NHKが、4月から放送開始の番組に起用する新キャスターを発表しました。有働由美子さんを筆頭に、NHKのアナウンサーからフリーになる方も多くなっている今、新しい布陣が見ものです。
この記事では、NHKの新しい顔となる新キャスター陣の紹介と、番組のポイントをまとめます。
NHK新キャスターはどんな人達?
新キャスターとして登場する番組は以下のとおりです。
「NHKニュース7」
「NHKニュース おはよう日本」
「歴史秘話ヒストリア」
「逆転人生」 新番組
「ニュースきょう一日」 新番組
NHK新キャスターを紹介
順に紹介していきます。
「NHKニュース7」 毎日19:00
平日、土日祝日ともに、キャスターを3人体制とするそうです。
平日…従来の鈴木奈穂子、高井正智の両アナウンサーのコンビから、高井正智はそのままで、瀧川剛史アナ、上原光紀アナの3人が担当となります。メインキャスターは、瀧川剛史アナです。
土日祝日…井上あさひアナと井上裕貴アナのコンビから、井上裕貴アナはそのままで、青井実アナ、池田伸子アナが担当となります。メインキャスターは、青井実アナです。
平日のメインキャスターとなる滝川剛史アナは、「より1歩先の情報が分かり、1歩先の視点が得られる番組にしたい。報道番組の中でも4番バッターと思ってもらえる番組にしたい」と意気込みを語っています。
瀧川剛史アナ Wikipediaより Twitterより 近畿大学附属高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業後、2004年入局。趣味は熱帯魚鑑賞・読書。2011年9月、30歳で男性アナウンサーとしては異例のNHKスペシャルでナレーションを担当するなど、30代前半はナレーターとしても活動。 ■現在の担当番組 ・正午ニュース(祝日を除く月曜~金曜) キャスター(2016年4月4日 – 2019年3月29日) ・午後1時台、午後6時(シブ5時休止の場合)のニュースも兼務 ・ニュース シブ5時内のニュース担当(17:30頃、18時(ニュースリーダー)) ・NHKニュース7 ニュースリーダー (2017年4月3日-2019年3月29日) ・もういちど、日本(ナレーション)※ナレーター降板扱いだが、現在も年に2回のペースでナレーション担当をしている。 ・その他、国政選挙開票番組パートキャスター、政局、災害、緊急報道対応 |
上原光紀アナ Wikipediaより Twitterより 宮崎県生まれで神奈川県横浜市育ち。慶應義塾中等部、慶應義塾女子高等学校、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、2013年に入局。嗜好・挿話…左利き。大学時代はフィールドホッケー部に所属。初任地は新潟局。2015年4月から2年間広島局の勤務を経て、2017年4月より東京アナウンス室に配属 ■現在の担当番組 ・ニュースウオッチ9(フィールドリポーター:2018年4月2日 – 2019年3月29日) ・首都圏ニュース845 (キャスター:2018年4月4日 -2019年3月29日) |
青井実アナ Wikipediaより Twitterより 松濤幼稚園、慶應義塾幼稚舎、慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校を経て慶應義塾大学経済学部卒業後、2003年に入局。嗜好・挿話…入局前にNHKでアルバイトをしていたことがある。学生時代には野球部に所属し、現在も草野球を楽しむ。祖父は丸井創業者の青井忠治。父の忠四郎は不動産関係の会社を経営。副社長は兄の茂であり、2015年7月フリーアナウンサーの山岸舞彩と結婚した。以前キャスターを務めていた「ニュースほっと関西」では、月曜に放送される「特ダネ!ほっとムービー」が気に入っている。 ■現在の担当番組 ・ニュースチェック11(メインキャスター:2017年4月3日 – ) |
