天才!人気!講談師の神田松之丞さん
こんにちは、kazeです。
100年に1人の天才と言われる講談師の神田松之丞(かんだまつのじょう)さん。新進気鋭の好男子(笑)としてテレビにラジオなどメディアにも引っ張りだこです。
それは、「チケットが取れない」ほどの人気です。
そんな神田松之丞さんについて、天才ぶりや人気の理由、学歴や経歴、家族や気になる年収などについてお伝えしていきます。
神田松之丞の学歴(大学高校)や経歴!天才で人気の理由は?家族や年収について!
神田松之丞 天才で人気の理由は?
■ スケジュールについて
神田松之丞さんは現在こんなに人気だっていうことをお伝えするのに、何が手っ取り早いかを考えたら、近々のスケジュールややっていることを書くのがいいと思いました。
ですので、まずはご覧ください。(笑)
- テレビ朝日「お願い!ランキング」出演
- 講談広小路亭
- 「二ツ目時代」独演会
- 徹子の部屋」出演
- 問わず語りの松之丞」
- 独演会(群馬)
- 新宿末廣亭 定席番組
- 松之丞カレンの反省だ!一時間スペシャル」出演
- 旅成金in黒部
- 独演会(栃木)
まあ、忙しいですね。売れっ子ですから当然といえばそれまでですが、ちょっと体が心配にもなります。
それで、天才で人気の理由の前に、そもそもなのですが…
■ 講談と落語の違いついて
講談と落語の違いっておわかりでしょうか。
私は明確に違いを言えなかったので調べましたよ。
まず、見た目の違いは、講談師の前には「釈台」という台が置かれているところですね。で、ざっくりとした違いは、落語はエピソード、講談はストーリーだそうです。?
落語は、庶民の日常を描いていて想像力の自由度が高い。
講談は、歴史モノが多く描かれていて元は釈台の上に本を置いて、その音読と解説をしていた。耳学問として発展していった。
落語って、笑いを取る仕掛けが話しの中に施されていますが、講談って、人の知的興味を引き出しながら聞き手を話の世界に引き込んでいきます。
これがわかりやすい違いではないでしょうか。
落語は、笑わせることを目的で会話が主体。講談は、興味を持つテーマをうまく話してひきつけるってところでしょうか。
なんとなく違いがわかりましたでしょうか。
■ 神田松之丞さんの天才性と人気について
では、「消えゆく文化」と言われていた伝統芸能である「講談」に再び光を当てた立役者である神田松之丞さんの天才性と人気の秘密について。
まず素晴らしい点は、まったく予備知識がない人であっても楽しめるエンターテインメント性に溢れたものであることです。堅苦しいイメージを払拭させた点が優れています。
その毒舌ぶりは何と言っても惹きつけられる要因であることは、誰しもが認めるところです。
もともと、神田松之丞さん自身が「講談が好きである」ことが原点にあるのですが、釈台(しゃくだい)や右手に持った張扇(はりおうぎ)や左手の扇子で釈台を叩いて特有のリズムを作るところがカッコイイんですね。
これ、見た目って言う点でかなり大切な要素です。そんな見せる「型」を考えている点も素晴らしいと思います。
そして、神田松之丞さんが若い頃に見た講談芸は、何か閉鎖的にうつったようです。お客の常連に向かって喋っている印象があったと言い、新規顧客を掴みづらい雰囲気になっていたと。
そこを変えていくために、よくわからない人に対して、本題に入る前に「中盤から愉快な場面が出てきますよ」とか「次は激しいアクションをお楽しみいただけるお話です」とかの補助が入ります。
「聴かせ屋だけだと業界は回らない」
この思いが、そうさせていると言います。伝統芸能という観点からすると邪道と言われるのかも知れませんが、時代は変わっているわけですから、こういった集客を考えた手法を取り入れていったことが功を奏しているわけです。
いきなり予備知識もない人に堅い話を始めても共感してもらいづらいという点は、どんな世界でも同じです。
それではその人はついていけないし面白くない。旧態依然とは言いすぎかも知れませんが、そんな講談に風穴を開けていったわけですね。
「置いていく美学」やその他もろもろ、本当に神田松之丞さんは考え抜いています。それだけ繊細なんだと思います。天才は努力の上にあるものだと改めて気づかせてくれます。
最後に、「置いていく美学」って言われてもよくわからないと思いますので、それについてお伝えしてみましょう。
講談で伝えることのうち、全部を100とすると、聞き手にどれだけわかってもらえるかっていうことなのですが、
100のうち、20くらいわからないことがある伝え方がギリギリラインだと言うんですね。
30わからないと、聞き手はついていけない感がちょっと多すぎると言います。それだと何を言っているかピンとこないってことになってしまう。
この聞き手を置いていく比率が今までは大きすぎたってことであり、それを見極めることが大切なんだと。
これは、本当に何にでも言えることです。
100のことを100伝えようとするのが、世の教師と言われる人たちだと思うのですが、この世界では「あえて少し置いてけぼりにする」ってことが絶妙なバランスにつながるんですね。
このあたりの考え方は、とても感心しましたね。さすがによく考えているなと。結局のところ顧客を第一に考えるという点は、繁盛しているところ全てに共通している点なわけですね。
別に堅くやること自体が講談の本質なわけではない
お客さんに喜んでいただくのが最重要
このモットーが神田松之丞さんにあるので、その言動が、天才と言われ人気を博す原動力となっていっているのでしょう。
神田松之丞のプロフィール 学歴(大学や高校他)や経歴について
プロフィール
本名:古舘 克彦(ふるたち かつひこ)
生年月日:1983年6月4日(36歳)
出身地:東京都豊島区
血液型:A型
神田松之丞さんは、大学浪人中に立川談志さんの独演会の高座を見たことがきっかけで講談師になることを決意。
当時は、談志さんの虜だったようです。
師匠は3代目神田松鯉さんで、2007年に入門しています。2020年2月には、真打昇進とともに6代目神田伯山を襲名しています。
【学歴】
出身小学校:豊島区立池袋第三小学校
出身中学校:豊島区立道和中学校
出身高校:聖学院高等学校
出身大学:武蔵大学経済学部経営学科
神田松之丞さんの講談動画です!
神田松之丞の家族や年収について
■ 家族について
神田松之亟さんの奥さん(妻)は、元出版社に勤めていた女性だそうです。1歳になる子どもがいらっしゃるようです。
講談師は、年齢層が高い職業でもあるためか、孫に周囲に自慢してもらえるようなおじいちゃんになりたいそうです。だから、講談師はずっと続けていく意志があるそうです。
神田松之丞さん自身は、小学4年生のときに父親を亡くしていて、一時は笑うことを忘れてしまったそうです。
その後、ラジオで聞いた落語に感動。人を笑わせ、自分自身も笑いを大切にするようになっていかれたそうです。このような生い立ちがあるので、さぞかし家族を大切にされているものと思います。
■ 年収について
講談師の年収は、落語家と同じ階級があるので、参考程度ですがお伝えします。
落語家
「真打ち」:650万円以上
「二ツ目」:約550万円
「前座」:360万円
まあ、現在は本業以外でも収入も相当な神田松之丞さんですから、これは参考にならないとは思いますが、本業関連だけでも数千万円は堅いところでしょう。
全収入となれば、さらにすごいことになっていると思います。まあ、ここまで人気が出ているのですから当然ですね。
最後に…
神田松之丞さんについて調べていて、益々活躍してほしいって思いが強くなりました。くれぐれも体には留意して引っ張っていってほしいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。