運の要素が少なく、技術、駆け引きなどが勝負のアヤとなるスポーツが好きです。
やるのも見るのも好きですが、その中で「フィギュア」というジャンルは、表現力、技の繋ぎ、構成(これ全て技術ですね)など、駆け引きはあまりないですが、浅田真央(以下、真央ちゃんと書きます)さんが出てきたときの衝撃以来、追いかけています。
やる方はもちろん全く出来ませんので、もっぱら見て楽しむだけです。上記理由で、エキシビションは私のツボから外れているので、ほとんど興味がないんです。
以前は男子って全然面白くなかったのですが、高橋大輔さんの頃から男子も盛り上がってきて、羽生結弦さんが出てきて層が厚くなってきてからは、男子の方が面白いと思える時期もありました。高橋大輔さんが復活するとは思いませんでしたが…。
真央ちゃんは、本当にずっとよく見てきましたが、そのおかげで演技が終わったあと得点が出る前に自分で何点か言うのですが、±2点の範囲でほぼ当たるようになりました(ちょっと自慢してます)。
さて、お題は「紀平梨花さんに惚れた!」でした。笑
日本で最高のスケーターが真央ちゃんだと思っていたら、越える存在が出てきましたね。というか、完全に内容では既に越えてしまいました。
何がいいって… そりゃあね、もう全部です。まあ、そう言ったら終わってしまうのですが。笑
紀平梨花(以下、梨花ちゃんと書きます)さんに最も惚れたところは、身体能力です!
筋肉の付き方が綺麗で、スタイルのバランスがとってもいいので、見ていてフォルムが美しい。そして演技中、高いレベルの技を入れながらの姿勢や身のこなしが、過去の全ての選手の中で最もナチュラルであるため、動きを見ているだけで虜になってしまいます。
演技に失敗したときの修正力は、ずば抜けていると思います。2018年、全日本フィギュアでは、3-2-2のジャンプ予定で、オーバーターンのところをシングルオイラーにしたところももちろんなのですが、ショートでトリプルアクセル転倒の際の起き上がり方にも能力の高さを感じました。それがまた綺麗なんですよ。転倒が綺麗に見えるってすごいです。
フリーの演技って結構長いので、レベルが低い選手は「なが!まだ終わんないの」って失礼ながら思ってしまいますが、梨花ちゃんの演技はずっと見ていたい。終了後に録画を5回も見直した人は、真央ちゃんの衝撃デビュー時以来です。笑
そして、演技以外の立ち居振る舞いがまたいいですね。姿勢が綺麗で、コメントが前向きでエネルギーに満ちているので、聞いている方が心地よくなります。精神面もちょうどよいバランスで保つことができる人だと感じます。
もっと梨花ちゃんの良さはあるんですが、このくらいにしておきます。
最後に、今後の私の勝手な予想です。採点方法が変わりましたが、この採点が変わらないと仮定すると、今後250点(ショート85点、フリー165点)まで出る演技ができると思います。ただし、20歳までに出ないと厳しいかもしれません(ただ、梨花ちゃんは体型変化が少ないと思うのでもっといけるかも)。その最高点が出るとき。それは、フリーで4回転を1つ入れて、完璧な演技ができたときです。
今や日本の宝となった梨花ちゃんを、純粋にピュアな気持ちで応援し続けます。