池田伸子アナ Wikipediaより Twitterより 新潟県十日町市出身。新潟県立国際情報高等学校、お茶の水女子大学卒業後、2009年に入局。2011年3月の東北地方太平洋沖地震発生後、盛岡放送局に応援で派遣され、災害情報を中心にローカルニュースを担当。2016年4月より桑子真帆の後任で『NHKニュース7』のサブキャスターおよび『首都圏ニュース845』キャスターに就任。それに伴い、東京アナウンス室に異動となる。2016年4月の熊本地震発生後も、勤務経験のある熊本放送局に応援で派遣された。2019年4月からは、『NHKニュース7』の土日・祝日キャスターを務める。嗜好・挿話…初任地の熊本放送局では、契約キャスターだった大倉美智子が地上デジタル放送推進大使を務めていたが、池田入局前に同局の契約記者へ転身。このため、着任直後から、空席となっていた熊本局地デジ大使に指名され、同年7月24日には、他の大使たちと同様にアナログ放送終了2年前のPR活動を行った。特技は日本舞踊。2005年には「2006新潟県きものの女王」3人のうちの1人に選ばれ、新潟県知事(当時)の泉田裕彦と面会している。高校時代、陸上競技短距離走の経験がある。熊本局時代には、2012年2月19日に開催されたフルマラソン「政令指定都市移行記念 第1回熊本城マラソン2012」に出場している。 ■現在の担当番組 ・ファミリーヒストリー(司会進行:2017年9月27日 – ) ・コズミックフロント☆NEXT(NHK BSプレミアム) – ナレーション ・ワイルドライフ -(NHK BSプレミアム) – ナレーション ・さわやか自然百景(ナレーター:2017年8月27日 – ) ・おやすみ日本 眠いいね!(2018年6月10日 – )- 司会 ・音の風景(ラジオ第2・FM) – ナレーション ・ニュース・気象情報(不定期) ・ニュース645(日曜日・赤木野々花と隔週担当) ・大河ドラマ いだてん〜東京オリムピック噺〜 紀行・語り(2019年1月6日-) |
「NHKニュース おはよう日本」 毎日(月~金4:30、土6:00、日7:00)
土日祝は石橋亜紗アナ、新井秀和アナが担当します。
石橋亜紗アナは、「土日の朝ですから、きちんとニュースをお伝えしつつ、明るい雰囲気で」と意気込みを語っています。石橋亜紗アナは、部活の経験を生かして、Eテレの「ららら♪クラシック」(金21:00)も担当となります。
石橋亜紗アナ Wikipediaより ヤフーニュースより 東京都出身。女子学院中学校・高等学校、慶應義塾大学文学部人文社会学科英米文学専攻卒業。2014年に入局。2014年6月より研修を経て初任地となる熊本放送局に配属され、3年間勤務した。2017年2月16日に、新年度から大阪放送局でニュースほっと関西を担当することが発表される。嗜好・挿話…ハロー!プロジェクトと宝塚歌劇団のファン。大学時代には第35回福澤杯争奪全日本学生英語弁論大会の常任委員を務めた経歴がある。またテレビ朝日アスクに通っていた。 ■現在の担当番組 ・ニュースほっと関西(キャスター:2017年4月3日 – ) ・ニュース・気象情報(全国の定時ニュース)(午後2時:大阪局から放送した場合) ・関西のニュース(平日正午、午後3時5分等) ・ニュース845~関西のニュースと気象情報~(不定期) |
新井秀和アナ Wikipediaより 群馬県高崎市出身。群馬県立高崎商業高等学校、駿河台大学文化情報学部卒業後、2003年に入局。身長170cm。初任地は高知放送局で、その後、熊本放送局、福岡放送局を経て、現在は東京アナウンス室勤務。嗜好・挿話…自撮りが得意。趣味は歌謡曲を歌ったり、聴いたりすること。既婚。 ■現在の担当番組 ・NHKニュースおはよう日本(土曜・日曜・祝日)(キャスター)(2018年4月7日 – ) ・NHKニュースおはよう日本・関東甲信越(土曜・日曜・祝日)(キャスター)(2018年4月7日 – ) ・NHKニュース(午前10時:土曜・日曜・祝日)(午前9時:祝日)(2018年4月7日 – ) ・先人たちの底力 知恵泉 四代目店主(2018年4月3日 – ) |
