東京カレー 最新・最先端
好きな食べ物で常にベスト5に入る国民食といえば、「カレー」です。それだけ、過去たくさんの日本版カレーが登場してきましたが、今またすごいカレーが続々と誕生しています。
東京カレー 最新・最先端 4激戦区とは
東京カレーは、非常に人気の店が多く、激戦となっています。いろいろな場所があり、やはり激戦区トップは神保町という声が聞かれますが、「林修の日本のドリル」で紹介された店はそれだけではありません。そんな激戦区の新規店や名店を紹介します。
ちなみに、「林修の日本のドリル」で紹介された4つの激戦区は、神保町、原宿、二子玉川、町田です。
東京カレー 最新激戦区 神保町
老舗も多い神保町。少し挙げただけでも…「スマトラカレー共栄堂」「エチオピア」「キッチン南海」「まんてん」「ボンディ」「カーマ」「ガヴィアル」「ジャズオリンパス」「Cafe HINATA-YA」「チャントーヤココナッツカリー」「鴻」「エブラック」「マンダラ」「ディラン」「パンチマハル」「ペルソナ」
こんなにたくさん人気店があります。そこにあえて、新規カレー店がオープンと聞けば、自信を感じさせますね。
アロマズ オブ インディア
東京都千代田区神田須田町1-21-4神田NKビルB1・1F
TEL 03-3255-6126秋葉原インド料理の名店「ジャイヒンド」のチーフシェフがオープンした店です。おすすめは、「チキンミルチ」で、ミルチすなわち唐辛子を使っていますが、ただ辛いのではなく、香ばしさがしっかりグレービーに定着しています。
Spice Box
東京都千代田区内神田1-15-12
TEL 050-3374-3184南インド・ケララ州コーチンの五つ星ホテルで修業した日本人シェフによる南インド料理店です。その味にファンが増えてきて人気が高まってきています。
ビストロべっぴん舎
カレーの老舗「デリー」の系の「柏ボンベイ」元店長が開いたお店で、「カシミールカ」の激辛はもちろん、 薬膳、エビ、牛スジといったオリジナルカレーも用意されています。新しいファンがつくこと間違いなしでしょう。
さて、ここで「林修の日本のドリル」で、ミュージシャンの縫田さんが紹介した神保町のカレー店を紹介します。
縫田さんは、毎日3食カレーを12年間続けているというツワモノです。スパイスカレーの革命という最先端の店とは…
桃の実
東京都千代田区三崎町1丁目1−14 三崎町 大島
電話: 03-5577-2879縫田さんは、桃の実はこれからの神保町を牽引する存在だと言います。その中でもがおすすめなのが「Wカレー」です。
「Wカレー」
スパイスを使っていますがまろやかな味わいになっている黄色いビーンズカレーと、刺激的な辛さの茶色いスパイスカレーの2種類カレーが盛り付けられています。そして、10種類のスパイスを調合していて、マスタードの種を加え、フレッシュな香りと程よい苦味が出ています。辛さは、自分の好みで調整できます。
東京カレー 最新激戦区 三軒茶屋
SUNVALLEY HOTEL
インドの味を完全再現している、日本ではあまり食べられない貴重なカレーです。本格的なインドのカレーを楽しみたければここ、です。
東京都世田谷区上馬1-15-10 オリエント三軒茶屋ハウス1F
東京カレー 最新激戦区 恵比寿
Boishaki
東京都渋谷区東3-16-10 三浦ビル 101
TEL 03-5422-6230「チキン豆カレー」やスパイシー系の「ビーフキーマカレー」など、スパイス感たっぷりのカレーがランチ限定で楽しめます。
東京カレー 最新激戦区 新宿
SPICY CURRY 魯珈
東京都新宿区百人町1-24-7 シュミネビル1F
TEL 03-3367-7111台湾料理の「魯肉飯」とインドカレーを合わせた今までになかったカレーです。カレーの常識を覆す味は、リピート必須だそうです。
カリガリ 間借りカレー
東京都新宿区新宿3-35-7 さんらくビル B1F
TEL 03-5369-8820「アキバ盛りカレー2」は、魯肉飯の肉や高菜を混ぜたり、酸っぱ辛いアチャールと一緒に味わったり、ボリュームもしっかりあって、リピート間違いなしです。
東京カレー 最新激戦区 吉祥寺
piwang
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-4 ハーモニカ横丁内
