紀平梨花 国別対抗戦の女子フリーは残念な結果
紀平梨花選手が、世界国別対抗戦2019のショートプログラムで、世界最高得点の83.97点を出しました。しかし、フリーでは振るわずに5位となりました。
期待がかかっていただけに非常に残念ですが、今期は一気にNo.1のスケーターの一まで駆け上がってしまった最高の年で、それ以上を求めるのは欲張り過ぎと考えましょう。ということで、世界最高得点は来季以降の楽しみとしてとっておきたいと思います。
この記事では、国別対抗戦の全結果の速報と、世界最高得点についてまとめます。
紀平梨花 女子フリー世界最高得点ならず
今回は国別対抗戦のため、ショートとフリーの演技ごとに区切るため、総合得点での順位は換算しません。しかし、出場者の総合得点はISU公認記録となるため、ショートプログラムで世界最高得点を出した紀平梨花選手に大きな期待がかかっていました。
紀平梨花選手のフリーの得点は138.37点。プログラムを全て成功させると169点が出せる構成なだけに、失敗の連続で振るわなかったようです。
それでは、個人女子の全結果を見てみましょう。
紀平梨花 国別対抗戦女子フリー 結果は5位
<国別対抗戦 個人女子出場選手>
(日本) 坂本花織、紀平梨花
(ロシア) エリザベータ・トゥクタミシェワ、ソフィア・サモドゥロワ
(米国) マライア・ベル、ブレイディ・テネル
(フランス) マエベレニス・メイテ、ロリーヌ・ルキャベリエ
(イタリア) マリーナ・ピレッダ、ロベルタ・ロッデギエーロ
(カナダ) アレーヌ・シャルトラン、ガブリエル・デールマン
国別対抗戦 個人女子結果
フリー順位 選手 | 国 | フリー得点 | ショート得点 | 合計点 |
1 エリザベータ・トゥクタミシェワ | ロシア | 153.89 | 80.54 | 234.43 |
2 ブレイディ・テネル | 米国 | 150.83 | 74.81 | 225.64 |
3 坂本花織 | 日本 | 146.70 | 76.95 | 223.65 |
4 ソフィア・サモドゥロワ | ロシア | 138.84 | 68.61 | 207.45 |
5 紀平梨花 | 日本 | 138.37 | 83.97 | 222.34 |
6 マライア・ベル | 米国 | 135.17 | 70.89 | 206.06 |
7 マリーナ・ピレッダ | イタリア | 120.22 | 60.33 | 180.55 |
8 マエベレニス・メイテ | フランス | 114.22 | 59.45 | 173.67 |
9 ロリーヌ・ルキャベリエ | フランス | 107.71 | 62.53 | 170.24 |
10 ガブリエル・デールマン | カナダ | 107.48 | 64.33 | 171.81 |
11 ロベルタ・ロッデギエーロ | イタリア | 106.64 | 48.45 | 155.09 |
12 アレーヌ・シャルトラン | カナダ | 94.91 | 52.36 | 147.27 |
紀平梨花 世界最高得点の可能性
紀平梨花選手のプログラム構成は、世界最高得点を出せるものですが、
ショートプログラムで最高加点をもらった場合の得点は、94.50点、
現実的に可能なラインは86.00点くらいです。
フリースケーティンフで最高加点をもらった場合の得点は、181.05点、
現実に可能なラインは169.00点くらいです。
詳細はこちらの記事をごらんください
現実的に可能なラインの合計点は、255.00点くらいです。
両プログラムを完璧に滑ったら、これに近い得点が出ますので、本当にこれかたが楽しみです。
紀平梨花選手を今後も応援し続けます。