イチロー 通算成績 【金字塔】
イチロー選手が打ち立てた金字塔が数字からわかります。もちろん、その中で最も偉大な成績は、安打数と打率です。この記事では、イチロー通算成績の紹介と、ついに引退を決意して発表したイチロー選手への著名人や有名人のコメントを紹介します。
イチロー通算成績 & 【引退】著名人や有名人のコメント
以下の表で、太字はタイトルを獲得したものです。赤字は歴代最高の数字です。シアトル・マリナーズ入団初年の2001年から2010年までの10年間、200本以上の安打を打ちましたが、これは誰も破ることはできないでしょう。
イチロー通算成績一覧
年度 | 年齢 | チーム | 打率 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 |
1992 | 19 | オリックス | 0.253 | 40 | 99 | 95 | 9 | 24 |
1993 | 20 | オリックス | 0.188 | 43 | 67 | 64 | 4 | 12 |
1994 | 21 | オリックス | 0.385 | 130 | 616 | 546 | 111 | 210 |
1995 | 22 | オリックス | 0.342 | 130 | 613 | 524 | 104 | 179 |
1996 | 23 | オリックス | 0.356 | 130 | 611 | 542 | 104 | 193 |
1997 | 24 | オリックス | 0.345 | 135 | 607 | 536 | 94 | 185 |
1998 | 25 | オリックス | 0.358 | 135 | 558 | 506 | 79 | 181 |
1999 | 26 | オリックス | 0.343 | 103 | 468 | 411 | 80 | 141 |
2000 | 27 | オリックス | 0.387 | 105 | 459 | 395 | 73 | 153 |
2001 | 28 | SEA | 0.350 | 157 | 738 | 692 | 127 | 242 |
2002 | 29 | SEA | 0.321 | 157 | 728 | 647 | 111 | 208 |
2003 | 30 | SEA | 0.312 | 159 | 725 | 679 | 111 | 212 |
2004 | 31 | SEA | 0.372 | 161 | 762 | 704 | 101 | 262 |
2005 | 32 | SEA | 0.303 | 162 | 739 | 679 | 111 | 206 |
2006 | 33 | SEA | 0.322 | 161 | 752 | 695 | 110 | 224 |
2007 | 34 | SEA | 0.351 | 161 | 736 | 678 | 111 | 238 |
2008 | 35 | SEA | 0.310 | 162 | 749 | 686 | 103 | 213 |
2009 | 36 | SEA | 0.352 | 146 | 678 | 639 | 88 | 225 |
2010 | 37 | SEA | 0.315 | 162 | 732 | 680 | 74 | 214 |
2011 | 38 | SEA | 0.272 | 161 | 721 | 677 | 80 | 184 |
2012 | 39 | SEA/NYY | 0.283 | 162 | 663 | 629 | 77 | 178 |
2013 | 40 | NYY | 0.262 | 150 | 555 | 520 | 57 | 136 |
2014 | 41 | NYY | 0.284 | 143 | 385 | 359 | 42 | 102 |
2015 | 42 | MIA | 0.229 | 153 | 438 | 398 | 45 | 91 |
2016 | 43 | MIA | 0.291 | 143 | 365 | 327 | 48 | 95 |
2017 | 44 | MIA | 0.255 | 136 | 215 | 196 | 19 | 50 |
2018 | 45 | SEA | 0.205 | 15 | 47 | 44 | 5 | 9 |
2019 | 46 | SEA | 0.000 | 2 | 6 | 5 | 0 | 0 |
NPB通算成績 | 0.353 | 951 | 4098 | 3619 | 658 | 1278 | ||
MLB通算成績 | 0.311 | 2653 | 10734 | 9934 | 1420 | 3089 | ||
日米通算成績 | 0.322 | 3604 | 14832 | 13553 | 2078 | 4367 |
年度 | 年齢 | チーム | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 |
1992 | 19 | オリックス | 5 | 0 | 0 | 5 | 3 | 1 | 0 |
