LGBTドラマ 好評理由
LGBTを題材にしたドラマが軒並み好調のようです。好調ゆえに作品も増えているようですが、その背景には何があるのでしょうか。
海外では当たり前になってきていますが、日本では遅れているとは言え、LBGTをカミングアウトした芸能人も出てきています。これらをまとめます。
LGBTドラマ 好評理由 今春5作の好評ドラマ
最近では、「おっさんずラブ」がヒットしています。
その記事はこちらです。
その他には…
「きのう何食べた?」*ツイッターの世界トレンド1位
「家政夫のミタゾノ」
「俺のスカート、どこ行った?」
「腐女子、うっかりゲイに告る。」
「ミストレス~女たちの秘密~」
この5作はいずれも好調で、4作は主人公がLGBT当事者となっています。
そもそも「LGBT」とは…
本題の前に、まずLBGTの確認をしておきます。
LBGT
女性同性愛者(レズビアン、Lesbian)
男性同性愛者(ゲイ、Gay)、
両性愛者(バイセクシュアル、Bisexual)、
トランスジェンダー(Transgender)
これらの頭文字を組み合わせた表現「性の多様性」と「性のアイデンティティ」からなる文化を強調するもの。性的少数者(セクシュアル・マイノリティ)という用語と同一視されることも多々あるが、LGBTの方がより限定的かつ肯定的な概念。
#Wikipediaより抜粋
LGBTドラマ 好評理由
ドラマだけではなく、テレビ番組の傾向として、人のそれぞれの生き方を尊重するものが増えてきていると言います。
ポイントは、「自分らしい生き方」、「マイノリティ」を扱うことのようです。
「わたし、定時で帰ります。」…周囲を気にせず定時退社を続ける女性を描く。
「パーフェクトワールド」や「あなたの番です」…生きづらい世の中を自分らしく乗り越える姿を描く。
LGBTを描くドラマではなくても、こういったテーマで描いています。その中で、生きづらいことが明確にわかるLBGTが注目されるのは自然の流れだったのかも知れません。
LBGTは、好奇の目で見られたり、微妙な距離感で付き合わなければならなかったり、露骨な特別扱いをされたりと、様々な状況に直面するわけです。
しかし、「自分らしく生きる姿」を描ききることで、困難を克服したときのカタルシスが得られることが視聴者を引きつける大きな要因となっているようです。
この先、LBGTを描いた作品は一段落を迎えることでしょう。そのときは、日本人も、こういった方への理解も更に深まり、自分の周りにもいる普通の人としての認知になっていくととと思います。
メディアの影響は、こういったところが大きいと感じます。
LGBTドラマ カミングアウト芸能人は?
最後に、公表をしている芸能人の方々を紹介します。今はこうやってカミングアウトしても、特に何も思わなくなっている世間の風潮があります。この先は、カミングアウトという表現もなくなってくるかも知れません。
一挙に紹介します。ただし、調べてわかった方だけになりますので、ご了承ください。
オープンリーゲイ(誰にも公表している人)
木村多江さん、松岡宗嗣さん(LGBTの活動をしている方)、「ぐるりのこと。」の映画監督
ゲイ
井深克彦さん、ロバート・キャンベルさん、三ツ矢雄二さん(声優)、ぺえさん、へえさん(YouTuber)、ミッツ・マングローブさん
レズビアン
一之瀬文香さん、滝沢ななえさん(元バレーボール選手)、キングプリンセスさん、ケイト・マッキノンさん、藤原夏姫さん
バイセクシャル
最上もがさん、カズレーザーさん、壇蜜さん、大石絵里さん、カーラ・デルヴィーニュさん、トーベ・ヤンソンさん
トランスジェンダー
はるな愛さん、サリー楓さん、KABA.ちゃん、SECRET GUYZさん、GENKINGさん、中村中さん、西原さつきさん
パンセクシュアル(相手の性別を条件とせず愛することが出来る人)
村主章枝さん