渡辺一平選手
こんにちは、kazeです。
自分自身が日本水泳界を引っ張っていく覚悟を持つ渡辺一平選手。
メディアにも、NHK BS1の「アスリートの魂」や、TBS系の「東京VICTORY」などに出演していて、その凄さが知れ渡りつつあります。
世界記録保持者として臨んだ渡辺一平選手の7月の世界選手権の男子200メートル平泳ぎ決勝では、世界記録を0秒55も更新されての3位となりました。
しかし、そのときの渡辺一平選手は今の力を出し切ったそうです。そして、「強いライバルがいて燃える、負けたくない理由になる」と力強く語っています。
悔しさをバネに猛練習を重ねて、東京オリンピックでの悲願達成に向けて、ライバルを猛追していきます。
「東京VICTORY」に出演の渡辺一平選手 ※バレーの栗原恵選手が登場
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そんな頼もしい渡辺一平選手について、経歴から強さの秘密まで紹介していきたいと思います。
渡辺一平(2020アスリート)の経歴や金メダルタイム!強い秘密は肩関節!
渡辺一平(2020アスリート) プロフィール 中学→高校→大学
まずは、プロフィールから。
生年月日:1997年3月18日(22歳)
出身地:大分県津久見市
身長:193cm
体重:78kg
血液型:A型
所属:トヨタ自動車
競泳種目:平泳ぎ
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渡辺一平選手は身長193cm体重78kgで、スポーツ選手としては申し分ないですね。
しかし、水泳の場合は上背があると水の抵抗が増えるので、かく回数を減らすことがポイントになるんです。その技術に優れているのが渡辺一平選手ということになります。
日本のスポーツ界にも190cmを超えるような選手が結構出てきていて、世界と比べても遜色ない選手を見ると、「日本も本当に変わったなあ」ってつくづく思います。
学校は、津久見市立第一中学校から大分県立佐伯鶴城高等学校へ進み、早稲田大学スポーツ科学部へと進学しました。
小2から水泳を始めて、中学時代はジュニアオリンピックカップに出場していますがまだこの頃は目立った記録は残していませんでした。
頭角を表してきたのは高校生からになります(ここからは後述します)。
兄弟は姉が3人もいます。4人兄弟の末っ子なので、さぞかし甘く育てられたと思ってしまうのですが、己に厳しい渡辺一平選手ですからそんなことはないですね。
ちなみに、家族で渡辺一平選手ほど背の高い人はいないようですので、突然変異かも。すみません、これスポーツ選手としていい意味で言っています。
そして、足のサイズは30cmとビッグです。これは水をかく面積が大きくていいですね。
渡辺一平(2020アスリート)の経歴や金メダル獲得のタイムについて
まずは、開花した高校生時代の結果ですが、南京ユースオリンピックに高校2年で日本代表に選出されて、男子200m平泳ぎで金メダルを獲得しました。
高校3年には、100m・200m平泳ぎで二冠を制覇して最優秀選手となりました。
2016年の大学2年のときには、日本選手権の男子200m平泳ぎ予選で2分8秒83の自己ベストタイムを出し、決勝で2分9秒45を出して2位に入り派遣標準記録を突破。2016年リオデジャネイロオリンピック代表の座を獲得しました。
リオオリンピック準決勝では、2分07秒22のオリンピックレコードを記録しています。
そして2017年1月、東京都選手権(北島康介杯2017)の200m平泳ぎ決勝で、2分6秒67の世界新記録を樹立しました。それまでの山口観弘選手の世界記録を0秒34も更新をするという素晴らしい記録です。
しかし、7月の世界選手権で早くもその新記録はロシアのアントン・チュプコフ選手によって塗り替えられました。タイムは、2分6秒12でした。このときの渡辺一平選手の記録は2分6秒73で銅メダルとなっています。
ということで、現在の200メートル平泳ぎの世界記録は、2分6秒12となりますので、この記録を越えることが金メダルがとるための目標タイムということになりますね。
渡辺一平選手はひじょうに燃えていて努力もしていますので、きっとやってくれると思っています。
渡辺一平(2020アスリート)の強い秘密は肩関節の柔らかさ!
平泳ぎは肩から泳ぎ始めるんだそうです。言われてみればそうかあって思いますが、知らない人からすると、「そうなんだあ」って思いますよね。
そのあとで手を広げて水をかきますが、そのときに背中よりも肘が後ろにいきます。
さあ、このときです。
渡辺一平選手は、実は体は硬いそうなのですが、肩はやわらかいんです。この肩甲骨から肩周りの関節の柔らかさを武器として、縦に水をかくことでより多くの水を捉えています。
普通は背中よりも肘が上に出ることはないところを、イメージとしては肘を上げる感じだそうです。
もちろん、これだけが優れているわけではなく、足りないところも努力に努力を重ねて習得してきています。
本人は練習が死ぬほど厳しいって言ってるほどですから、ほんとうにめちゃくちゃ辛いんでしょう。
最後に…
北島康介選手に憧れて、その後継者にも本人に指名され、次は自分もそうなりたいと思って努力を続ける渡辺一平選手。
調べてみて、水泳に対する姿勢が本当に素晴らしいことがよくわかりました。
東京オリンピックでは、北島選手のように金メダルと獲得して、違う名言を発して、一躍その名を全国区にの仕上げてほしいと願っています。
そして、現実に北島選手の後継者になる存在として期待しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。