グリルグランド(浅草)の予約や行き方!坂本兄弟(老舗洋食三代目)物語!
浅草で家族3代、80年にも渡り受け継がれてきた味。これはまさに、昭和の初期からの変わらぬ懐かしい特別なもの。
グリルグランドさんは、昔からの常連はもちろん、平成、令和の新規顧客もファンにしてしまう下町洋食店です。
TBS系「情熱大陸」やマツコ・デラックスさんなど、テレビでも紹介されるほどの人気店となっています。
「食べたい!」、「美味しい!」を満たすためには、はるか遠方からだって訪れたいものです。
ということで、ここではグリルグランドさんに行って食べるまでのこと、三代目に当たる坂本さん兄弟のことなどを中心に、紹介していきたいと思います。
グリルグランド(浅草)の予約や行き方、予算やメニューについて
まずは、店舗情報から。
営業時間 ランチ 11:30~14:30(ラストオーダー13:45)
ディナー 17:00~21:30 (ラストオーダー20:30)
定休日 日曜・月曜
住所 東京都台東区浅草3-24-6
電話番号 03-3874-2351
店内はレトロな雰囲気で、ゆったりとお食事を楽しむことができます。1階はテーブル席が20席、2階には個室もあります。個室は貸し切りも受け付けています。
■ グリルグランドの予約
さて、では予約についてですが、とても人気があるのでふらっと入れる気がしませんね。普通は予約が必要なんだろうなって考えると思うんですが、予約はディナータイムだけ可能なんです。ランチは予約ができないんですね。
ということは、初めて訪れる場合などで確実に食べられるようにするには、開店11:30前に到着して、開店後にすぐに入店すればいいですね。
ランチは13:45がラストオーダーなので、13:00過ぎごろに時間ずらしの入店も良いと思いますが、絶対確実とは言えないと思います。
ちなみに、ディナーを楽しみたくて予約をする場合は、注意点がありますよ。
それは、単品での注文はできないってことです。サラダとかスープ、ドリンクなどを
一緒に注文する必要があります。これ、お店側からのお願いになっています。
■ グリルグランドの行き方
次は、行き方です。
グリルグランドは、浅草の繁華街ではなく、「裏浅草」と呼ばれる位置に存在しています。
東京メトロ銀座線・東武伊勢崎線「浅草駅」からは徒歩で8分ほど、
都営地下鉄浅草線「浅草駅」からは徒歩で10分ほど、
つくばエクスプレス「浅草駅」からは徒歩で8分ほどになります。
それぞれの浅草駅からはほどほどの距離にありますので、お腹をすかせて楽しみにしながら歩いていくのに、ちょうどよいくらいの時間ではないでしょうか。
お店は浅草寺の真裏にあたる位置にあります。ですので、浅草寺の境内正面の右側から裏に抜けていきます。進んでいくと「浅草観音堂裏交差点」に着くので、その道を渡って2本目いある一方通行を左に曲がるとグリルグランドが見えてきます。
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電車で行かれる方がいいですが、車で行かれる場合は、専用駐車場はないので、近隣の有料駐車場に止めるようにしてください。
地図
■ グリルグランド 予算について
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ランチは、2,000円前後で楽しめます。コースもありますが、その場合は3,000~4,800円くらいとなります。
ディナーは、予約なしの方はランチと同じ2,000円前後、しっかりディナーを楽しみたい場合は、5,000円くらいと考えておけば良いと思います。
少し値段は高めとなりますが、それは素敵な料理を考えれば、安いと感じる方もいることでしょう。
■ グリルグランド メニューについて
グリルグランドは、ほとんどの料理を注文を受けてから作り始めることを知っておきましょう。時間はかかりますが、その待っている間を楽しみましょう。
特におすすめのメニューは、もうおわかりの通り「オムライス」です。出来立てほやほやのアツアツはもうたまりません。
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オムライスは、伝統の味はもちろんですが、三代目の新しい味も出ていて、3種類の味を楽しめます。
「特製オムライス」は、デミグラスソースがかかっていてこれまた絶品です。
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「オムハヤシ」は、卵がふわふわの半熟状という点がポイントです。
ライスとパスタのメニューは以下のとおりです。
ハヤシライス 2400円
シーフードピラフ 1800円
オムライス 1300円
特製オムライス 1700円
オムハヤシ 2200円
トマトの冷製パスタ 1600円
ナポリタン 1500円
エビとカニのクリームパスタ 2200円
その他、前菜、サラダ、お魚料理、お肉料理、サンドイッチといったメニューもそろっています。
老舗洋食三代目の坂本兄弟について
■ 坂本昌一と坂本良太郎の兄弟
浅草の老舗洋食店として、「ご馳走は、世代を超えて愛されるー」という教えを受け継いでいる坂本さん兄弟。それぞれ紹介します。
兄の坂本昌一さん(1969年生まれ)
リクルートに25年間勤務していましたが、その後、思い切って退職。周囲の反対がかなりあったようです。
馴染みのお客さんを大切にしながら、増えてきている外国人客に対して、洋食の魅力を伝えるために、店の休憩時間を使って英会話学校にも通う努力もされています。
弟の坂本良太郎さん(1972年生まれ)
20年前に「グリルグランド」に入店して、3代目シェフとして厨房で腕を振るってきました。しかし、なぜ弟さんが厨房に入ることになったのでしょうか。
それは昔、父親の「キャベツの千切りテスト」というのがあったことに起因するようなんです。
兄が高校3年、弟が中学3年のときのことです。
2人で勝負して、切ったあとのキャベツを持ち上げた父が、兄の昌一さんに向かって「お前は向かねえな」と言ったそうです。
千切りのスピードは圧倒的に勝っていたにも関わらずです。どうやら、兄弟の性格的なことを見ていたようです。
それで、経営を学ぶつもりでリクルートの営業職をすることになり、本当は5年でやめるつもりがその5倍もいることになったと言います。
そして、オーナーシェフがキツイこともあり、昌一さんが経営面を担当することになったという流れのようです。
現在は、それぞれの役割分担でうまくいっているようです。
最後に…
グリルグランドさん及び坂本さん兄弟について紹介してきました。
美味しい料理はみんなを笑顔させることができるから、素晴らしいですね。
今後も、伝統を継承しつつ時代に応じた新メニューも開発して楽しませてくれたらと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。