小林圭さん パリ初の2つ星レストラン「Kei」オーナーシェフ
こんにちは、kazeです。
パリで活躍する日本人オーナーシェフである小林圭さん。日本の心も入った素晴らしいフランス料理を提供して外国人オーナーシェフとしては初のミシュラン2つ星も獲得しています。
その料理に対する思い入れは特別であり、レストランの空間も最高級の考え方でお客を迎えています。
10月26日(土)のテレビ東京「SWITCHインタビュー達人達」では、澤田秀雄さんとともに紹介されています。
そんな注目が高まっている小林圭さんについて紹介していきます。
速報!
2020年1月27日、ついにミシュランガイドのフランス発表会で小林圭さんが日本人初の3つ星に輝きました。
「日本の富士山を登るのではなく、エベレストを登りたかった」
「三つ星はあくまでスタート、さらに最高の料理を提供していきたい」小林圭さんはこう話しています。
小林圭(シェフ)のwikiプロフや経歴!パリ初2つ星レストランの実力と世界一の野望!
小林圭(パリ・レストラン・シェフ)のwiki風プロフィール
レストランガイド で、「驚くべき料理だ。彼はフランスで学んだことを料理のなかにすべて表現している。その創造の泉は決して枯れることがない」と評される小林圭さんの料理。
2つ星シェフとしてこれからどんどん注目が高くなっています。そんな小林圭さんはどんな人物なのか見ていきます。
プロフィール
名前:小林圭(こばやしけい)
生年:1977年
出身地:長野県諏訪市
長野県諏訪市は、諏訪湖を囲み、諏訪大社を産土神とする風光明媚な素晴らしい場所です。私も長野県出身なので、同県というだけでなんか嬉しくなります。初っ端から長野を自慢してしまいましたが。(笑)
小林圭さんは、まずこの長野から料理人としての第一歩を踏み出しています。何とその年が15歳と言いますから、学歴に関係なく料理の道に若い頃から邁進していったのでしょう。
料理に興味を持ったのは、親が日本料理をやっていたからのようです。しかし、同じ料理の道でも、小林圭さんは日本料理ではなくフランス料理の世界へ。
「白いフロックを着たシェフがかっこいいな」
若い小林圭さんにはそう見えたそうで、それがきっかけのようです。若いときって、動機はけっこう単純ですからね。(失礼!)
ということで、長野のフランスレストランでまずは4年半の修行。その後に、東京へ出ています。
その東京のフランス料理店に努めているうちに、本場で学びたくなった小林圭さん。いよいよフランスへ渡ることになります。その年、まだ若干21歳の若さでした。
この続きは、以下の経歴でお伝えします。
小林圭(パリ・レストラン・シェフ)の経歴について
そこから4年の間、1~3星のレストランで修行します。地方の豊かさを知りたいという思いで、南フランスやアルザス地方の有名レストランを回ったそうです。
その後にパリへ!
そこで、世界的なシェフであるアラン・デュカス氏のレストラン「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」で7年に渡り働きます。
ここでは、4年目からスーシェフを任されました。スーシェフとは、副料理長であり二番手のシェフということです。すごい信頼を得ていたことがわかります。
ここで学んだことを、小林圭さんはこのように伝えています。
「アラン・デュカス」での日々は、フランスの最高級ガストロノミー料理をしっかり学べるまたとない機会でした。3つ星レストランで失敗は許されません。お客様の目も肥えています。最高級の食材を揃え、完璧な料理に仕上げてお出しするのが絶対条件です。あそこでは調理の技術の他に、食材の見極める目を養いました。そして生産者とのつきあい方、厨房を料理人たちをいかにオーガナイズするかといった、料理以外のシェフとして必要なことも学ぶことが出来ました」
出典:https://www.restaurant-kei.fr/the-chief-kei-japan.htmlより抜粋
そして2011年、念願の自分の店をパリ一区という一等地にオープンします。
小林圭さんの動画がアップされていました。ここでも確認できます。
料理の確かな腕は、すぐに結果として認められることになります。1年後にはミシュランで1つ星獲得を早くも獲得してしまいました。
これにより、業界誌「ル・シェフ」の注目の新オーナーシェフや、1年間で最も注目に値した料理人に授与される今年の料理人に選ばれています。
1つ星は5年連続で獲得しています。そして2017年、ミシュラン2つ星を獲得することになります。外国人オーナーシェフとしては初で、快挙と言えます。
小林圭(パリ・レストラン・シェフ) パリ初の2つ星レストランの実力と世界一の野望
この動画を見れば、素人でも凄いなあ、素晴らしいなあってわかると思います。言っていることはフランス語なので「メルシーボク」しかわからないですが。(笑)
見てみてください。
小林圭シェフの料理は、クラッシックなフランス料理を基本としています。高級食材はもちろんですが、日常の新鮮なおいしい野菜、最高の旬の素材、生産者が丹精込めて作った野菜や肉も扱っています。
素材を生かすのは、適切な火入れや味付けのテクニックだと言います。心がけていることは、いつも最高の状態で召し上がっていただくことと語っています。
小林圭さんの料理はフランス料理なのですが、そこには日本の「何か」があると言います。繊細さであったり、ワビサビの世界だったりするのでしょうか。
日本人独特の良さが加わって、さらに人を魅了しているんですね。
小林圭さんによると、自身が作ったガストロノミーは、それ自体がアートだと思っているそうです。
絵画や彫刻とは違うところは、食べてなくなってしまうところですが、食べ物もそれ自体をアートと考え、その空間であるレストランは劇場だと。
「音楽や芸術を楽しむように、料理を楽しんでいただきたい」
こう考えて常に真剣勝負をしているそうです。これを聞けばもう間違いなく、それはそれは、技術だけでなくおもてなしも最高になっていくはずですね。
最後に…
世界一を目指す野望を持ている小林圭さん。日本人の世界的な活躍は本当に嬉しいし自慢になりますね。小林圭さんの今後のさらなる活躍と野望の実現に期待して、終わりとします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。