1993 | 20 | オリックス | 2 | 0 | 1 | 3 | 0 | 1 | 0 |
1994 | 21 | オリックス | 41 | 5 | 13 | 54 | 29 | 7 | 2 |
1995 | 22 | オリックス | 23 | 4 | 25 | 80 | 49 | 0 | 3 |
1996 | 23 | オリックス | 24 | 4 | 16 | 84 | 35 | 0 | 4 |
1997 | 24 | オリックス | 31 | 4 | 17 | 91 | 39 | 0 | 5 |
1998 | 25 | オリックス | 36 | 3 | 13 | 71 | 11 | 0 | 2 |
1999 | 26 | オリックス | 27 | 2 | 21 | 68 | 12 | 0 | 5 |
2000 | 27 | オリックス | 22 | 1 | 12 | 73 | 21 | 0 | 6 |
2001 | 28 | SEA | 34 | 8 | 8 | 69 | 56 | 4 | 4 |
2002 | 29 | SEA | 27 | 8 | 8 | 51 | 31 | 3 | 5 |
2003 | 30 | SEA | 29 | 8 | 13 | 62 | 34 | 3 | 1 |
2004 | 31 | SEA | 24 | 5 | 8 | 60 | 36 | 2 | 3 |
2005 | 32 | SEA | 21 | 12 | 15 | 68 | 33 | 2 | 6 |
2006 | 33 | SEA | 20 | 9 | 9 | 49 | 45 | 1 | 2 |
2007 | 34 | SEA | 22 | 7 | 6 | 68 | 37 | 4 | 2 |
2008 | 35 | SEA | 20 | 7 | 6 | 42 | 43 | 3 | 4 |
2009 | 36 | SEA | 31 | 4 | 11 | 46 | 26 | 2 | 1 |
2010 | 37 | SEA | 30 | 3 | 6 | 43 | 42 | 3 | 1 |
2011 | 38 | SEA | 22 | 3 | 5 | 47 | 40 | 1 | 4 |
2012 | 39 | SEA/NYY | 28 | 6 | 9 | 55 | 29 | 5 | 5 |
2013 | 40 | NYY | 15 | 3 | 7 | 35 | 20 | 6 | 2 |
2014 | 41 | NYY | 13 | 2 | 1 | 22 | 15 | 2 | 2 |
2015 | 42 | MIA | 5 | 6 | 1 | 21 | 11 | 5 | 4 |
2016 | 43 | MIA | 15 | 5 | 1 | 22 | 10 | 3 | 2 |
2017 | 44 | MIA | 6 | 0 | 3 | 20 | 1 | 1 | 0 |
2018 | 45 | SEA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2019 | 46 | SEA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
NPB通算成績 | 211 | 23 | 118 | 529 | 199 | 9 | 27 | ||
MLB通算成績 | 362 | 96 | 117 | 780 | 509 | 50 | 48 | ||
日米通算成績 | 573 | 119 | 235 | 1309 | 708 | 59 | 75 |
年度 | 年齢 | チーム | 四球 | 死球 | 三振 | 出塁率 | 長打率 | その他 |
1992 | 19 | オリックス | 3 | 0 | 11 | 0.276 | 0.305 | |
1993 | 20 | オリックス | 2 | 0 | 7 | 0.212 | 0.266 | |
1994 | 21 | オリックス | 51 | 10 | 53 | 0.445 | 0.549 | MVP |
1995 | 22 | オリックス | 68 | 18 | 52 | 0.432 | 0.544 | MVP |
1996 | 23 | オリックス | 56 | 9 | 57 | 0.422 | 0.504 | MVP |
1997 | 24 | オリックス | 62 | 4 | 36 | 0.414 | 0.513 | |
1998 | 25 | オリックス | 43 | 7 | 35 | 0.414 | 0.518 | |
1999 | 26 | オリックス | 45 | 7 | 46 | 0.412 | 0.572 | |
2000 | 27 | オリックス | 54 | 4 | 36 | 0.460 | 0.539 | |
2001 | 28 | SEA | 30 | 8 | 53 | 0.381 | 0.457 | MVP |
2002 | 29 | SEA | 68 | 5 | 62 | 0.388 | 0.425 | |