「歴史秘話ヒストリア」 毎週水曜22:30
渡辺佐和子アナが担当します。いままでは、井上あさひアナが担当していました。
渡辺佐和子アナ Wikipediaより 日本女子大学附属高等学校、日本女子大学卒業後、2006年入局。挿話…小学校から女子校という環境下で育ったという。落語家の三遊亭とむ、歌舞伎役者の市川弘太郎、宝塚歌劇団雪組の千風カレンは幼稚園の同窓である。初任地の熊本局時代から、福岡局の番組でテストを兼ねた代行業務をこなし、2009年春の異動で正式に福岡の一員となってからは、東京アナウンス室へ所属となった守本奈実の後任として地上デジタル放送推進大使に着任。父は北里大学医学部外科学教授の渡邊昌彦(医学博士)。夫は財務省キャリア官僚で、彼女の熊本放送局勤務時代に、同じく熊本の税務署に赴任中だった夫と知り合い結婚。 ■現在の担当番組 ・関西のニュース ・ニュース845~関西のニュースと気象情報~ (不定期) ・すてきにハンドメイド(2018年4月~) ・新・ルソンの壺(2018年4月~) |
「逆転人生」 毎週月曜22:00 (4月1日スタートの新番組)
ドキュメント・バラエティー番組となる「逆転人生」を、杉浦友紀アナが、山里亮太さんと組んで担当します。この「逆転人生」は、理不尽な運命に翻弄されながらも希望を失わず、知恵と工夫で大逆転を成し遂げた人々の真実の物語を紹介する番組となるそうです。
※杉浦友紀アナは、メインキャスターとして周知であるため、割愛します。
Twitterより
「ニュースきょう一日」 月~金曜23:20 (4月1日スタートの新番組)
土日祝日担当だった井上あさひアナが担当します。
井上あさひアナは、以下の4つの「したい」を語っています。
「自宅でくつろぎながらスマホを片手にニュースをチェックする感覚で1日のニュースをまとめて分かってもらえるようにしたい」
「みなさんの明日がいい日になるよう役立つ番組にしたい」
「テレビとネットニュースをつなぐ架け橋にしたい」
「休み前の一時、1人1人にクリアに温かく伝える15分間にしたい」
井上あさひアナ Wikipediaより Twitterより 岡山県玉野市出身。岡山高等学校、お茶の水女子大学卒業後、2004年入局。高等学校在学中は野球部のマネージャーだった。中学と大学では箏曲(そうきょく)部に所属し、中学では全国大会3位入賞している。鳥取と広島の両局で地上デジタル放送推進大使を務めた。岡山県出身ということもあり、中国地方全域の地域番組で起用される機会も多く、地デジ大使としては民放各局の女性アナウンサーとともに広報活動をする。CMでは広島東洋カープのユニフォームを着用して地デジ放送開始をPRした。プライベートでもカープファンであることを公言している。趣味は2人の甥と遊ぶことと箏。人の顔を覚えることは得意であるが名前を覚えることは苦手。小学校と中学校の教員免許を取得していることから、「アナウンサーになっていなかったら、小学校の教師になっている」と明言している。ふだんからラジオを聴く事が多く、TBSラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』をタイマー録音して欠かさず聴いており、伊集院光本人に番組のファンである事を伝えている。 ■現在の担当番組 ・NHKニュース7 (土日祝キャスター、2017年4月8日 – )[5] ・歴史秘話ヒストリア (2016年4月22日 – )[6] |
他にも、BS1「パラ×ドキッ!」を保里小百合アナが、BSプレミアム「ダークサイドミステリー」を片山千恵子アナが担当することが決まっています。これからのNHKの新キャスターたちの新しい風に期待です。