週末木こり暮らしの能勢友歌さんの紹介
こんにちは、そよかぜです。
「熱海キコリーズ」の団長を務める能勢友歌さんの紹介です。10月26日(土)の「Stories ~あなたのライフを探す家~」でも紹介され、東京での仕事と週末の木こり生活というライフスタイルに注目しました。
能勢優歌さんの生き方や考え方はもちろん、経歴や学歴、出身や旦那さんのことなどを紹介していきます。
人生100年時代を生きるちょっとしたヒントをつかめる内容です。
能勢友歌 (週末木こり)のwikiプロフや経歴!出身や学歴・家族や生活スタイルについて!
能勢友歌 (週末木こり) wiki風プロフィール(出身・学歴etc…)や経歴
まずは、プロフィールから。
名前:能勢友歌(のせゆうか)
年齢:37歳
出身地:岐阜県飛騨高山市
最終学歴:上智大学比較文化学部
出身は、岐阜県飛騨高山市です。「木こり」にふさわしい出身と言っていいですね。
上京してからは3つの大学に通学したようですが、最終的には上智大学比較文化学部を卒業されています。これらの大学時代には東京とロサンゼルスで暮らしたそうです。
出身が田舎だと、若いときはどうしても都会の生活、いわゆるシティライフに憧れるもの。能勢友歌さんも例にもれず、そういった考えだったのでしょう。
大学卒業してからは、東京タワーの見える東京の広告会社のもミュニケーションプランナーの仕事に就いて働いています。
その後に結婚されて、大学時代からのシティライフは満喫されてきた能勢友歌さん。
東京から近くて気候もいい熱海を旦那さんが検討するようになって、それをきっかけとして、二拠点の生活が始まることになります。今から6年前になります。
私も田舎出身なので、自然に抱かれた生活に戻りたいとか、自然の空気をいっぱい感じたいとか思うことがあります。
季節の感じ方、木や草花の色合いや匂いといったものが都会にはないものであり、体に感じるものが心地いいんですね。
能勢友歌さんは、全生活を田舎に移すのではなく、都会で仕事をしながら週末は自然の中で過ごすというスタイルを選択されました。
その場所は、旦那さんが検討していた熱海でした。住所も移して静岡県民となりました。
ちなみに、私は小さい頃に、将来は静岡県か宮崎県に住みたいなと思っていました。地図を見ることが好きだったので、見ていて何となくいい場所だなと感じていたんです。だから、静岡県って納得できます。(笑)
こうして、気持ちを切り替える環境を求めていたことがマッチして、二拠点生活が始まり、「週末木こり暮らし」が定着していきます。
「熱海キコリーズ」というものを結成して活動する能勢友歌さん。スローガンは「熱海の林業に新しい風を」です。その団長として、14人のメンバーと頑張っています。
その木こり生活については、このあとお伝えします。
能勢友歌 (週末木こり) 生活スタイルと熱海キコリーズ
都会での暮らしもいいけど、それだけではない選択をした能勢友歌さん。
東京で仕事をして平日は都内に住みながら、週末は熱海の家を拠点にキコリーズをするスタイルですが、それにより生き方が楽になったようです。自分の人生が広がったわけですね。既にキコリーズは、ライフワークとなっているようです。
キコリーズ
多種多様な本業をもち、複業として森林保全活動に携わる30~50代男女14名のフォレストラバーズ団体。「持続可能な林業」を通して地域復興の実現を目指す。
こちらがキコリーズの紹介動画です。
能勢友歌さんはこの団長ですが、自身の生活における考え方は、何をやるかより誰とやるか。林業は仲間と集まるためのツール。
何のためにコミュニティに参加するのかっていう価値を大事に思っているそうです。
やはり、生き方が楽になるのが基本になっているようです。
コミュニティには、仲間と一緒に同じ場所で同じ時間を過ごしているという実感があると言います。その本来の意味がわかるようになったとも言っています。
熱海キコリーズを広めるための広報活動は、東京での仕事のスキルが役立っているようです。企画書作成、プレゼン…。経験をうまく融合している例として、とても参考になります。
しかし、ここまで読んでこられた方には疑問もあると思います。
田舎出身はわかるけど、何で「木こり」なのって。
能勢友歌さんが林業をはじめようと思ったきっかけは、熱海との関わり方を探っていた時期に、縁あって副市長さんと接する機会があったそうです。
そこで、木こりになるための研修に参加させてもらったそうなんです。その時は林業のことはまったく知らなかったと言います。
しかし、飛騨高山の山々に囲まれた環境で育った能勢友歌さんにとっては、やはり昔から自然が好きだったそうで、そのときに「熱海で林業をする」という考えは自然に出てきたそうなんです。
人って本当にいろいろで、考えや思いによって全く思いもよらなかった方向に進んでいくものです。まさに、その例に当たるでしょう。
能勢友歌さんは、森林の中にマックブックのパソコンを持ち込んだりしています。これはどういうことなのか。熱海キコリーズに必要なことを、そこでやっていると思いましたが、どうやらちょっと違うようです。
仕事とプライベートという枠を取り払って、ボーダレスなライフスタイルを実現しているのだそうです。すごく簡単に言えば、仕事という時間枠や概念にとらわれず、好きなときに好きにやるっていうことだと思います。
それが、やはり能勢友歌さんにとって、生き方が楽だということでしょう。
その他には、熱海での生活をするようになって、東京にいるから洗練されるわけではないと気づいたそうです。
逆に、熱海に住んでみると感覚が研ぎ澄まされたそうです。余分なものを排除した生活ができるようになって、情報の質の大切さを知ったと言います。
最後に…
能勢友歌さんは、こんな風に紹介されます。
右手にチェーンソー、左手にMacBook
なかなか言い得て妙だと思いますが、「そよ吹く風の如く」では、いろいろな方の紹介をしているのですが、その人の人生や生き方を知ることで、自分自身に還元できることや気付きがあるのでやっているところがあります。
今回の能勢友歌さんの紹介では、仕事を続けながら新たな道を探って実行していく生活スタイルの「束縛感のなさ」を感じました。
お読みいただいた方も、参考にできるところがあったのではないかと思います。
今後、「熱海キコリーズ」がいい意味で世にもっと広まっていくといいですね。熱海発信で、他県にも「キコリーズ」がたくさん誕生するとか、期待しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。