2003 | 30 | SEA | 36 | 6 | 69 | 0.352 | 0.436 | |
2004 | 31 | SEA | 49 | 4 | 63 | 0.414 | 0.455 | |
2005 | 32 | SEA | 48 | 4 | 66 | 0.350 | 0.436 | |
2006 | 33 | SEA | 49 | 5 | 71 | 0.370 | 0.416 | |
2007 | 34 | SEA | 49 | 3 | 77 | 0.396 | 0.431 | |
2008 | 35 | SEA | 51 | 5 | 65 | 0.361 | 0.386 | |
2009 | 36 | SEA | 32 | 4 | 71 | 0.386 | 0.465 | |
2010 | 37 | SEA | 45 | 3 | 86 | 0.359 | 0.394 | |
2011 | 38 | SEA | 39 | 0 | 69 | 0.310 | 0.335 | |
2012 | 39 | SEA/NYY | 22 | 2 | 61 | 0.307 | 0.39 | |
2013 | 40 | NYY | 26 | 1 | 63 | 0.297 | 0.342 | |
2014 | 41 | NYY | 21 | 1 | 68 | 0.324 | 0.34 | |
2015 | 42 | MIA | 31 | 0 | 51 | 0.282 | 0.279 | |
2016 | 43 | MIA | 30 | 3 | 42 | 0.354 | 0.376 | |
2017 | 44 | MIA | 17 | 1 | 35 | 0.318 | 0.332 | |
2018 | 45 | SEA | 3 | 0 | 7 | 0.255 | 0.205 | |
2019 | 46 | SEA | 1 | 0 | 1 | 0.167 | 0 | |
NPB通算成績 | 384 | 59 | 333 | 0.421 | 0.522 | |||
MLB通算成績 | 647 | 55 | 1080 | 0.355 | 0.402 | |||
日米通算成績 | 1031 | 114 | 1413 | 0.373 | 0.434 |
【引退】著名人や芸能人のコメント
引退が発表されて、有名人のコメントが続々と入ってきています。その一部を紹介します。
まずは、野球界から。
王貞治さん
「やっぱり来るべく日が来てしまったのかなと。誰もがスタートがあれば終わりがあるので、彼にはその日(引退)が来るとしても、もっと先だと思っていたので残念だ」
大谷翔平選手
「目標になる存在で、それはこれからも変わらない。プレーする姿は見られないけど昔から見てきた選手像を目標にしてやっていくと思う。」
「こちらからお願いしてアドバイスをもらったが、普通は、アドバイスとかは、なかなかしてもらえないのでそれはありがたい。見るだけでも勉強になるが、実際に教えていただいて、すごく勉強になったと思います。」
田中将大選手
「ついにこの時が来たのかという印象がある。最後に交代を告げられて、相手チームも関係なく、拍手を送っていたが、誰もがああいう雰囲気になるわけではなく、それだけイチローさんが認められて、尊敬されているからこそだと思う。誰もが認めていて、本当にすごいと思う。」
エドガー・マルティネス選手
「イチローの驚くべき功績をたたえたい。チームメートとして彼の熱意、プロ意識、自制心を目の当たりにできて光栄だった。次は殿堂入りだ!」
クリスチャン・イェリッチ選手
「あなたのことをチームメートであり、友達と呼べて光栄でした。」
稲葉篤紀さん
「野球を愛し、野球に愛された男の今後に誰もが期待を抱いていると思う。」
「まずは、現役生活、本当にお疲れ様でした。今回の決断には、正直驚いていますが、イチ君の事なので、さまざまな事をさまざまな角度から考え私たちには想像もつかないほどの思いと戦い、今回の決断に至った事と思います。野球を愛し、野球に愛された男の今後に誰もが期待を抱いていると思いますが、この先もイチ君らしくイチ君の人生を歩んでほしいと思います。」
里崎智也さん
「今年で平成が終わる!間違いなく平成ナンバーワンプレーヤーは僕の中ではイチローさんだ!日の丸背負って一緒に戦い世界一にもなり、一緒に野球できたのは誇り。次の未来、是非日本人初MLB監督イチローさんを見たい」
田口壮さん
「ひとつの時代が終わったという感覚をこんなに強く感じたことはありません。28年にわたるお祭が終わり、虚無感でいっぱいです。同期で入団し、いろいろな形で彼から刺激をいただいたことに感謝しています。もう見られないと思うと寂しいですが、ありがとう。お疲れさまでした。」
アルバート・プホルス選手
「もちろん素晴らしいキャリアで、将来殿堂入りだ。日本だけでなく、メジャーリーグのこのレベルで彼が達成したことは本当に素晴らしい。同じ時期にメジャーデビューし、一緒に新人王を受賞したことは光栄だよ。素晴らしい、素晴らしいキャリアだ。僕も本当に嬉しいよ。」
