えで生きている方だと思いますが、これってただただ感心してしまいました。この気持ちは、正直30%くらいしか理解できませんが、感覚はわかります。
私より聡明な読者さんはもっと深く理解できているでしょうね。(笑)
それで、吐き気がするほどの嫌悪感が湧いたそうで、自分のやっていたことに幻滅したと言います。そう思えたら、そりゃあそうでしょうね。
それで、その後がまた考え方が素敵なんです。少なくとも私は素敵~って思いました。
自分を見つめ直すために断捨離を始めた荻野みどりさん。「わたしにとって必要最低限とは何か?」と問い続けたそうです。
通信回線販売の営業をしていた時代は、販売ノルマを常に達成していて、月収は70万円くらいあったと言います。若くしてこれも凄いことですが、今は断捨離の話ですね。
その当時に考えた末に行き着いたことが、そのうちの10万円で心豊かに生きることができるという思いです。
起業して社長職についても、そのベースは変わっていなくてぶれていないようです。しかし、この考えがあればいろいろなことに挑戦できますね。
子どもが出来て、最低ラインは15万円になったと言いいますが、それなら自信があるそうです。
自分がもっとも幸せだと感じられるライフスタイルの落とし所を知っているのが私の一番の強み
これが、原動力なんですね。
ちなみに、年収についてはわかりませんでしたが、当時の営業職時代でさえ、単純計算で840万円ですからね。社長職の現在は、まあ相当な額になっているでしょう。
いずれにしろ、荻野みどりさんにとっては、固執するようなものじゃないですね。
私の想像になってしまいますが、こういう考えの方は、どこかに人知れず寄付などをなさっている気がします。それだけ、器も大きい方だと思います。
荻野みどり 子育て母乳ラボや会社経営について
さて、ようやく母乳ラボの話にきましたが、会社経営の流れからお伝えします。
2011年、娘さんが4ヶ月のときに母親とお菓子ブランド“Brown Sugar 1st.”を立ち上げています。
その基準は、「わが子に食べさせたいかどうか?」だったそうです。
その後、製造や販売をしていく中で、原材料としての油脂選びの大切さに気づいたそうです。バター、マーガリン、ショートニングなどに代わる油として、ココナッツオイルに出会いました。
そして、2013年に株式会社として法人登記。輸入や卸をスタートさせます。現在では、全国の百貨店・スーパーで取り扱いがされています。
日本でココナッツオイルブームが起こりましたが、これを牽引したのが荻野みどりさんということです。年商で7億円を出しています。ココナッツオイルを使用したレシピ本も出していますよ。
この先30年までの目標を立てているという荻野みどりさんは、今後、東南アジア、イギリス、ヨーロッパ、中東などへ出店し、スターバックスのような世界規模にしていきたい野望(失礼かな?)があるようです。
そして…
2018年、母乳の成分分析と食事のアドバイスをするBonyu.lab(母乳ラボ)を創業しました。いったい荻野みどりさんの頭の中はどうなっているんだって思いませんか。
発端は、完全に合理化された食品を口にしたときに、はたして幸福感があるのか。
ここにあったようです。そこから、こんな考えに至ります。
・母乳は、ほ乳類である人間が産まれて初めて口にする食であること。
・母の胎内から出てきてすぐの赤ちゃんは、本能的にお母さんの乳首に吸い付いてくる。
・母親の愛情をダイレクトに感じられる心豊かな食である。
・十分な量が出ない、自分の食べたものが母乳に影響して子どもの体にトラブルが起きるなどの問題がある。
それで、授乳中のお母さんたちから母乳を提供してもらって成分を分析したそうです。
そして、管理栄養士から、足りない栄養素や、逆に控えたほうがいい食材をアドバイスするサービスを考案します。
しかし、スタートは逆風でした。
Bonyu.labが話題となったとき、「乳児を持つ世の中のお母さんたちに、プレッシャーをかけるつもりか!」と叩かれることに。
それは何と、母親たちではなく、若い世代の男性からだったと言います。ここには、考え方の違いや誤解があるわけですが、荻野みどりさんが向かう先は、
Bonyu.labの活動がきっかけとなって、研究者や企業の方々が母乳にもっと前向きに取り組んでくれることなのです。
これは、荻野みどりさん自身の子育ての経験からもきているそうです。
母乳って、100人いれば100通りの成分がでるほど微妙に違う結果になるそうです。
ですから、もっと母乳の検査サービスを受けてもらって、出産後や妊娠中のより良い食生活について専門家の方々の研究を後押ししたいという思いがあるそうです。
ところで、母乳の日っていうのがあるのをご存知でしょうか。
8月第1週が「世界母乳育児週間」で、初日の8月1日が「世界母乳の日」なんですって。
荻野みどりさんは、「次世代に残したい、心豊かな食生活」という精神を胸に、ブレない経営で邁進していっています。
Bonyu.labは「Bonyu Check」の提供を通して、母乳育児の環境改善をはかり、母親がより愛情に満ちた育児を楽しめる世の中を実現するための手助けをしています。
最後に…
以上、荻野みどりさんの紹介でした。こういった人類にとって有益な素晴らしい取り組みは、紹介していても気持ちのいいものです。
この活動がもっともっと広まって、世界中の理解を得てよりよい環境になっていくことを願います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。