永井彰一(田園プラザ川場)のwikiプロフや経歴!道の駅(群馬)収入や経営について!

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永井彰一さん(田園プラザ川場 社長)と群馬「道の駅」

こんにちは、kazeです。

 

 

道の駅「田園プラザ川場」は、永井彰一さんが経営立て直しをされて、さまざまなランキングで1位を獲得するまでになっています。

 

永井彰一さんの「道の駅のディズニーランド版をやりたい」という発想から生まれた、「道の駅なのにテーマパーク」という概念。11月7日(木)のカンブリア宮殿でも紹介され、テレビ東京では他の番組でも紹介されています。

 

そんな永井彰一さんの、プロフィール、経歴、経営手法、発想や考え方、そして田園プラザ川場の現状を紹介します。

 

 

永井彰一(田園プラザ川場)のwikiプロフや経歴!道の駅(群馬)収入や経営について!

 

 

永井彰一(田園プラザ川場) wiki風プロフィールや経歴

 

 

プロフィール

生年:1963年(56歳)

出身地:群馬県川場村

出身大学:法政大学法学部

 

「川場」は、永井彰一さんの生まれ育った場所なんですね。その経営は地元愛そのものなのでしょう。

 

永井彰一さんは、1989年に「永井酒造」に入社されました。

 

そこで社員として働き、1999年に永井酒造の社長となりました。これは、この酒屋の三代目にあたります。

 

その後、2012年まで社長職として永井酒造を牽引し、2013年に社長交代となり会長職に就いています。現社長は、弟の永井則吉さんです。

 

こうして、永井酒造は永井家が代々会社経営を続けてきています。

 

また、永井彰一さんは、2007年に田園プラザ川場の社長に就いています。ということは、5年間は永井酒造の社長職と兼任だったということになります。

 

この頃は経営が赤字に転落していたため、再建が急務となっていました。ここから、永井彰一さんによる田園プラザ川場の立て直しが始まりました。

 

こちら、川場村の冬の光景です。

出典:https://www.inpit.go.jp/content/

 

このような土地で、再建をはかっていったのですね。今では他県からもここを目当てに来る人も後をたたない人気となっています。

 

では、その田園プラザ川場(通称:田プラ)について見ていきます。

 

 

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永井彰一 道の駅「田園プラザ川場」について

 

 

「田園プラザ川場」は、年間190万人もの集客をしています。それは今だから「すごい」と言えますが…

 

かつては、このあたりは「何もない」ことで有名でした。そんな場所を活況ある場所へ変貌させた永井彰一さんの手腕は、話題になって当たり前と言える素晴らしいものです。

 

これは、これからの川場という地域にのみならず、日本中の田舎の人にとって希望を持てる話です。

 

川場って言う場所は、村ですからね。だから、約3,300人ほどしか居住していないんです。

 

そんな場所へ、田プラの設置!

 

2005〜2009年の5年間、関東における「好きな道の駅」で連続1位を獲得!

 

どんな改革をしたのか、間違いなく気になりますが、それは後ほど。

 

田プラはいつだって観光客で賑わっています。週末には1日1万人もの人手があります。2013年は来場者が120万人にも達したそうです。

 

出典:https://www.denenplaza.co.jp/

 

こんな田舎で、す、すごい(汗)

 

春の大型連休で、渋滞が近くのインターチェンジまで続いたことで苦情が出ることもあったそうです。

 

どうしてこんなに観光客を引き入れることに成功したのでしょうか。

 

簡単に言えば、施設が充実していて随所に工夫が施されていることと、こだわりの商品が多いことだと言えます。

 

・400人を越える登録農家が、朝採りの農産物を出荷(1日3回品切れ情報を流して商品を補給)

・「かわばんち」などのこだわり商品の提供

・超本格釜焼きピザがその場で頂けるピザ工房

・ここでしか飲めないし、買えない「川場ビール」

・地元の上州銘柄豚を使ったソーセージ

・構内工場作るできたての飲むヨーグルト

 

ちょっとあげただけでもこんなにあります。まだまだあるのですが、それだけ常識を越えた商品軍が並んでいるって言うことですね。

 

実際に行けば、好きな人は1日楽しめる場所だそうですよ。書ききれないので、行きたい~ってなった方は、HPはこちらです。

 

1日まるごと楽しめる!遊べる食べれる道の駅| 道の駅 - 川場田園プラザ
自然豊かな環境で一日中遊べて美味しいモノいっぱいのタウンサイト。地元の新鮮野菜・果物が買えるファーマーズマーケットや、地元食材を使用したレストラン、パン工房、ビール工房、カフェなどお年寄りからお子様まで楽しめます。

 

 

永井彰一(田園プラザ川場) 収入や経営について

 

 

川場村の第三セクターとしてオープンした田プラ。

 

赤字転落の窮地の打開は簡単ではありませんでした。当時の田プラは、

 

・パイロット事業という逃げ道

・薄い危機感

・コスト意識の欠如

・挨拶すらきちんとできない

 

こんな状況だったそうです。

 

そこで永井彰一さんは、徹底的に意識改革から取り組んだそうです。経営には行政の都合が入らないようにし、これから先の方針はすべて社長である自分が決める

 

こういった大きな決断をしていきます。

 

第三セクターがダメになるのは経営の観点が抜けているから。

 

この思いを胸に、多方面から経営者視点を育成していきます。

 

こんな努力の結果、意識改革が功を奏し、スタッフが仕事に誇りややりがいを感じるようになったことに加えて、若者の田プラへの永久就職希望者まで出てくるようになったのだそうです。

 

永井社長が就任してから、わずか1年後には田プラは初の黒字を出しています。田プラは広報用の予算が一切存在しないと言います。

 

なのにここまで大きくなったのは、東京の世田谷区との相互協力協定だと言います。これまでに川場村を訪ねた小学生と区民は累計185万人というすごさ。初年度参加者はすでに50歳になっているそうです。

こういった人たちの「口コミ」の力により急成長していったんですね。そして、その動きがついにはマスコミを動かして、「大きな話題」となっていったわけです。

 

では、トントン拍子にこれらの事業が成功していったのかと言うと、そんなことはないようです。人気商品が出来ていく裏側で、それ以上の失敗を繰り返していると言います。

 

何事もそうですね。しかし、永井彰一さんは一連の苦労の先のことをわかっているからこそ、地道な努力を続けてこられたのだと思います。

 

 

最後に…

 

こういった経営手腕のある方は、アイデアや考えがどんどん浮かんでくるようです。

 

山菜そばは売らない!

スイッチは外車の数

ボトムをつくらない

サービスやエンターテインメントはゴールがない

 

これらの言葉は気になると思うのですが、説明は省略させてください。でも、何となく言いたいことはわかると思います。

 

成功の要因は、ほんのちょっとしたところにあることはわかるのですが、それを実行できる人はごくごく一部です。その実行力こそが永井彰一さんの最大の成功要因だと感じました。

 

継続的に日本一の「道の駅」であり、牽引していく存在であってほしいと願っています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。