福田アナ 涙「モヤさま」卒業
テレビ東京で日曜午後6:30から放送の「モヤモヤさまぁ~ず2」で、3代目のアシスタントとして抜擢された福田典子アナウンサー(28)が、5月26日の放送を最後に約2年半のアシスタントを卒業することになりました。
モヤモヤさまぁ〜ず2
さまぁ〜ずのテレビ東京の紀行バラエティ番組。
略称は「モヤさま」や「モヤモヤ」
福田典子
テレビ東京アナウンサー
2019年4月14日放送分にてメインであるスポーツ番組に専念する為、番組を卒業すると発表。
福田アナ 涙「モヤさま」卒業
福田典子アナは、明るいキャラクターで悩みとは無縁のような存在ですが、抜擢された当初は悩みも多かったそうです。
反省と後悔の日々の中、試行錯誤を繰り返す中で変化が起きたと言います。それは「あの事件」…
福田アナ 涙 変化した「あの事件」
モヤさまファンならみんな知っている「あの事件」とは…
アシスタントになってから約10カ月が過ぎた8月の放送で、福田アナは顎に絆創膏を貼って登場しました。
このロケの数日前に雨で滑って転倒したそうで、顎の骨にヒビが入る大ケガでした。その時は救急搬送までされたそうです。
番組のプロデューサーたちから代役が検討されましたが、このときに福田アナは気合で強行出演しました。
「顎にボルトが入ったまま全力で自転車をこぐ」
この姿を見た視聴者は、心を掴まれました。
この事件を通して感じたことを、福田アナはこう話します。
「あの時はケガをしてごめんなさいという気持ちでいっぱいでした。口も開けられないので何もできないんじゃないかと思いましたけど、視聴者の方が面白いと受け取ってくれたことはうれしかったですね。今ではケガをして良かったくらいに思っています(笑い)。ケガの数日後にも関わらず、出演を許可してくれたスタッフの皆さんに感謝ですね」
まさに、怪我の功名となった事件でしたが、このことによって気持ちも少し吹っ切れたそうです。ただ、まだこれは第1段階とでも言えるくらいのものでした。
福田アナ 涙 さらなる成長
吹っ切れたことは良かったことですが、どうしても「さまぁ~ず」の存在が大きかったと言います。
何度も2人の懐の大きさに救われたと言います。
「『福田、もっと出てきていいんだよ。打席に立たないと塁に出られないぞ』『福田が出てきてくれれば、俺たちが面白くするから』
こんなふうに、ずっと見守ってくれましたそうです。それにより自分の悩みは一度忘れて、「2人と視聴者と一緒に楽しむ」スタンスになっていけたと言います。
番組卒業が決まってからは、初代アシスタントの大江麻理子アナウンサー(40)、2代目の狩野恵里アナウンサー(32)に報告をしに行ったそうです。
「大江さんとランチをして『3代目をよく務め上げました』と言っていただいた時には、やっぱり泣いてしまいましたね。狩野さんにはアシスタントになった直後からずっと相談に乗ってもらっていて、いつも『大丈夫だよ!福田らしくやっていれば』と励まされていました。しゃがみ込んでしまいそうな私の腕を引っ張って、立ち上がらせてくれたんです。」
「最初は転入生のような気持ちだった」
「大江さんが卒業するときに『宝物のような時間』とおっしゃっていたことや、狩野さんがあんなに泣いていたことが本当によく分かるなあ…」
このように語った福田アナは、目から大粒の涙をこぼしました。
福田アナ 涙 「卒業SP」は沖縄・久留米島
最後の出演となる5月26日の「卒業スペシャル」では、初登場の場所である「沖縄・久米島」を訪れます。
「最後のロケでは、こんなに凝縮されるかと思うくらい、たくさんハプニングが起きました。あと、さまぁ~ずのお二人と卓球がしたいとずっと思っていたんですけど、今回の沖縄ロケで実現できました。どこかのタイミングで卓球対決をしているので、見ていただけるとうれしいです!」
こう語る福田アナ。
ちなみに、ロケ地はこんなにキレイな場所です。
久米島の「ハテの浜」は、東洋一の絶景ビーチです。ここに詳しく掲載しています。見たら絶対に行きたくなること間違いなしの場所です。
最後の場所としては最高ですね。
福田アナは、最後のロケを終えた後、
「毎週あったさまぁ~ずさんとのロケがなくなってから、1週間が過ぎるのがあっという間ですね。その生活に慣れていくことに寂しさを感じています」
と語りました。卒業発表以降のオンエアにおいては毎週大号泣しているそうで、
「どんだけ泣くんだと自分でもツッコミを入れています」
それだけ思い入れの強い成長させてくれた番組だったのですね。
前の2人のアシスタントがすごかっただけに大変だったと思いますが、さま~ずの人柄の良さもあって乗り越えられたのだと思います。
スポーツを伝えることが夢だそうなので、その夢が叶う形になりますね。これからも益々頑張ってほしいと願いします。