カーリースの新しい形のサービスについての紹介です。ケイタイ感覚とは、携帯料金と同じような体系で車を借りられるという意味ですが、このカーリースサービス。どんな人が利用すると、お得かつ便利なのでしょうか。
ケイタイ感覚カーリース
サービスを開始するのは、神戸のジーライオングループという自動車販売会社です。いったいどんなサービスでしょうか。
ケイタイ感覚カーリース登場!1キロ10円 って
基本システムは、月額基本料を払い、あとは走行距離に応じて料金を払えばOK。
今のところは、車種がスズキの軽ワゴン車「ワゴンR」のみと限定的です。その理由は、軽自動車の販売台数が伸びているからだそうです。今後は需要に応じて車種も広がりを見せるかもしれません。
今までのレンタカーやカーシェアリングとの違いは、自宅の駐車場などで車両を保管できるために、まるで自家用車と同じように利用できる点です。「カーリースなのにマイカー」っていう感覚です。
この会社では、「買い物や家族の送迎など日々の短距離移動で使いたい人」がターゲットのようで、気軽に車を利用してしたい人はこれを機に考えてみるのもありではないでしょうか。
車の維持費の中で、車検代や修理代は馬鹿になりません。この点が節約できる点でも魅力的なサービスではないかと思います。
では、実際のこのサービスですが…
月額基本料金 4800円(税別)
走行1キロごとに10円の使用料(税別)
というシンプルなものです。
実際に車利用者の走行距離は、1日平均10~20キロ程度だとか。このくらいの距離しか乗らない人なら、こちらの方が確実にマイカーよりも安くなります。
月間走行距離でおよそ500~600キロ以下なあば、カーリースよりも安く利用できるようです。
利用にあたっては、この他の条件もありますので、確認が必要です。また、この会社では兵庫県内の在住者が対象となっていますが、他府県でも相談に応じるそうです。
これを気に、利用者が増えれば、他の会社でもサービスを始めることが期待できます。そうすれば、全国的により便利に経済的に車が利用できる日が来そうな予感がします。
「カーリースなのにマイカー」っていうキャッチコピーが出回る日が来る?
カーリースについて
カーリースの最も大きな特徴といえば、月額料金に車の維持費である 車検・税金・メンテナンスなど入っていることではないでしょうか。月々のリース料だけを支払えばいいので、車の維持費の悩みはかなり解消されます。今、急速に広まりつつあると言ってもいいでしょう。
■新車購入とどう違う?
新車購入時に頭金が必要ですが、カーリースはそれがないのが基本です。少ない初期費用で車に乗れる点がメリットです。
新車購入すると、月々のローン、自動車税、車検ごとの車検基本料や自賠責保険料、自動車重量税など費用がかかりますが、カーリースはまとめて月々のリース料金を出しています。わずらわしい手続きがない点は魅力です。
■レンタカーとどう違う?
レンタカーは、その会社が保有している在庫の中から選んで予約をし、その車が空いていたら借りられるサービスです。同じクルマを不特定多数に貸し出すことになるので、汚れ、傷、ニオイといったことが気になる車もあるようです。カーリースは、不特定多数に貸し出すことはないため、自分が借りた車をマイカーのように利用できることや、予約が取れないという心配がない点が魅力です。
もう1つ、レンタカーはナンバーが「わ」「れ」などになり、そのクルマがレンタカーだと分かってしまうのですが、カーリースは一般の車と同じナンバーになるので、レンタルしていることが周りからはわからない点はメリットでしょう。
ここでは、カーリースのメリットを主に紹介しましたが、疑問点を解消して上手に利用すれば快適な新しいカーライフが手に入るのではないでしょうか。