インスタばえするようなビジュアルと、それに負けない驚きの旨さが話題となっています。
東京カレー 最新激戦区 下北沢
他力本願寺カレー 瀬口家
東京都世田谷区下北沢2-9-17
メインメニューは、「他力本願寺カレー」で、4種類の味が楽しめるギミックカレーとなっています。まず酸味の強いレッドキーマを、次にブラックキーマを。1/3ほど食べたら、レッドキーマとブラックキーマを混ぜます。4/5ほど食べたらスープをかけて、スープカレーにします。
これにより、全く別印象のカレーへ変身して楽しめるというわけです。
東京カレー 最新激戦区 日本のドリルのあと3店
林修の日本のドリルで紹介されたお店は、まだ神保町の「桃の実」だけでしたので、あと3店を紹介します。
東京カレー 最新激戦区 原宿
原宿の最高峰と言われている「神2エリア」。ここは、「神2」=「神宮前2丁目」のことで、約300㎡の中に6軒ものカレー屋さんがひしめいています。
以前にあった「GHEE(ギー)」という有名なカレー店が閉鎖して、その店員さんが神2エリアでお店をオープン。また、その「GHEE」も「BLAKES(ブレイクス)」と命名して再オープンするなど、カレーの激戦区になっていきました。
その中で、カレー評論家である小野員裕さんが紹介してくれたのが、「ヨゴロウ」です。
ヨゴロウ
東京都渋谷区神宮前2丁目20−10 小松ビル1F
電話: 03-3746-9914唯一無二のチキンカレーを提供するという「ヨゴロウ」。なんと看板はありません。小野さんの絶賛は、「ほうれん草のチキンカレー」です。香辛料の鋭さと、濃厚なほうれん草味がするその味は、一切水を使っていないからできる技です。旨味が凝縮した濃厚ソースと、フライパンで炒めてカリッと香ばしいチキンが唯一無二というゆえんです。
東京カレー 最新激戦区 二子玉川
お洒落なお店が多い二子玉川は、特に女性におすすめ。このエリアでは、カレーも激戦となっています。
女性に人気のカレーとして、元NHKアナウンサーの内藤裕子さんが紹介してくれたには、「オクシモロン」です。内藤さんは、大好きなカレーを極めようとして、2017年に退局して現在カレー人生を歩んでいるほどのツワモノです。
オクシモロン
東京都世田谷区玉川3丁目17−1
電話 03-6805-6505おすすめは「和風キーマカリー」。ソースの中にひき肉を入れたカレーがキーマカレーですが、「オクシモロン」のそれは和テイストになっています。
ソースはひき肉の旨味が凝縮されていて、上にはたっぷりの和ネギと半熟卵をトッピング。濃い味の八丁味噌と香りのよい田舎味噌の2種類の味噌を使い、さらに燻製したカツオ粉を加えているところがオリジナルあふれる部分です。豚汁風にするためにゴボウも入れています。
カレーとお味噌汁の見事な融合が楽しめます。
東京カレー 最新激戦区 町田
町田駅周辺には30軒以上のカレー店がひしめく激戦区です。ここには、比較できないくらい美味しいカツカレーがあります。日本のドリル出演者全員が大絶賛したカレーです。
カレーライターの飯塚敦さんは、日本中のカレーを食べ歩き、ブログに掲載されているカレー記事は4700件以上と言います。その飯塚さんの紹介が日本一のカツカレーがあるというリッチなカレーの店「リッチなカレーの店アサノ」です。
リッチなカレーの店アサノ
東京都町田市原町田4丁目5−19
電話 042-729-7258おすすめは、そのまんまの「リッチなカツカレー」です。カツは、神奈川県ブランド豚「高座豚」を使用。カレーの邪魔をしないように細かいパン粉を使って、薄い衣でサクッサクに揚げています。普通と違って、ここのカレーはサラサラタイプ。サックサクのカツに、カレーの旨味を浸透させるためです。カレーはラーメンスープの作りを参考に、アゴ出汁や野菜を使った魚介系スープと、豚骨スープを混ぜ合わせたWスープをカレーに混ぜ合わせています。
絶対に一度は食べてみたい味です。
最後に、ランキングを掲載しようと思ったのですが、どれもが甲乙つけがたく、途中で断念することとなりました。それだけどこのカレー屋も美味しいということで、ご了承ください。
可能であれば、ぜひ全店制覇して食べ比べてみてください。