CC・サバシア選手
「イチロー、一緒にルーキーとしてスタートし、一緒に引退することになるね。試合へ臨む姿勢、僕にとっても他の多くの選手にとっても素晴らしいチームメートであったことを常に称賛していたよ。イチローがした全てのことに感謝している。」
ロビンソン・カノ選手
「野球のマスターから学べたことは素晴らしかった。2球団でイチローと同じユニホームを着られたことは光栄だ。一緒に過ごした時にくれたアドバイスと笑いをありがとう」
ジャンカルロ・スタントンさん
「殿堂入りへの道を開けて! なんという特別なキャリアなんだ、イチ。全てが始まった場所で伝説的な終わり方。そこにいて見たかったよ!」
クリスチャン・イエリッチ選手
「チームメートと友人と呼べたことを光栄に思う。殿堂入りのキャリアにおめでとう!!」
松坂大輔選手
「プロ入り前からその姿を追い掛け、イチローさんがいたから今の僕があります。ただ、できることならばもう一度イチローさんに投げたかったです。」
上原浩治選手
「ただでさえ自分より年上の選手はほとんどいなくなっているし、イチローさんの引退はとても寂しいなぁ。初めての対戦は、ルーキーだった年のオールスター。インコースの真っすぐに首を振ってフォークを投げたら、バックスクリーンにホームランを打たれた。あの時、自分にインコースの真っすぐを投げる勇気があったらどうなっていたか。今でも後悔しています。メジャーでは13打数2安打で、2本のヒットは二塁打と三塁打だった。先日、マリナーズと巨人の試合があったし、そこで最後の対戦をしたかった。」
アスレチックス・メルビン監督
「野球人として尊敬の念に値する。彼はスタンディングオベーションに値する選手。」
各界の著名人から
菅義偉官房長官
ついにこの時が来てしまったかという思いだ。これまでの活躍と功績に敬意を表し、お疲れさまと申し上げたい。
三浦知良選手
「情熱を持って全てを野球にささげてきたと思う。いつも話していて感じた。」
「少し休んでカムバックしてもらいたいですね。プレーしている姿を見たいですね。引退したからといって、野球を辞める必要はないですし。野球はずっと大切にしていって欲しいです。三振しようが何しようが、イチローさんにはずっとプレーして欲しいなと思います」
横綱白鵬
「海外に行って、目に見えないプレッシャーがあったと思う。大記録とは抜かれるためにある。未来の若者が超えていかないと。」
錦織圭選手
「びっくりした。競技は違うが、本当にみんなが目指す人だった。そういう人がやめていくのは寂しい。」
武井壮さん
イチロー選手引退かあ
同い年で若い頃から途轍もない活躍をしてメジャーリーグに行っても歴史を作り世界の野球界の歴史を作ってしまったスーパースターだ。」嫉妬したり尊敬したり学んだり共感したりして眺めてきた日本の生んだ最高の野球選手。寂しいしまだ見たいけど引退後のイチローも楽しみだなあ。
要潤さん
まだ俳優を始めたばかりの頃、
イチロー選手の「初心を忘れずというのは大切だが、初心でプレイしてはいけない。成長した自分がそこにいて、その気持ちでプレイしなくては…」という言葉が当時の僕の心に染み込み、礎が作られた。現役生活お疲れ様です。そして、夢をありがとうございます。
市川海老蔵さん
多くの夢を多くの記録を沢山の夢を見せて頂きました。ありがとう御座います。心からお疲れ様で御座いました。
石川さゆりさん
「イチローの野球への思いは、純度高く、みんなの心に届きます。元気になります! ありがとうございます。今はこんな言葉しか見つけられず。感謝!」
香川真司さん
「僕だけじゃなく、全国民がね、本当にイチローさんの活躍に勇気づけられてきたと思う。昨日も引退報道が出る時やその会見を見させてもらいましたが、身震いしたというか、ひとつの時代が終わったのかなと。平成生まれでずっと見てきたので、平成の終わりに引退するなんて、本当に『お疲れ様でした』としか言いようがないです。」
葛西紀明さん
「同じ世代なので、ずっと彼の活躍も見てきた。競技は違えど、刺激はあった。50歳まで頑張ろうという気持ちになれたのは彼もいたから。」
樽美酒研二さん
「僕が中学生の頃から第一線で輝き続け、画面の向こうからいつもパワーをくださり、ずっとずっと憧れの存在でした。夢や勇気、日々頑張れるエネルギーをたくさんいただいたことが今現在につながってるんだと思います。決して大げさではありません。」
最後に、最高の賛辞とも言えるアメリカのメディアのコメントを紹介します。
「エルビス・プレスリー、ベーブ・ルース、ビル・ゲイツを1人にしたようなもの。象徴であり、アイドルであり、神話だった。」
政府内からは、「国民栄誉賞に十分値する。具体的な検討はこれからだ」といった声が上がっているそうです。当然だと思いますが、果たして今のイチロー選手はそれを受け取るでしょうか。
私見ですが、イチロー選手は、かなりの時が経って体が思うように動かなくなった時くらいにその話がまた持ち上がったら、ようやく受け取る気がします。
そして…
どんなに辛かったとしても、大好きな野球に打ち込めたイチロー選手は、これ以上ない幸せな人だと思います。